「俺様による俺様のための俺様の劇場」。 監督や演出家は俺様。 俺の家族や友人は全員俺様劇場の役者か舞台装置。 俺の劇場を俺のルールで上演するためには嘘だって平気でつくぜ。 「こんにちは」「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」 ミリも思ってないけど動かなくなった舞台装置には油をささなきゃ動かないからな。 でも言うのは恥ずかしいからドーナツでも買ってやるか。 俺のルールを違反するやつは即廃棄、即退場、みんな敵。 みたいな。 それで頭のいい男なんかは親切や誠実を装って相手を支配、操作しようとする。 少なくとも自分の周りの男性はそんなやつしかおらんかった。 ちなみに周りの女性はみんな心から相手に誠実であろう、利他であろうとする、自責的な人ばかりだ。 なんでだろう? 父親も兄弟も夫も男友達もみんなそんなタイプだった。 遺伝?環境?本当の意味で誠実な男って存在するのか…? 追記 > 九州人かな?

うちの会社は親族経営で、部長もその一族なんだよ。 いずれは幹部になることが確定してる。 社内政治的にはほぼ無敵。 だが現場のことがまったくわかってない。 書類ひとつまともに読まない。 管理職って肩書きついてるけど名ばかりにも程がある。 今日の会議では新しい製品の仕様をどうするかって話だったんだけど案の定部長が無理難題を言い出した。 ちょっと待ってよと。 そもそも今出てるスケジュールでもギリギリなのにそこに追加機能ぶっこもうとしてる。 しかも納期はそのままで。 こっちは現場のリーダーだから開発のスケジュールは把握してる。 これは無理ですと何度も説明しても部長の返事は一貫して「でもできるでしょ?」の一点張り。 それでも重役も数人出席してる場だったから、あまり強く言い返すのも角が立つ。 でもこのまま黙ってたら現場が死ぬ。 だからたとえ話をすることにした。 「野球で必ず勝てる方法をご存じですか?」

最近割と生まれた町の役職を引き受けてる。 俺結構な歳になってきてて爺さんが見えてるけど、 最近になるまで仕事の都合とかで町の仕事からは縁遠かった。 勿論、町長みたいなのは農家だったり退職済みだったりの、ある程度年配者がやるもんだけど、 下っ端の役とかは現役会社員で比較的若い人でも順繰り回ってきて軒並み経験済みだったから 俺もそろそろやっとかないと世間様に顔向けできんなぁ、というところで引き受けてる。 今は隣組の副組長やってる。 先日春祭りがあって、副組長はのぼり旗と吹き流しを上げる役目だった。 それで早朝に公会堂に行って人が集まるのをまってたんだけど、 何となく知ってる顔の人が来たので子供の頃の記憶を辿って『確か、Tさんだったよな…』と思い、 「Tさんおはようございます」みたいに挨拶をした。 そしたらそいつふっと無表情になったと思ったらぷいっとそっぽを向いて前を素通りし、 顔も合わせずに煙

コロナ全盛期の頃の話なんだけど ワイは市民ミュージカル団体の代表をやっていて、新規参加者の募集もやってる 自治体管理の体育館を借りてやっているので、団員は自治体指定の方法で管理しなくてはならない コロナ全盛期では自治体もびびっていて 「体育館利用予定日の前月末までに利用者の『氏名・生年月日・住所・電話番号』を名簿化して提出しろ。その名簿に載っていない人間の利用は一切認めない。」と言い出した 従うしかないので、新規参加希望者の方からは会う前に『氏名・生年月日・住所・電話番号』を俺に申告してもらうことになった 直球盛り盛りの個人情報の塊なので、正直俺も知りたくないんだが、名簿を作れと言われたので作らざるを得ない 当然募集要項にはちゃんとその旨書いて募集している そんでとある女が応募してきたので、俺が 「じゃあ募集要項にも書いてますが、必要なので『名前・生年月日・住所・電話番号』教えてください。

私はかつて、田舎の小さな町で育った「ドブス」だった。鏡を見るたびに、自分の平凡な顔にため息をつきながら、それでもどこかで「努力すればなんとかなる」と信じていた。受験で一般入試で東京の有名大学に合格した。 大学に入学してすぐ、新橋のガールズバーで働き始めた。昼間は大学、夜は水商売。 客の酔った笑い声に合わせて愛想を振り撒きながら、私は内心で別の夢を育てていた。新しい顔で新しい人生を手に入れる。それが私の脱出計画だった。 何年かかけて貯めた金は、全部まとめて美容外科のカウンターに置いた。鼻を高く、目を大きく、輪郭はつるんと卵型。痛みと腫れに耐えながら、私は鏡の中の「新品の私」に初めて満足した。 整形後の顔は完璧とは言えなかったけど、少なくとも「ドブス」からは脱却できた。自信が湧いてきた私は、満を持して就活を始めた。そして驚くほどトントン拍子に事が進み、自分が生まれた田舎でもみんな知っている有名

いわゆる恋愛経験どころか恋愛したいという感情さえ湧き起こらないまま30を越え、同時になぜ結婚というものを人間はするのか、したいと思うのかがわからないまま現在まで、私は生きている。 交友関係もろくになく、あっても私と同様に二次元に狂うオタク仲間くらいで、年齢相応の聞くような「話題」にもとんと触れることもなく、ものすごく平和に生きていた。 見聞きしなければ、この世界に存在しないのと同じだった。 井の中の蛙のような生き方でいい。 それこそが一番の安心安全だ。 井戸の中にいれば、手元にある幸せを撫で回すことができる。 それで十分、幸せだった。 たぶんそういうものは私の人生に不要なんだろう。 給料は貯金など出来ない程度に雀の涙だが、それでも大好きなキャラクターを愛でて、まあまあここまで幸せに生きてきたのだから。 だが弟が結婚したことでこの平和にヒビが入り、弟に子が生まれたことで完全に崩壊した。 身内

俺はDCD(発達性運動障害)の傾向がある 診断されてないけど事例が当てはまりすぎる まあ、極端に体育が苦手だった人は大体当てはまるんじゃないかな そんな俺が体育の授業について思うことを書いていく DCDを自認するような人はみんなそうだと思うけど、体育の授業はみんなの前で恥をかかされる拷問の時間だった 主要教科では成績優秀で真面目な優等生の自分が、この世で一番ダメな人間の見本みたいに、何度も何度もできない逆上がりや跳び箱をやらされる いい学校だったから、誰も笑わないで応援してくれるが、それがまた辛い その応援には応えられないし、そんなことを自分は望んでいない チーム競技でも当然足手まとい いい学校だったから、だれもそれを責めないけど、はっきり俺のせいで負けたのだから、劣等感に潰されそうになる そんな経験を経て、成人する頃には立派な運動嫌いになっていた 転機は30歳少し手前のころ ヨガとマラソ

前のマンションでは管理人がいたし厳重に宅配ボックスも管理されていたんだけど 家賃高いしとちょっとランク落として引っ越したのが去年 そこにあった宅配ボックスは簡素なもので、4桁のダイアル式で、その全てが埋まっていた 一向に開かない宅配ボックス これはあれだ、開ける気がないか番号を忘れた開かなくなったかだと思って 管理会社に問い合わせたが何も対応してくれない 管理会社、ぐぐったらすこぶる評判悪いんだよね・・・ 2回問い合わせて、3回目問い合わせようとしたら電話ができなくなっていた、AIに軽くあしらわれる しょうがない、自分で開けるか、9999通りでしょ?いけるいける と思ってから8ヶ月かかった 1つ目は簡単に空いたんだ、一週間かからなかった、たぶん安物だからか、手応えで正解を導き出した 103のやつだ、俺は103の玄関前に何ヶ月放置されたかわからない荷物を置き配してあげた そこからが大変だった

社会人として働いて年数が浅い。 ほかの増田投稿者みたいにシャープな文章は書けないが、大学生だった頃のことを振り返りたい。 その時は都内の大学に通っていた。当時は二年生の春で、家庭教師に挑戦したのだった。それまでは塾で教えていて、正直下働きに近い扱いだった。教師と言うよりはアシスタント的な。教育学部をめざしていたので、是非とも子どもに教える経験を積んでみたかった。人生で初めて受け持つ子は、意外にもすぐ決まった。学内の求人を見て応募したんだっけ。 私は文京区にある大学に通っていて、謎の信頼があったんだろうか……男の子しか受け持てないと思ったら、普通に女の子を教えることになった。 当時、中三の受験生。高校の本試験はまだずっと先だったけど、この業界では遅いとかではない。 その子は、おとなしい子だった。親御さんの話によると、学校では喋らない子らしい。 実際、最初の面接?の時にお家のダイニングで三

発端は夫の浮気疑惑。 と言っても一枚のタオル。 朝、ソファの上に山積みになった洗濯物を畳んでいたら、見知らぬタオルがあった。 世の中の人間の全てがそうかは知らないが、うちは基本的にほぼ全てのタオルのブランドを統一している。だから見知らぬタオルがあるとすぐわかった。 夫に「このタオルなに?」と聞いた。 夫は「知らねえよ、お前が使ったんだろ」と回答。 この時点ではしらばっくれてるのかただイライラしてるだけなのかまだわからない。 わたしは「このタオルはうちのタオルではない。あなたが持ち込んだんじゃないのか」と聞いた。「あなたは知らないかもしれないけどうちのタオルは全てこのブランドで統一しており、違うタオルが紛れ込んだらわたしは気づく。このタオルを持ち込んだのはわたしではないし、あなたでもないなら、第三者が庭に侵入し、干してある洗濯物に紛れ込ませたか、家屋に侵入し洗濯物の山の中に紛れ込ませた、どち

ゲームなどのオフ会で会う人の中には高確率でハテブユーザーがいたりする というかそもそもチャットの段階で増田とかを投稿して面白がっていることがあるし、はてなはツールの一つとして使う層が自分の周りに多いので別に不思議ではない ただ、ブクマカっていう肩書をしている人は誰もいなかったし、会って話してもハテブの話題をする人は皆無だった チャットの中でそれとなく出た会話から察するに、ハテブという存在自体がアンタッチャブルであり、決して外部に漏らすタイプではないってのが共通意識だ あと、唯一仲良くなってハテブのことを語っていた人曰く「俺たちの代でハテブは終わらせなければならない」って感じには言ってた まあそのとおりだね これを若い人に勧めるなんて絶対にできないし、どんどん斜陽にしてサ終させるようみすぼらしくするしかない 追記 なんつうかさ、別にみんなハテブに強い思い入れなんてないっていうか よく利用して

うちの町は山奥の限界に集落。人口も少なくて、地元の人たちはほぼ外に出て行ってしまう。 残るのはおじいさんおばあさん、たまに仕事の都合で帰ってくる中年のおじさんくらい。 税収なんて知れてるし、毎年予算がカツカツらしい。ふるさと納税がお金を集めるには必要不可欠だけど、観光客が来るわけでもないし、売れるような名産品も特にない。 「うちはもう終わりなんじゃないか」なんて話を、幼子だった私の耳に何度も貼り付けてきた。 そんなときに町長が思いついたのが、ふるさと納税の返礼品としての「温泉券」だった。温泉といっても、うちの町には本物の温泉なんてない。 町長が考えたのは、ある意味での「入浴体験」だ。 つまり、町の娘たちが返礼品として、納税者たちと一緒に風呂に入るというもの。俗に言う“人柱”ってやつだ。 これが決まったとき、私たちの間でもざわざわとした噂が広がった。だって、誰もが自分が人柱になるんじゃな

6月初旬 喧嘩が増えてた。 私も、仕事が繁忙期なのもありイライラしていて、夫の些細なことが気になる。 ある晩に、夫から「気に入らないなら離婚」と言われる。売り言葉に買い言葉じゃないけど、私もカッとなってたので、「わかった近々離婚届持って帰るわ」と返す。 後悔してるんだけど、この時わたしは「もう夫のこと好きじゃないし、今後また好きになることもない」と言ってしまった。 でも、この時はただの口喧嘩で、お互い本気じゃないと思っていた。 そう思っていたのは私だけだった。 6月中旬 あれから何度か「離婚の話し合いしよう」「離婚届はまだ?」と言われていたが、繁忙期で疲れており、「仕事が落ち着くまで待って」と返していたら、次第に言われなくなった。 6月下旬 繁忙期が終わった。 頃合いを見計らってか、夫から「離婚の話し合いしよう」と言われる。この頃の私は離婚のことをすっかり忘れてたし、思い出しても「ただの口

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