歴代最長政権。その要因の1つに「野党の多弱」を挙げる指摘は多い。 「安倍政権を、なぜ倒せないのか?」 野党の視点から展望するため、私たちは民主党政権の中核を担った4人にインタビューを行った。当時の幹部たちは異口同音にある言葉を口にした。 (政治部記者 宮里拓也 奥住憲史 並木幸一) 「長期政権となった要因は何だと考えますか」 私たちは、民主党政権を担った“元幹部”に率直な質問をぶつけた。 前総理大臣、野田佳彦。 与党民主党の幹事長を務めた小沢一郎。 外務大臣や民主党政策調査会長を歴任した前原誠司。 民主党政権で財務大臣を経験し、現在、立憲民主党の国会対策委員長を務める安住淳。 4人は、それぞれ、次のように答えた。 「野党がバラバラになって互いに足を引っ張っていることが一番大きな原因だ」(野田)

民主党内では、維新の党との再編に前向きな前原・元外務大臣らが、両党が解党して新党の結成を目指すべきだと主張しているのに対し、岡田代表ら執行部は慎重な考えで、今後、路線を巡る党内での議論が活発になることも予想されます。 民主党内では、細野氏や前原氏に近い中堅・若手議員らが中心となって自民・公明両党に対抗するため、民主党と維新の党が年内に解党して新党の結成を目指すべきだと主張していて、前原氏は、12日夜開かれた会合で「新たな旗のもとに集まって大きなものをつくっていく動きを、今こそ民主党はしなければならない」と述べました。 これに対し、岡田代表は12日の記者会見で、「党の執行部は私だ。私が申し上げているのは本質が変わらなければだめだと看板の掛けがえではだめだということだ」と述べ、慎重な考えを示しました。 民主党内では、維新の党との連携について、解党する手法は支持者の理解が得られないとして国会で統
民主党の海江田万里代表は24日午前、東京都内のホテルで菅直人元首相と会談し、離党を勧告した。参院選東京選挙区で党公認候補ではなく無所属候補を応援したことが理由だが、菅氏は拒否した。海江田氏は除籍(除名)処分も辞さない構えだ。 海江田氏は24日午後の常任幹事会で菅氏の処分を協議するとともに、自らの続投に理解を求める方針。さらに尖閣諸島をめぐり「中国側からみれば盗んだと思われても仕方ない」と発言した鳩山由紀夫元首相についても除名処分にする意向だ。常任幹事会の冒頭、海江田氏は「菅氏と鳩山氏の言動について、参院選に与えた影響があることを踏まえ、厳しく対処すべきであるという多くの意見をいただいた」と指摘。鳩山氏については「遺憾の意を表し、厳重に抗議したい」と述べた。 海江田氏は24日朝、党本部で細野豪志幹事長、大畠章宏代表代行、輿石東参院議員会長と協議。海江田氏は菅氏に離党勧告する考えを伝えたと
2013年07月22日23:07 カテゴリ法/政治 民主党は解党して出直せ 今回の参院選ではっきりしたのは、民主党が山本太郎のような泡沫候補にも勝てない泡沫政党に転落したということだ。その直接の責任は、党が公認しなかった候補を応援して分裂選挙にした菅直人氏にあるが、ぎりぎりまで公認調整もできなかった執行部にも責任がある。それなのに海江田代表も細野幹事長も続投というのでは、党の再建はおぼつかない。 もともと民主党は、鳩山兄弟や船田元氏などの「保守新党」構想に、社民党の残党が合流して1996年にできたもので、理念の上では保守を掲げながら、組織は労組に依存する中途半端な党だった。そこに自由党で行き詰まった小沢一郎氏が2003年に合流して集票組織はできたが、今度は小沢vs反小沢の党内抗争が始まり、また分裂してしまった。 いろいろな意味で、民主党政権は小沢氏がつくり、小沢氏がつぶしたようなものだ。自

政府は24日、首相公邸に幽霊が出るとのうわさについて「承知していない」とする答弁書を閣議決定した。安倍晋三首相が就任以降半年近くを経ても公邸に引っ越さないことを踏まえ、民主党の加賀谷健氏が提出した「(幽霊の)うわさは事実か」とした質問主意書に対して答えた。 旧首相官邸だった公邸は1936年、旧陸軍の青年将校が起こしたクーデター「2・26事件」の舞台となっており、「犠牲者の幽霊が出る」とのうわさ話が以前からある。
両院議員懇談会であいさつする海江田万里代表(左)=30日午後、東京・永田町の民主党本部(酒巻俊介撮影) 民主党は夏の参院選をにらみ、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判するビラを作成、30日の両院議員懇談会で配布した。 「『バブル』ではなく『実体経済』で経済を回復し、『格差』を縮小します!」「アベノミクスで皆さんの生活はよくなりましたか?!」などと記されている。反アベノミクスで党内の認識を統一するのが狙い。 常任幹事会も開き、海江田万里代表を委員長とする参院選マニフェスト作成委員会の設置を決めた。6月中旬の完成を目指す。
民主党執行部は17日、野田佳彦首相(党代表)が衆院選惨敗の責任を取って辞任表明したことを受け、22日に代表選を実施する方針を決めた。同日午前に立候補を受け付け、午後の両院議員総会で国会議員による投票を行う。党内では来年夏の参院選をにらみ、細野豪志政調会長や前原誠司国家戦略担当相など、知名度の高い議員の出馬を期待する声が出ている。 衆院選で57議席へ激減した民主党は、来年夏の参院選を反転攻勢への足掛かりとしたい考え。参院選の勝利により「ねじれ国会」を続け、政権を奪還した自民、公明両党に対抗する戦略を描く。 そのためには、参院選の「顔」として、ことし9月の代表選で出馬待望論が広がった細野氏の立候補に期待が高まっている。代表経験のある前原氏に加え、岡田克也副総理の名前も挙がっている。
福山哲郎・立憲民主党 @fuku_tetsu 【民主党政権で変わってきたこと その1】公立高校の実質無償化を2010年度に実現。経済的理由による高校中退者数が、09年1569人から11年951人に減少。中退者の学び直しも1000人以上増加。<コメント>自民党は終始バラマキと批判。政権をとれば廃止するのか。 2012-11-21 18:16:02 福山哲郎・立憲民主党 @fuku_tetsu 【民主党政権で変わってきたこと その2】学校施設の耐震化に注力。公立学校の耐震化率は2009年4月時点67%から大幅に上昇し、今年度予算執行時点で90%に達する見込み。<コメント>震災を経験し、必要性は言うに及ばず。加速化の手を緩めてはならない。 2012-11-21 22:41:57

「『ニコニコ動画』の生中継で野田首相の申し入れに受けて立ちます!」──自民党・安倍晋三総裁のこんな提案をめぐり、自民党と民主党が火花を散らしている。民主党はニコ生での党首討論は拒否する構えと伝えられる一方、「全てのメディアにフルオープンで行おう」と、ニコ生に限らず全メディアに開放することを自民党に提案したという。 ニコ生側は各党首に対し、11月29日にスタジオに来て政策を語ってほしいと要望している。安倍総裁は、野田佳彦首相(民主党代表)が総選挙公示前の党首討論について「わたしはいつでもどこでも結構だ」と語ったのを引き合いに、「ニコニコ動画の生中継で野田首相の申し入れに受けて立ちます!」とFacebookで宣言した。「テレビ局ですと各局の番組調整や公平性に問題があり、公示までの調整は難しい」と主張し、「相互に視聴者の方々の意見も反映される最もフェアな場所で決着を着けたい」という。 これに対し

国会論戦の席で「明後日解散する」と明言した首相は、おそらく憲政史上例がないことだろう。解散を求めていた自民党や公明党も予想だにしていなかった。民主党内でも、事前に知っていたのは岡田克也副総理、藤村修官房長官ら、ごく少数だったと言われている。輿石東幹事長ですら、当日聞かされたという。 大した決断である。「嘘つき」などという低レベルの批判は、これで一気に吹き飛んだ。自民党の安倍晋三総裁は、受けて立つとかろうじて見得を切ってみせたが、心の動揺はテレビ画面からも伝わってきた。 私の手元に、複数の閣僚経験もある自民党衆議院議員の政治資金集めのパーティーの案内状がある。日にちは12月17日で場所は都内のホテルとなっている。とぼけた案内状になってしまった。まさか12月16日の投票日の翌日に開くことはないので、中止になることは確実だ。 年内解散をあれだけ強く迫っていた自民党だが、実は腹の中では想定していな

民主党は6日、2009年衆院選の政権公約(マニフェスト)やその後の政権運営について、「反省点」を総括した「マニフェスト重要政策説明用資料」の原案をまとめた。 同党が衆院選で圧勝する原動力となった主要な政策の柱について、見通しの甘さや説明不足を認め、全面的に謝罪する内容となっている。近く最終案をまとめ、ホームページや集会などで国民に説明することを検討している。 原案は、細野政調会長らが作成し、6日の政調役員会で出席者に配布された。10日からの政策進捗(しんちょく)報告会で、この原案を踏まえ、国民に説明・謝罪し、理解を求める方針だ。 原案では、子ども手当など11の主要なマニフェスト項目と、社会保障と税の一体改革などマニフェスト以外の7重要政策について、「到達点と反省」などを記している。 「マニフェストの財源確保」の項目では、16・8兆円の財源確保について、「歳出、歳入とも見通しが甘かった」と認
「大変、屈辱的な言葉が飛び交っている。“自民党野田派”なんて言葉だ」-。民主党の鳩山由紀夫元首相は10日午前、自らが主宰する議員グループの会合で、野田佳彦首相の政権運営を揶揄(やゆ)した。党執行部は消費税増税で造反した鳩山氏の党員資格停止処分を3カ月間へと半減したが、懐柔効果は弱かったようだ。 鳩山氏は「政権の(垂直離着陸輸送機MV22)オスプレイの沖縄配備や、集団的自衛権の(行使容認に向けた)議論を見ていると、自民党野田派という言葉が外れているとはいえない」と強調した。消費税増税も念頭にあるとみられる。 また、鳩山氏は「党を統治できない状況で国を統治できるのか。(党に残って)党の体質を変え得るか挑戦し、そのことの是非で次のステップを考えたい」と述べ、将来的な離党を否定しなかった。
法案は先月、民主、自民、公明3党の修正合意により衆院通過したが、参院ではすんなり「可決・成立」といかない可能性も出てきた。自民党が野田首相に不満を強めているためだ。 「今まではシナリオ通りにいってるが、ドラマは参院で起きる」自民党の伊吹文明元幹事長は14日の読売テレビの番組でこう語った。伊吹氏は、衆院特別委の野党筆頭理事を務め、3党修正合意の「仕切り役」だった。増税は必要との認識から野田政権に協力したわけだが、この日はその姿勢を軌道修正する可能性を示唆した。 伊吹氏の言葉は「ブラフ(脅し)」では片づけられそうもない。11日夜、党の谷垣総裁と会食した際も、「首相は3党合意があるから参院はほっといても通ると思っているようだ。ずうずうしい」「何を勘違いしてるのか」と両氏は首相批判で盛り上がったという。自民党執行部は、消費増税への協力と引き換えに衆院解散への確約を首相に求めてきた。確約はとれて
民主党の前原誠司政調会長が23日、定例の記者会見で本紙記者を排除した。前原氏の言動を「言うだけ番長」と表現した本紙報道は「ペンの暴力」だと主張している。しかし、次期首相候補にも数えられる政治家のこの日の行動は、常軌を逸していると言わざるを得ない。 23日昼、本紙記者は人事異動のあいさつをしようと、前原氏と国会内で接触した。すると前原氏は「君に話があるんだ」と話し、記者を衆院議員会館の自室に連れて行った。 「ことあるごとに『言うだけ番長』と書くのはなぜか。(本社の)会長の名前で正式に文書で回答してほしい。それがなければ今後、産経には政策調査会の取材を認めない」 前原氏は記者にこう通告した。その上で「記事を読むだけで暗い気分になる。これは子供のいじめやペンの暴力の次元だ。回答が来るまでは記者会見も取材も認めない」と語った。 記者は事情を政治部上司に報告。前原氏に再度接触し、どういう内容の回答を
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