ドイツ・ベルリンで開催されたIFAのプレスデー。ジャズ・トランペッターの日野皓正氏を招いたコンサートも催されたパナソニックの”Technics”ブランド再起動記者レセプションを終えた帰路、ベルリンメッセ南口駅のホームでは各ビジネス誌や業界紙の記者に「どのぐらい良い音なんでしょう?」と尋ねられた。パナソニックがTechnicsブランド復活をかけて投入した製品には、ふたつのシリーズがある。ひとつはシステムのトータル価格が約500万円となるリファレンスシリーズ、もうひとつはトータル価格50万円ちょっとでまとめられたプレミアムシリーズだ。 ローエンドモデルの名称がプレミアムなの?と訝しむかもしれないが、パナソニックの一般的なオーディオ製品に対して、音質を追求したプレミアム製品という位置付けである。一方のリファレンスシリーズは、”Technnicsの音”とは何かを示す基準となるモデルという位置付け

パナソニックが来年度にも、電子書籍などのコンテンツを手がける出版社の買収を検討していることが16日、わかった。一方で、血糖値測定センサーや補聴器、電子カルテ作成システムなどを手掛ける「ヘルスケア事業」は売却する方向で、すでに複数の企業などに打診しているという。パナソニックは業績回復に向けた構造改革を進める中で、重点分野を絞りこみ、事業の選択と集中を図る。 関係者によると、パナソニックは出版社本体の買収のほか、電子書籍を扱う部門単位での買収も検討している。国内外の複数の出版社と交渉を進め、早ければ来年度にも買収先を決定する見通し。コンテンツ部門を強化し、不調の消費者向けスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型端末などの販売を底上げする戦略だ。 パナソニックはソニーや楽天、紀伊國屋書店と電子書籍分野で連携しているが、目立った成果にはつながっていない。スマホを含めた携帯電話など、システム関
ソニーとパナソニックが有機ELテレビ事業で提携交渉に入ったと、5月15日付けで日本経済新聞が報じた。両社で技術を持ち寄り、テレビ用大型パネルの早期量産に向けて協力するという。提携が実現すればソニーとパナソニックが主力事業で提携する初のケースになるとしている。韓国のSamsung ElectronicsとLG Electronicsはともに、55インチの有機ELテレビを年内に発売する方針。一方、パナソニックは2013年度以降に50インチ以上の有機ELテレビを発売する計画を打ち出している。 ソニーの平井一夫社長は4月の経営方針説明会で、有機ELなど次世代テレビ技術では他社との提携も視野に入れるとの方針を示していた。ソニーは4月、有機ELテレビの量産で台湾台湾AU Optronics(友達光電)と提携交渉をしていると報じられた。 関連記事 ソニー、「有機ELテレビ量産でAUOと提携」報道にコメ

大手電機メーカー「パナソニック」と「富士通」、それに大手半導体メーカーの「ルネサスエレクトロニクス」の3社が、スマートフォンや自動車などさまざまな製品に使われるシステムLSIと呼ばれる半導体の事業を統合する方向で協議に入ったことが分かりました。 関係者によりますと、パナソニックと富士通、それにルネサスエレクトロニクスの3社は官民で設立した産業革新機構の出資も受けてシステムLSIと呼ばれる半導体の事業を統合し、新たな会社を設立する方向で協議に入りました。 システムLSIはスマートフォンや自動車のエンジン制御などさまざまな製品に幅広く使われています。 ただ、より性能の高い製品を製造していくには巨額の投資が必要なことなどから収益を上げるのが難しく、各社の事業は軒並み赤字に陥っていました。 このため3社は、システムLSIの事業統合について検討を進めることになったもので、統合すれば、国内でシステムL
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