10年以上前の昔話であり、そんなこともあったのねという話。あるいはエンタープライズサポートってそんなことやってるのねという話。 カーネルメモリダンプLinuxカーネルをエンタープライズに使おうとした企業、富士通やIBM、日立といった企業がこぞってカーネルに入れようとした機能がカーネルがパニックした時に「なぜコケたのか」調べるための機能であった。その最たるものがメモリダンプだった。この機能はカーネルパニックが起きた後のメモリをディスクに吐き出す。この吐き出されたメモリイメージをダンプと呼び、これをデバッガに食わせて原因調査をする。 カーネルデベロッパはパニックが起きたら再現条件を探して理詰めでバグを探すのが得意だが、顧客先でパニックが起きたら「再現させてくれ」とは中々言えないのでこの機能はサポートには重要だった。そして、ダンプ調査の技を持つエンジニアも居た。 地雷型メモリ破壊パニック色々と調

1つ前のエントリ Query_time - Lock_time > long_query_time - takatoshiono'sblog で以下のように書いた。 ソースコードMySQL 5.0.96 で Lock_time が 0 になるのが気になったのでソースをダウンロードしてきて追ってみた。Lock_time で grep すると以下のコードに辿り着くので変数名を頼りに少しさまよってみたのだが、力不足で追いきれなかった。無念。 Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus) を読んで動的解析の方法を学習したので試してみる。MySQL 5.0.96 をデバッグモードでインストール kamipo/mysql-build ·GitHub を使って 5.0.96 を —with-debug でインストールした。 最初 sed で
サイボウズ・ラボの西尾 泰和さんが「エンジニアの学び方」について探求していく連載の第18回(これまでの連載一覧)。サイボウズ・ラボの光成 滋生さんにお話を伺うシリーズ(1)です。本連載は、「WEB+DB PRESS Vol.80」(2014年4月24日発売)に掲載された「エンジニアの学び方──効率的に知識を得て,成果に結び付ける」の続編です。(編集部) 文:西尾 泰和イラスト:歌工房 この連載では「エンジニアの学び方」をテーマにインタビューを行い、どういう「学び方」をしているのか探求していきたいと思っています。第2弾は、サイボウズ・ラボのエンジニアとして、楕円曲線などの難しい数学を使った暗号の論文を読んで実装したり、サイボウズが遭遇した問題の原因を掘り下げていって最終的にLinuxのバグを修正したり、と幅広い活動をされている光成滋生さんです。 光成さんが、どういうプロセスで問題の原因を

Fiddler の勉強会に行って来ました。 Fiddler は HTTP の通信データを観たり、書き換えたりする事が出来るツールです。 イベントページ はじめての Fiddler reloaded | Peatix http://peatix.com/event/55312?utm_campaign=recommend&utm_medium=email&utm_source=55312&utm_content=7893 資料ページ はじめての Fiddler http://www.hebikuzure.com/fiddler/ Fiddler Scriptデモ http://www.slideshare.net/hagurese/fiddler-script-38509440 書籍 実践 Fiddler 作者: Eric Lawrence,日本マイクロソフト株式会社エバンジェリスト物江修,

DevTools、使ってますか? もはやChromeじゃないと開発できないくらいに飼い慣らされています。 ブレークポイントやconsole.logなど基本的な使い方から、TimelineとAuditsを使ってのパフォーマンス計測などなど、DevToolsのポテンシャルは計り知れません。 個人的にはConsoleAPIが好きなんですが、今回はConsoleパネルで使える CommandLineAPI の使い方についてまとめてみました。 $_ $_には最後に評価した式の結果が保存されています。 Console上で計算を行なった場合や、$セレクタなどでDOMを検索した結果など、最後の結果が常に保存されます。 $0 〜 $4 $0から$4にはElementsパネルで選択した要素が5つ保存されています。$0が最後に選択した要素で数字が増えるごとに過去に選択した要素になります。 $0は特に使いや

Python のデバッガといえば言語そのものに付属している pdb がまず挙げられるけど、pdb は実行中の行以外を確認できなくて正直かなり使いづらさを感じる。 それ以外のPython のデバッガとしては、以前にこのブログでも winpdb を紹介しているし、それ以外だと Eclipse PyDev プラグインのGUI デバッガをよく使っている。 とはいえ、これら二つは動作に X Window System が必要だったり、プラットフォームとして Eclipse やwxPython をインストールしなきゃいけないのが結構手間になる。 今回紹介する PudB は動作に特別なプラットフォームが不要でなおかつ pdb より便利な CUI のデバッガだ。 インストールはいつも通り PyPI から PIP で。 必要に応じてsudo などする。
Gemfile の 「group :test, :development do」ブロックに書いている 個人的に最強な設定 を晒したいと思います。(2013/10/24 現在) 作業環境Ruby 2.0.0p247Rails 4.0.0 Gemfileに設定している内容 ※ コメントに随時変更したものを追記しますー group :test, :development do gem 'pry-rails' gem 'pry-doc' gem 'pry-stack_explorer' ifRUBY_VERSION >= '2.0.0' gem 'pry-byebug' else # 以下はRuby1.9の時のみ使う(pry-byebugの代わりに) # debuggerは1.9以下でしか動作しない, remote は byebug で使えないようになった gem 'pry-debugger

参考資料がすべて英語なので、日本語で情報がまとまってる場所が欲しいと思いこの記事を作りました。「俺もっと便利な機能知ってるぜ!」「こういうことできないの?」って思った人はコメント/編集リクエストをくれると僕の幸せのステージがどんどん上がります。 DevToolsの起動するショートカットキーは? 開くだけ F12, Ctrl + Shift + I (Win,Linux) Opt + Cmd + I (Mac) 要素の検証(Inspect Element)と同じ状態で開く Ctrl + Shift + C (Win,Linux) Shift + Cmd + C (Mac) Consoleタブが開いた状態で開く Ctrl + Shift + J (Win,Linux) Opt + Cmd + J (Mac) DevToolsって下じゃなくて右に持ってこれないの? Dock To Righ

あなたにとって重要なトピックや同僚の最新情報を入手しましょう最新の洞察とトレンドに関する最新情報を即座に受け取りましょう。 継続的な学習のために、無料のリソースに手軽にアクセスしましょうミニブック、トランスクリプト付き動画、およびトレーニング教材。 記事を保存して、いつでも読むことができます記事をブックマークして、準備ができたらいつでも読めます。

Javaでサーバアプリケーションを開発している場合に遭遇する問題に「Out Of Memory」がある。Javaアプリケーションが使用するメモリが増え続け、最終的に許容範囲を超えてJava仮想マシンがクラッシュする。この問題に対するもっとも簡単な対処方法は、物理的にメモリの容量を増やしてJava仮想マシンが利用できるメモリ容量を引き上げること、もうひとつは、クラッシュする前に定期的にアプリケーションを再起動することだ。強引な方法だが、実効性のある方法でもある。しかし、根本的に原因を解決することにはならず、何らかの原因でいつかOut of Memoryが発生する危険性が存在しつづけることになる。 根本的に問題を解決したい場合には、どの部分でメモリリークが発生しているかを追跡し、対象部分のコードを書き換える必要がある。そうした場合に参考になる記事が「Fix Memory Leaks in Ja
Reveal (http://revealapp.com/) なる iOS 向けのランタイムインスペクタなるものを知人のツイート経由で見つけた。ランタイムインスペクタとは何か ・・・ "Reveal brings the power of tools like Firebug and Web Inspector to iOS developers." ということでiOS アプリ用の Firebug みたいなのだと思えば良い。 動画を観てると確かにすごい。3D で動かしながら View の階層を手繰ってアプリのビューがどういう構造になっているかを見ていくことができる。更に動的にパラメータを変更して大きさや動きを変える、なんて Firebug のcss の編集みたいなこともできるようだ。ベータ版は無料のようだ。 これは捗る。RubyMotion で動かす ドキュメントを見てみたところ Re

オフラインWebアプリの再到来で今、再び注目されるAPIの本命 ーJavaScriptSQL-likedatabase
Eclipseの「Step Into」の挙動が設定によって変更できることを知っていましたか? 今回は、「Step Into」を始めとする「Step実行」の挙動を変更する「Step Filtering」の設定方法と利用例を紹介します。使えるかも、と思ったら人は、ぜひ導入を検討してみてください。 目次 1. 「Step Into」とは2. 「そこに潜らなくてもいいのに!」3. 解決策:Step Filtering3.1. 有効化3.2. フィルタ設定3.3. その他の設定4. 使い方5. 設定例1:どうでもいい標準ライブラリのコードに飛ばないようにする5.1. 問題5.2. 対策:無視するクラスを設定する6. 設定例2:ClassLoaderへのStep Intoを回避する6.1. 問題6.2. 対策:ClassLoaderをフィルタする7. 設定例3:単純なgetter/setterを無視す

Andreas Zeller 著、中田 秀基 監訳、今田 昌宏、大岩 尚宏、竹田 香苗、宮原 久美子、宗形 紗織 訳 『ビューティフルコード』『Making Software』の著者の一人であり、GNU Data Display Debugger(DDD)の開発者である著者が、なぜプログラムがうまく動かないかについて、効率的な原因究明とデバッグ方法を提案。なぜ「系統的」で「自動的」なデバッグが必要なのかの重要性を説き、そしてそれを実現するための手法として、差分デバッグ、科学的手法といった具体的なテクニックやさまざまなツールの詳細を紹介しています。デバッグ作業を効率化し、デバッグの苦痛を軽減するという著者の信念に基づいて書かれた本書は、多くのプログラマにとって福音となる一冊です。 序文 まえがき 1 章 障害はどのように起こるのか 1.1 プログラムがうまく動かない! 1.2 欠陥から失敗へ

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