はじめに仕事で使用することになった NestJS について、公式の NestJS Fundamentals Course やドキュメントなどで勉強を進めているのですが、新しい概念が次々と現れるため消化しきれなくなってきました。そこで、まず全体の俯瞰図をしっかりと頭に入れるために、公式ドキュメントの Overview に出てくる範囲の概念を図解して整理し、また各々の役割やプロジェクト内のどこにどのように設定していくかについてまとめることにしました (逆に、大枠とは関係ない部分については大胆に省きました)。 対象読者としては、簡単な CRUD アプリケーションなどを NestJS によって作成したことがあり、基礎的な概念や構成要素について何となくは把握したものの、どうもスッキリとは理解できていない気がする、というような方を想定しています。 この記事が自分のような NestJS 入門者のお役に

本書の目標は、本読者がNestJSをすぐに実務で利用できる(具体的に言えばNestJSで簡単なプロダクトを開発できる)ように、最短ルートに読者を導く一冊になることです。本書は、NestJSの網羅的なドキュメントではありません。取り扱う内容は頻出する機能に絞って、「実務でNestJSを扱うなら、最低限ここだけは理解しておこう」「これさえ押さえておけば実務でも安心できる」という観点で執筆しています。本書はNestJSを中心に取り扱いますが、実務上、必要になる知識としてJavaScriptやTypeScriptの仕様やフロントエンドフレームワークのReactやVueについても扱います。
こんにちは。ROBOT PAYMENTでエンジニアをやっております 牧野です。 今回は新規プロダクトの立ち上げに伴い開発言語からインフラ設計まで0→1でサービスリリースするのに必要な技術選定を行いました。 その際の選定理由や、実際に開発を進めていて得た所感などを書いてみたいと思います。 私は主にバックエンド(フロントエンド以外)を中心に技術選定を行っためそちらを中心に書かせていただきます。 チーム規模 選定技術TypeScript NestJSGraphQL PostgreSQLAWS App Runner まとめ チーム規模 バックエンドエンジニア2人フロントエンドエンジニア1人PM 1人 デザイナー1人 上記を1チームとして最短距離でリリースすべくスクラム開発を行なっています。 既存の請求管理ロボ開発においては、厳密ではないですがコンテナ運用や監視ツール、CICDなど機能開発

Posted on September 13, 2018 at 22:45 (JST) 今回はNestにて入力値チェックを行う方法について記載する。 Validationの概要 ValidationPipe導入 ValidationPipeのオプション 作成したコード [ nest-angular-sample: works/06_validation ] 動作環境 OS:macOS HighSierra ver. 10.13.4 Nodejs: v8.10.0 npm: 5.6.0 nest(core): 5.3.6 Validationの概要 Nestでは Pipes と呼ばれるデコレータにより、Request値をControllerで受け取るまえに任意の処理を挟み込める。 あらかじめ用意されている ValidationPipe を有効にすることで、入力値チェックや特定の型への変換
この記事は NestJS Advent Calendar 2019 3 日目の記事です。前日は @euxn23 による Module と DI の話でした。 これまで NestJS のはじめかたと Module と DI の話をしていきました。3 日目となる本日は、もう少し実際の開発に身近な機能である、DTO と Validation について紹介いたします。 tl;dr NestJS にはコアに Request Payload の型定義とバリデーションの機能が備わっている クラスベースの型オブジェクト DTO の定義によって、 Request オブジェクトに触らずに受け付ける型定義ができる DTO にバリデーションを敷くことによって、 Controller のメインロジックより前の段階で不正なアクセスを弾ける リクエストデータの検証について WebAPI を構築する場合、リクエストのデ

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