こんにちは、よしこです。 この記事では、わたしの所属する株式会社ナレッジワークで最近コードベースに取り入れた「エラーハンドリング漏れ防止の仕組み」について紹介します。 背景 「通信を伴うアクションに失敗しても画面にエラーフィードバックが表示されない」という実装漏れをしてしまったことがあり、今後こういうことが起きないように仕組みで防止したいと思いました。 「忘れてしまった」という問題なので、テストで担保するのも難しいように思いました。実装するのを忘れてしまっているということは、テストを書くこともセットで忘れてしまっているはずだからです。 「気をつける」「チェックリストを作る」のような人間が注意する方向ではなく、「嫌でも気付く」「忘れていたらCIが通らない」のように、必要なハンドリングを強制する形にできないか?と思いました。 課題 実行時に通信エラーが起きる可能性があり、ユーザーフィードバック

ということで、JavaScriptのフォーマッタのprettierの紹介です。React Confで紹介されてたものを色々試してみようと思って、まずはprettierを試してみました。 追記 2017/4/14: Prettier1.0(とMinor fixあてた1.1.0)が出ました。本記事の内容は1.0でもそのまま問題なく適用できました。 2019/7/7: prettier-eslintよりもeslint-plugin-prettierを使ったほうが良さそうです prettierとはJavaScriptのコードを整形してくれるフォーマッタ。他言語で言うとGolangのgofmtみたいなもの。 他のフォーマッタと比べて設定項目が少ないので開発者間で迷いなく共通のスタイルで統一される。 まだベータ。 1月にリリースされてから2ヶ月ちょっとでスター数6000超え。例えばeslintは3

[追記:]TypeScriptでESLintを使う方法も書きましたtech-1natsu.hatenablog.com TSLintではなくESLintを使いたい方はこちらもあとで読んでみてください。 なお JS with ESLint TS with TSLint この構成をお求めの方は当記事(下記)です。 Prettier導入するにあたって色々絡み合うものがあるので調べたりしたことをまとめておく。 基本的にリントとフォーマッタのどちらか片方しか使わないという場面は、リリースを意識したプロジェクトではあまりないと思うので、実質この組み合わせは必須のようになってくる気がしている。 それで、Prettierとはなんぞや…JSのコードフォーマッタで、、というPrettierの概要についてはググればめっちゃ出てくるので省略。 この記事は導入したいけどなにをどうすればいいんやという人向け。 と
人によって異なるJavaScriptの書き方もチーム開発では揃っていないと気持ちが悪いし、バグのもとに…。構文チェックツール「ESLint」を導入すれば、スタイルガイドに合わせたチーム開発が捗るそうですよ。 「リンティング(linting)」という言葉に聞き覚えはありますか? コードの潜在的問題を自動的に確認するためのツール(リンター)を使ったプロセスのことです。このようなツールを使用することで生まれる、重要なメリットがいくつかあります。 コードスタイルの一貫性を保つ:スペース、インデント、ブレース(波括弧)の配置などのコードスタイルの問題をリンターで確認できる。チームの同意を得たコーディングスタイルを設定ファイルに記述しておけば自動的に確認できる 潜在的エラーや良くないパターンを見分けられる:リンターは、重複変数、到達不能コード、無効な正規表現の可能性があるエラーを発見するため、より高度

先日、とりあえずEmacsでESLintを使う環境を作ってみましたが。 umi-uyura.hatenablog.com チェック内容を設定しておかないと意味がないので、基本的なものだけでも設定しておこうと思い、調べてみました。 設定ファイル雛形の生成 そもそも、これまでESLintの導入まで至らなかったのは、設定項目が多すぎて、使うまで時間がかかりそうという印象があったからでした。 ところが、どうやら.eslintrcの雛形を生成してくれる機能がESLintにはあるもよう。 eslint --init を実行すると、ウィザード形式で.eslintrcを生成できます。 $ eslint --init ? What style of indentation do you use? Spaces # インデントのスタイルはスペース ? What quotes do you use for st

We're excited to announce that ESLintv6.0.0 has been released: https://t.co/EO4ZrZIMYM — ESLint (@geteslint) 2019年6月22日 ESLint はJavaScript のための静的検証ツールです。コードを実行する前に明らかなバグを見つけたり、括弧やスペースの使い方などのスタイルを統一したりするのに役立ちます。同様のツールとしては JSLint, JSHint 等があります。 ESLint の特色は、 すべての検証ルールを自由に on/off できる 自分のプロジェクトに合わせたカスタムルールを簡単に作れる 豊富なビルトイン ルール (5.0.0 時点で 260 個) に加えて、たくさんのプラグインが公開されている ECMAScript 2015 (ES6), 2016, 201

最近周りでよく「AirbnbのJavaScriptスタイルガイド」が良いという話を聞くようになりました。ということで、自分もAtomに導入してみたんですが、これがなかなかいい感じです。多くの開発者の意見を取り入れられて作られているスタイルガイドで、特にReactやES6の構文チェックなどにも対応しているので、とても良い書き方の勉強になっています。けっこうお勧めだと思ったので、今回はAtom限定の話となりますが、ESLintを使った導入方法を紹介したいと思います。 ESLintとはESLintは、2013年6月にNicholas C. Zakas氏によってオープンソースプロジェクトとして公開されたJavaScriptの構文チェックツールです。個別にルールをon/offできたり、独自のカスタムルールを設定できたり、公開されている様々なプラグインを組み込んで使うことができたりします。 ESLin

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