2011年12月20日に発生したNTTドコモのspモード障害(関連記事)。一部のサーバーが処理能力不足に陥ったことが、なぜ「自分のメールアドレスが他人のものに置き換わる」という通信の秘密にかかわる事故に発展したのか。大きな理由の1つは、メールアドレスが端末固有のIDでなく、端末に振り出されたIPアドレスとひも付いていた点にある。Android OS端末がいったん3G網に接続したら、3G網から切断しない限り、端末のIPアドレスは変わらない。端末を再起動したり、あるいは3G網からWiFi網に切り替えたりしない限り、IPアドレスが再度割り振られることはない。家庭の固定網に接続したパソコンに近い仕様といえる。 この仕組みによって、Android OSにおけるIPアドレスは、一時的には端末を識別するIDとして使える。NTTドコモのspモードシステムの場合、3G網に接続して電話番号とIPアドレスをひ
![[続報]spモード障害、なぜ処理能力オーバーで「メールアドレスの置き換え」が起きたのか](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2fbed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fxtech.nikkei.com%252Fimages%252Fn%252Fxtech%252F2020%252Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%253F20220512&f=jpg&w=240)
NTTドコモ、無線LAN経由でのspモード・メール送受信可能へ。公衆無線LANオプションサービスも開始へNTTドコモは8日、2010年冬・2011年春モデル新商品の発表会を開催。合計28機種に及ぶ最新携帯電話端末の発表に加え、サービス面でも機能の拡充や新たな施策が明らかにされた。その一つがspモード機能の拡充と、ユーザーへのオプションサービスの追加だ。 まず、spモードのメール送受信が今後は無線LAN経由でも可能になる。これまでは携帯電話回線下でなければ不可能だったメール処理が無線LAN経由でできるようになることは、Wi-Fi運用をしているユーザーにとっては嬉しい措置。提供開始時期は2011年1月下旬~2月上旬を予定している。 また、spモード利用者向けにNTTドコモは公衆無線LANのオプションサービスを提供する。spモード・メールサービスの機能拡充はそれに合わせて実施されるもの。 公衆
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