1. はじめに 最近わけあってNodeのセキュリティ調査をしているのですが、今年の5月に開催された North Sec 2018 でセキュリティ研究者の Olivier Arteau 氏による 「Prototype pollution attacks in NodeJS applications」という面白い発表を見つけました。 この発表の論文や発表資料、デモ動画などもgithubで公開されていますし、ちょうどタイミングよくセッション動画も最近公開されました。github.com Olivier Arteau -- Prototype pollution attacks in NodeJS applications この発表で解説されているのは、悪意のある攻撃者が、JavaScript言語固有のプロトタイプチェーンの挙動を利用して、Webサーバを攻撃する方法です。 発表者は、npmからダ
Node.js Performance 改善ガイド Memory の場合 メモリリークかどうかを特定する メモリリークではない場合CPU の場合 どこの処理に時間がかかっているのかを確認する v8simple profiler flame graph を取得する File の場合 大きなサイズのファイルをどうしても扱う時Network の場合 keepalive を on にする その他: 全体的にパフォーマンスを改善するためにやること JIT が効いているかを確認する clusterが使えないか検討するC++ addons vsJavaScript libraries まとめ 参考資料 Node.js Performance 改善ガイド この記事は Node.js 2 Advent Calender の 5日目の記事です。 qiita.com Node.js のパフォーマンスに

(最終更新:3月24日16:50ごろ)事件の流れ kik の作者が同名の会社 KIK の弁護士特許出願代理人からパッケージ名を変更するよう要請される 作者が拒否したところ弁護士代理人は npm の運営にコンタクトする 運営が作者の許可なくパッケージを unpublish するパッケージの所有権を移し替える 作者がこれに反発し自身が所有する270あまりのパッケージをすべて unpublish する I’veJust Liberated My Modules — Medium unpublish されたパッケージは npmjs.com からダウンロードできなくなる unpublish されたうちのひとつである left-pad に間接的に依存したパッケージが多数あったため世界中でビルドがぶっ壊れる npmjs.org tells me that left-pad is not availa
Node.jsはシングルスレッド、ノンブロッキングI/O、イベントループなどの特徴があり、「向いていること」と「向いていないこと」があると思います。 言語選定の際に使えるメモとして、Node.jsの構築事例も加えてまとめてみました。 Node.jsに「向いていること」 処理が短時間でイベント処理が重要なアプリ 例えば、チャットアプリなどの大量のアクセスのあるリアルタイムなネットワークプログラミングが得意 シングルCPUのサーバー シングルCPUの環境化でもその性能を十分使い切れるため、比較的性能の小さいサーバ上で大きなパフォーマンスを発揮できる Node.jsに「向いていないこと」CPU負荷の高い処理CPUリソースを大量に必要とするJavaScriptの処理を行うとイベントループが回らない状態になり、イベントハンドリングが行えない状態に陥る。このため、CPU処理が大量に必要とされるアプ

io.jsがリリースされてから早二ヶ月が経過しました。 io.js Evangelistの一人になりました。 @yosuke_furukawa です。 Node.js側との和解の状況へある程度話が進んできたようなので、ここらへんで一回振り返りましょう。 また、io.jsの最新情報は io.jsブログ にもまとまっております。そちらもご一読ください。よろしくお願いいたします。 io.js リリースからここまでの話 リリースから少しして、結局どうなっているかわからない人達もいると思います。一旦復習を兼ねてリリースから今まで何が起きているのかを解説します。 Node Foundation が設立 io.js がリリースされた後にちょうど NodeSummit と呼ばれる大きめのNode.jsカンファレンスがありました。 このカンファレンスでは、 Joyent のCEO である Scott Ha

既に12月22日ですが、このエントリーは、Node.js Advent Calendar 2014の13日目のエントリーです。 いや私が書くの遅れたわけじゃないですけど…(言い訳)、ちょうどタイムリーなネタがあるので、先日リリースされたNode-v0.10.34で発生した(現在も継続している)問題について携わった経緯を自分の目線で書いてみます。 追記:日本時間の12/24にNode-v0.10.35がリリースされました。 http://blog.nodejs.org/2014/12/23/node-v0-10-35-stable/本記事の不具合も修正されています。 1. Node-v0.10.34リリース直後にissue発生 先週12/17にNode v0.10.34 (Stable)がリリースされました。10月中旬にPOODLE騒ぎでOpenSSLに対応した Node-v0.10.33

ちょっとここ最近node.jsを騒がせてるnode-forwardについてまとめました。 node-forwardとは Node.jsを専門とするTechnical Committee(技術委員会)です。 nodeforward.org というサイトができており、簡単にそこに書かれている事を翻訳しておきました。 [翻訳] nodeforward.org Node Forwardとはオープンなコラボレーションを通してNode,JavaScript, それらのエコシステムを改善するために努力をするコミュニティです。 Nodeは驚くべき速さで成長しています。この成長はコミュニティが一定以上の規模になるまでに起きたいくつかの問題を先頭を切って解決してきました。 いくつかの問題は単純にアサインされるようなものだけじゃなく、リーダーシップとコントリビューターの自主性を要求するような問題でした。一方で
Node + MongoDB のアプリを立ち上げたい ある文脈で「HerokuはアカンけどAWSならええで」って言われたので、AWS使ってみた。AWSでは、EC2やS3などを使ってアプリケーションの実行環境を編成するわけだが、その管理ツールとして以下のサービスが用意されている。EC2やS3がリソースなのに対して、これらはあくまでツールまたはサービスといえる。 Elastic Beanstalk OpsWorks Cloud Formation できあがった構成 いじくってみた結果、最終的には App と Batch を Elastic Beanstalk withDocker でデプロイし、MongoDB を OpsWorks で編成できた感じなので、なんとなくメモにして残す。 AZ1 - App - Batch - MongoDB Primary AZ2 - MognoDB Seco

原文:Why I’m staying in with Node なによりもまず、T.J. に敬意を表したい。これからはGo を推していくという大ニュースと、Node.js への別れの挨拶 とに感謝したい。ある問題に長く取り組んできた人は、時期が来たら別の場所へ進んでいく。そして彼の場合は、それが「仕事にふさわしいツールを使う」ことだった。 いいね。尊敬せずにはいられない。あいつはできる奴で、ヤバい。 僕はというと、まだ Node.js との付き合いを続けている。まだざっくりとした未来しか思い描けていないけれど、僕はずっと昔からJavaScript に賭けてきたし、ああ、なんというか、英語みたいなものかな。JavaScript はあらゆる所にある。 もちろんこれは喩えにすぎないのだけれど、T.J. が指摘した Node.js の問題点は、僕たちが英語に対して抱く問題に良く似ていると思う。

Name : azuTwitter : @azu_re スライドをクリックでスタート、矢印キーでスライド移動、Escで一覧モードへ戻る
Sailsとは Sailsは米国オースティンにあるBalderdash社のMike McNeilさんを中心として作成されているMVCフレームワークです。スタイルとしてはRailsに近い形を取りつつ、最近のWebアプリ開発に向けたいくつかの特徴を持っています。 主な特徴としては WebAPIを簡単に作成し、公開できる リアルタイムWebなアプリケーションが簡単に作成できる Single Page SiteやMobileなどの多様なフロントエンドに対応できる といったようなものが挙げられます。 WebAPIについてはJSONベースのRESTfulなAPIが簡単に作れるようになっています(SailsAPIblueprints)。特にAPIを作るという意識をせずとも、generatorによって単純なCRUDならすぐにAPIとして公開することができます。ルーティングについても、この手のフレー
なんだこのプレゼンは? と思ったプレゼンをネット上で見かけた。Build WarsへのリンクJavaScriptのプロダクトをうまい具合にビルドするためのツール、 Gruntとglupを比較したプレゼンだ。gifアニメが多用されてるし、オサレでカッコイイ。 何使ってこのプレゼン作ってるんだ!?と思って調べてみたら、 このプレゼンの作者が自分で作っていた。 bespoke.jsというアプリだった。 bespoke.js bespoke.jsというプレゼンアプリを早速使ってみたい。 セットアップや、プレゼンのスケルトン作成って めんどくさいのかなと思ったんだけど、yeomanを利用して テンプレを作成する形になってて、 プレゼン作成準備に必要な手間は少ししかなかった。 bespoke.jsを使うまで bespoke.jsをセットアップするのに必要なツールは以下の通り。 node.js y

いやー、めっちゃ楽しかったわ、JSオジサン。 もう色々と感想ブログは出てるけど、僕も一言で感想を言うと以下の様な感じです。 #JSオジサン 楽しかった。ギャルにも会えたし、typescriptオジサンにも会えた。ECMA-262 Edition 5.1を読む本も貰えたし、じゃんけんに勝ってエコバックも貰えた。50-60位の中規模なカンファレンスだとやっぱり話が濃くなるから良かった。— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) March 27, 2014 実際名前は知ってても顔を見たことない人もちゃんと話したことない人も多くて、そういう人たちと知り合えたのがやっぱり大きかった。 僕が発表した内容 ここ最近、substack wayでモジュールを書くことを実践してます。本当は上のリンクにあるsubstack wayの話をすごくしたかったんですが、5分で伝えきれる
MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェアを紹介するブログです。2021年07月16日で更新停止しました おお、これは表示系のテストが容易になりそう! Seleniumは多数のブラウザを操作してテストを自動化できます。RubyやJavaなど様々なプログラミング言語向けにソース出力が可能で、各言語で作られたシステムと組み合わせることができます。 そんなSeleniumをnodeと組み合わせて使えるのがNightWatchです。書き方も使い方も柔軟で、これはテスト以外の用途でも活躍しそうです。 まずはテストの書き方。次のようなコードになります。 module.exports = { "Demo testGoogle" : function (client) { client .url("http://www.google.com") .waitForElementVisible("bod

Rails Girls Sapporo 2ndの裏側―準備の日々から見えた、私が得たもの / SAPPORO ENGINEER BASE #11

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