今冬に放送されているドラマでは、「独り勝ち」と言っていいでしょう。視聴率、録画視聴率、見逃し配信数などの各データで断トツのトップであり、ネット記事の数も、ツイッターのコメント数も独走状態の「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)。ネット上には「面白くて引き込まれる」「綾瀬はるかと高橋一生の演技が凄い」などと称賛の声が挙がっています。 しかし、気がかりなのは、ネットメディアの礼賛記事が乱発されていること。「勝ち馬に乗れ」とばかりに礼賛記事を量産し、そこにファンたちが集まることで、「面白くない」「見るのをやめた」と思う人が声を挙げづらいムードが生まれているのです。 もちろん楽しんで見ている人が多い作品であることは間違いないのですが、私の知る限り、業界関係者やドラマフリークの中には、「『天国と地獄』は推せない」という人が少なくありません。実際にこの2週間あまりで会話を交わした人々から、「悪くは

BPO(=放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会は、24日、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」について審議入りを決め、25日、公表しました。 出演者に痛みを伴う行為を仕掛けて、それを別の出演者らが笑うなど、「苦痛」を笑いのネタにする番組に対し、視聴者らから「不快だ」「いじめを助長する」などの意見が継続的に寄せられているため、審議入りするものです。 BPO青少年委員会が公募し、毎月リポートの提出を受けている「中高生モニター」からは、「笑わせるのが仕事の芸人であっても追いつめるのはよくない」などという意見がある一方、「本当にイヤならNGを出すはずで、私たちが勝手に『苦痛だ』と決めつけるのはあまりよくない」といった“擁護論”も見られます。 青少年委員会は、番組を特定せずに次回9月から実質的な審議を行い、委員会としての考えをまとめる予定です。

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く