ベルマーク論争から半世紀近く経つが、PTAの「寄付」はいまだに続いている(写真:ミラタス/アフロイメージマート) 「学校って、本当にお金がないんですよ……」という言葉を、どれほど聞いてきたでしょうか。先生が忙しすぎるのも、PTAのお金で学校に必要な備品を買うのも、PTAが学校のお手伝いをすることも、この「学校にはお金がない」のひと言で、「仕方がないこと」とあきらめられてきました。 正直なところ、筆者もPTAの取材を始めたばかりの7、8年前は、このマジックワードを受け入れていました。インタビューをした校長先生に、「学校って本当にお金がないんですよ……」と温和な困り顔を見せられれば、「それは大変だ、子どもたちのために、PTAがある程度お金や労働力をカバーするのはやむを得ない」と思っていたのです。 しかしこの「学校ってお金がないんですよ」を、我々は一体、いつまで言い続けるのでしょうか。戦後20、

2020年2月28日に、文部科学省から「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業について通知」が出ました。それにより教育現場が対応に追われているところだと思います。 少しでもお役に立てればと思い、臨時休校となった学校を支援すべく動いているEdTech企業をまとめたので、ぜひ学校の先生方、お役立てください!(多くの先生方や保護者の方にも見ていただきたいので、ぜひtwitterやFacebook等での拡散をお願いしたいです!) EdTech業界全体が、全ての学習者や学校の先生方のために何かできることはないかって動いています。 ================= ・今回の取り組みについて、FNNプライムで取材をしていただきました。 ・今回の取り組みについて、自民党本部でヒアリングをうけてきました。 ================= ※2

全国の休校された生徒の皆さまへ 3/1より、N高のオンライン授業を無料開放 ~学習アプリ「N予備校」を無償提供~ 学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(以下、N高)および株式会社ドワンゴは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全小中高の休校要請を受け、3月1日(日)より、N高で導入しているオンライン学習アプリ「N予備校」を全ての方に無償で提供し、オンライン授業を無料開放することを決定しました。 また、オンライン授業を実施したいと考えている教員の皆さまに向けて、学習コンテンツの配信ノウハウのレクチャやアドバイスなどを行う無償サポートも開始します。 オンラインで、自宅で学べるオールインワン学習アプリで家庭学習支援 「N予備校」は、ドワンゴがN高と連携し独自に開発した、授業、教材(問題集・参考書)、Q&Aシステムが一つになった学習アプリです。インターネットを活用することで、いつでもどこでも学習を進め

“過酷な勤務なのに残業代はでない”いまや「ブラック学校」と呼ばれることもあるそうです。そんな中、文部科学省の役人は私たちにこういいました。「教員の給与は『優遇』されている」 それ、本当なのでしょうか。(社会部記者 荒川真帆)

まだそんな感じなんだよなぁ と思ったのがこれ。 近隣の中学校も制服は男女別になっていて、女子はスカート。男子はズボンのようです。 ◇ 遙か昔。わたしが中学生だった頃。「女子はスカートをはかなくてはいけない」ということに疑問を感じて「ズボンで登校したいです」と先生に言ったことがあります。なぜ、女子はスカートなのかと。しかもうちの中学校は制服ではなく標準服。つまり標準服なので着用の義務はなく「のぞましい」なのです。 日常的にズボンをはくことだって多い時代なのに、なぜ女子の制服はスカートなのか。当時、誰にどう言えばわからなかったので、担任や、教科担当の先生などに言ってみましたが、面倒くさがられ、先生の間をたらい回しされ、「生徒会に諮れ」と言われ、それも実行に移しそうなわたしに、「とにかくだめだから」と言う先生たち。 とうとう強面の体育教師がわたしに大声で怒鳴りました。 「そんなに男子と同じになり

2014年9月16日 18時49分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 巨大化する組体操ピラミッドに、名古屋大准教授が警鐘を鳴らしている 100人以上の生徒が参加する場合、最大200キロの負荷がかかる場合も 准教授の指摘に対しては、組体操の現実を一蹴しないでほしいとの反論もある 「組体操はいま、見世物としての性格を強め、巨大化・高度化、さらには低年齢化が進んでいる」――。名古屋大学大学院教育発達科学研究科の内田良准教授が2014年9月16日、「Yahoo!個人」に寄稿した記事が波紋を広げている。 内田氏は組体操の大型ピラミッドは、1人当たり最大200キロ近い負荷がかかっていることを独自に算出し、「これのどこが『教育』というのだろうか」と警鐘を鳴らしている。 高さ7メートルの10段ピラミッドも組体操は今もの花形演目として全国の学校で行われている。内田氏は各地の

2014-09-13 地方の公立男子校は阿鼻叫喚の地獄絵図だった 女子校出身者が娘を女子校に入れたがるワケのうちの一つかなあ。を読んで、「男子校だったけど、女子校に行きたかった」とコメントしたけど、本当に地方の公立高校の男子校は阿鼻叫喚の地獄絵図だった。 男子校しか選択肢がなかった 相馬市には相馬高校と相馬女子高校の2つの高校しかなかった。事実上、相馬市で高校に進学するならば男子校しか選択しがなかった。仙台や原町(現在の南相馬市)に通えば共学校があるが、田舎なので電車は1時間に1本しか無い。そのため、普通に高校に通うことを考えると相馬高校しか選択肢がなかった。 応援団によるシゴキ 入学した初日から、放課後に全員が強制的に残らされて応援団による校歌・応援歌・復讐歌の指導があった。応援団は竹刀を振り回してデカイ声で校歌を歌うように指導した。全員がデカイ声で歌えるようになるまで帰れなかった。私が

日本は、「学校」と「企業」が似たようなシステムになっていて、この二つが一時期めざましく成功したことがあった。もちろん今はそれが足枷になっているので、これからうまい手を打てなければ後に「失敗」として記録されることになるのかもしれない。 日本における学校や企業の特徴は、そこに所属しているということが何よりも重要になる「メンバーシップ主義」であり、その枠組みから外れれば人生オワタ\(^o^)/ということになりやすい。 これは何も人々の意識や感情の問題だけでなく、雇用の仕組みから賃金制度、社会保障などの部分がすべて「学校」と「企業」の「メンバーシップ」という仕組みの枠内で賄われていて、そこから外れた場合の公的なサポートが整備されていない。本エントリーは、河出ブックス『平成史』に寄稿された貴戸理恵著『教育-子供・若者と「社会」の繋がりの変容』を参考にしている。だが、僕はねじ曲がった解釈をしていると

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