Published 2025/04/13 05:59 (JST) Updated 2025/04/13 23:31 (JST) 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は12日、米国での生活に欠かせない社会保障番号を管理する社会保障局が、実際には生きている移民6千人以上を記録上、勝手に「死亡」扱いにしていたと報じた。トランプ政権は不法移民の強制送還に躍起になっている。法的に死亡扱いとすることで移民を窮地に追い込み、出国を促す狙いとみられる。 同紙によると、死亡扱いされた大半はヒスパニック(中南米系)という。13~16歳、70代~80代の移民も含まれる。ホワイトハウスはいずれもテロや犯罪と関わりがあると説明しているが、詳細は示していない。国土安全保障省や実業家マスク氏が事実上率いる「政府効率化省」が主導した。 社会保障番号は身分証明として扱われ、社会保障局のデータベースは雇用主や銀行、

米連邦取引委員会(FTC)は14日、消費者がサブスクリプション(定額課金)サービスや会員制サービスを簡単に解約できる「click-to-cancel(クリックしてキャンセル)」ルールを施行した。手続きを複雑にして解約しづらくさせたり、同意なく自動更新で課金が行われたりするサービスを禁止する。スマートフォンアプリやウェブサイトで消費者を惑わし不利な選択に誘導する操作画面の設計を「ダークパターン」と呼び、国内でも規制が検討されているだけに、消費者保護の強化につながると期待されている。 今回施行されたルールでは、消費者がサブスクを解約する手続きを「登録時と同じくらい簡単にする」ことを求めている。一定期間の無料キャンペーンを経て自動で有料課金に移行するなど、消費者が特定のサービスを明示的に拒否しない限り受け入れたとみなす「ネガティブ・オプション」は、課金の仕組みについて、サービス規約とは別に同意を

原告が「ディズニープラス」の契約をしていたことを理由にディズニー側が訴えを退けるよう求めている/Gabby Jones/Bloomberg/Getty Images/File ニューヨーク(CNN) 米ディズニーのテーマパーク内の飲食店で食事をした後に急死した女性の夫が、ディズニー側に過失があったとしてウォルト・ディズニー・パークス&リゾーツなどを訴えている裁判で、ディズニー側が原告の男性の「ディズニープラス」契約を理由に訴えを退けるよう求めている。 原告は、ニューヨークの医師だった妻を亡くしたジェフリー・ピッコロさん。妻は2023年10月にウォルト・ディズニー・ワールド内の飲食店で食事した後、激しいアレルギー反応を起こして死亡した。 訴訟の中でピッコロさん側は、飲食店でアレルゲンがないことを何度も確認してメニューを注文したにもかかわらず、妻は乳製品とナッツに対するアレルギー反応を起こして

アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズは、新型コロナウイルスをめぐる日本の現状について、不要不急の外出の自粛が呼びかけられても、いつもどおりの生活が続いているとして、「新型コロナウイルスの感染者や死者が少ないため、日本は油断している」と指摘しています。 記事には25日、ライブハウスに40人ほどが集まっていたとする写真や、花見を楽しむ人たちの写真などが掲載され、「東京都の小池知事が、不要不急の外出を自粛するよう呼びかけたにもかかわらず、日本の人々はこの警告を真剣には受け止めていない」と伝えています。 そのうえで、ニューヨーク・タイムズは、「新型コロナウイルスの感染者や死者が少ないため日本は油断している」と指摘しています。 このほか、ニューヨーク・タイムズは、日本の検査数が少ないと指摘し「日本では熱などの症状が2日から4日続いた患者を検査している」という日本の専門家の話を伝えています。 その

トランプ政権のもと、アメリカでは移民に対する反発や敵視といった感情が増幅しています。先月には南部テキサス州で男がヒスパニック系の移民を標的にして銃を乱射し、20人が殺害される事件も起きました。こうした流れに危機感を強めているのが、日本からの移民の血を引く日系アメリカ人たちです。ヒスパニックとの連帯の意思を示し、トランプ政権の移民政策に抗議する人が、いま増えているんです。(ロサンゼルス支局長 及川順) 7月、アメリカ南部オクラホマ州に、けさをまとった僧侶たちの姿がありました。と言っても、近くに寺院はなく、法要が行われたわけでもありません。 僧侶たちは、移民の収容施設の前で抗議集会に参加した日系アメリカ人たちです。地元のヒスパニックやネイティブアメリカンとともに、施設の閉鎖を訴えました。 同じ7月。西海岸のロサンゼルスでは、収容施設で移民の子どもが亡くなったことに抗議するデモ行進の中に、日系3

トランプ米大統領は8日、大統領権限で3千人の恩赦を検討していることを明らかにした。トランプ氏がこれまでに恩赦・減刑したのは、知り合いや著名人の求めによるものが多く、権力の乱用だとの批判が出ている。自身に降りかかるロシア疑惑捜査への牽制(けんせい)との見方もある。トランプ氏は主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出発する前、記者団に「3千人のリストがある。ほとんどが不当に扱われた人たちだ。多くの人たちを恩赦することにわくわくする」と語った。ボクシング元世界ヘビー級王者の故モハメド・アリ氏の名前も含めた。 だが、アリ氏はベトナム戦争時の徴兵拒否で実刑判決を受けたものの、最高裁で無罪が確定している。対象ではないアリ氏に言及するほど権限を使うことに前のめりで、「恩赦の権力は美しいものだ」と話した。トランプ氏は、人種差別的な…

米フロリダ州パームビーチにあるドナルド・トランプ大統領のリゾート施設「マーアーラゴ・クラブ」で食事を共にする安倍晋三首相(中央左)と昭恵夫人(右端)、トランプ大統領(中央右)とメラニア夫人(左端)ら(2017年2月10日撮影)。(c)AFP/NICHOLAS KAMM 【2月14日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が先週末、訪米中だった安倍晋三(Shinzo Abe)首相を迎え開いた夕食会の席で、北朝鮮のミサイル実験情報を受け取った両首脳が公衆の面前で側近らと身を寄せ合って対応を協議する様子を捉えた写真がソーシャルメディア上に投稿され、トランプ政権の機密情報の取り扱いに関する疑念が浮上している。 通常なら非公開の場所で高度機密としてなされるこの会話は11日、トランプ氏がフロリダ(Florida)州パームビーチ(Palm Beach)に所有するリゾート施設「マー

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