新卒で入社した会社はちょっとしたベンチャー企業だった。 業界で有名なエンジニアも何人かいた。 僕は彼らと一緒に働くのが夢だった。 実力を上げていつか一緒に社内のプロジェクトで関わりたいと思っていた。 僕の周りにはあまりすごい人がいたことがなかったから、またとない機会だと思った。 そしてその人達の1人は僕が入社して一年と経たないうちに辞めていった。 その数カ月後にも、まるで後を追うようにすごいと思っていた人が2人も辞めていった。 あれっ?てなったのはそこからだった。 なんでだろうって思って部長に聞いた。 聞けばみんなそれぞれもっともらしい理由で辞めて行った。 でも何故か目の前の上司は苦い顔をしている。 「新しい場所で再挑戦したい」とか、「自分の力を試してみたい」、 「他の環境のエンジニアがどういう感じなのか知りたい」という理由はすごく前向きでありまっとうで、 「じゃあしょうがないじゃないです

「若い時の苦労は買ってでもしろ」という諺があるように、若いうちはとにかく苦労をしなければダメだ、というアドバイスをしてくる人がいる。主に、年配の方に多いように思う。これは、日本の典型的サラリーマンの価値観にはよく合致しているようで、若いうちに苦労することを嫌がったりするヤツはけしからん、俺が若い頃はもっと大変だった、でも苦労したおかげで今の俺がある、という説教はもはや老害テンプレ表現の域にまで達している。 僕は、この「苦労は尊い、若いうちに苦労することは意味がある」という主張には真っ向から反対したい。僕は「苦労」は過大評価されていると思っている。苦労なんてしないほうがいいに決まっている。避けられるなら避けられたほうがいい。 僕がなぜこんなことを書くのかというと、「若い時に自分が苦労したことなので、相手も同じ苦労をすればいい」という考えでは、何ら進歩がないと思うからだ。自分が昔苦労したことで

「教わっていない仕事はできない」と答えて何が悪いの!? Q&AサイトのOKWaveに、こんな相談が載っていました。質問者のgoemonn133さんは、上司から「急きょ会議に行ってくるから、この処理やっといて!」と頼まれました。新しい部署に異動してきて数日しか経っていない質問者さん。「この処理方法については、まだ教わっていないので、できません」と答えたところ、叱られてしまいました。 「『教わっていないからできません』で許されるのは学生までだ。社会人になってまで、そんなことを言うんじゃない。分からないなら自分で調べろ!」 回答者反発「絶対服従が当然。会社は小学校ではない」 結局その処理は、別の社員がやることになりました。もしかすると上司は「いいよ君は、やらなくて。他の人に頼むわ…」と言ったのかもしれません。しかし質問者さんは、頭ごなしに叱られたことに納得できないでいます。もしも、 「
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