家族は私のことを誇りに思っていてくれたし、私はニューヨークで暮らして働くという多くの人の夢も実現したのだが、それでもいつか仕事で失敗して全財産を失うのではないかという不安に縛られていた。 セッションアシスタントの仕事を2年続け、年収は4万2000ドル(約630万円)に増えていた。2015年、家族に緊急事態が発生し、私は2年間仕事を離れることになった。職場復帰できる状況が整ったとき、私はニューヨークに戻ったが、医療業界での仕事を中断して、方向転換することに決めた。 キャリアアップのために投資をした 私はファッション・インスティテュート・オブ・デザイン・アンド・マーチャンダイジング(theFashion Institute of Design and Merchandising)の準学士過程に入学し、美容業界のマーチャンダイジングとマーケティングを学んだ。学費は3万ドル(約450万円)だった

記憶喪失のモヒカン〜意識が戻ってからの記録〜9/2に報道された記憶喪失のモヒカン【田中 一(仮)】です 僕に関する情報が欲しいので、知り合いの方はXへ連絡頂きたです。 こちらへ僕が気がついてからの日々を載せていこうかと思います。 9/2 うどん屋さんが終わり、居住場所にてTV放送を見る まずは16:00のローカル放送だ 自分がTVに映っている事がとても不思議な感覚となる 取材した内容の放送なので、昨日を振り返っている様な、やはり不思議な感覚 次は18:00の全国放送 ローカル放送と雰囲気がまた違った感じで放送された 不思議な感覚は同じ その後、そのままニュースを見て19:00ごろに反響が気になり、自身の事を検索したYahooニュースに載っていた インターネット上の心無い言葉は気にならないし、出る事も分かっていたつもりだったので、コメント欄を覗いた 知り合いがコメント書いていないかなと 更
超重要追記 反響受けネット公開だって 前編 gendai.media 後編 gendai.media もう、本当にくらくらするようなニュースだった。 荒俣宏氏が蔵書を処分週刊現代2025年10月27日号。字を高齢者向けに大きくしたら内容も高齢者向けになって読むところがねえ、とさんざん悪口言ってきて、実際そうだと思うんだが、まれにそんな高齢者向け記事でも重要なものはある。 それがこれだ 週刊 現代 (2025年10月27日号) 講談社Amazon ※余談 この号の「カンボジア特殊詐欺集団にインタビュー」も話題。この号は神回? なんかこの週の週刊現代、カンボジア特殊詐欺、荒俣宏の蔵書処分、高齢者向けスマホの使い方と話題の記事の多い「神回」なんだな。 “週刊現代のカンボジア特殊詐欺グループ日本人リーダーの独占取材が赤裸々で興味深い『東北はカネが無く、関西は顧客の態度が悪くて…” https://

父が亡くなったのは、去年の十二月のことだった。 看取りの夜、病室から葬儀社に電話をかけたのが始まりだった。 ネットで調べて「小さなお葬式」という格安系の会社に連絡した。ホームページには“直葬:税込み139,000円~”とある。 思ったより安いなとその時は少し安心した。だが、それはほんの気休めだった。 病院からの搬送費がまずかかる。深夜料金が入って38,500円。 搬送先は提携の安置所で、冷却管理費が一晩9,900円。二日預けたので19,800円。 火葬だけのプランにしたつもりだったが、お別れ花が必要だと言われ最小単位で22,000円。 ドライアイスも一日分がついてくると思ったら追加で7,700円。 こうして気づけば総額210,000円になっていた。 「シンプル葬ですから」と営業の人は笑っていたが、こちらは頭が真っ白で、葬儀の相場感すら全くわからない。 そして火葬場の使用料は自治体によって違

今近くにいるんだけど、一緒に帰らない? そんなこと初めてだったからちょっとびっくりしたんだ。近くで用事でもあったのかな?って思ったけど、声のトーンが軽かったから特に深刻な雰囲気でもない。 合流したら「歩いて帰らない?」って妻が言う。 会社から自宅までは電車で二駅。歩けない距離じゃない。 断る理由もないし、たまにはいいかと並んで歩き出した。 他愛もない雑談をしながら歩いて仕事の愚痴とか、今日の晩ご飯何にしようか?とかそんなことを話していると妻が言ったんだ。 今日テレビでしりとりやっててね、なんか久しぶりにやりたくなっちゃった。 いいねと歩きながらしりとり。久しぶりにやると意外と盛り上がる。 でも大人になって改めてやってみるとなかなか終わらない。妻の番で「あ」が回ってくると、言い淀むように声を止めた。 それから少し間を空けて、妻は 「赤ちゃん」と答えた。 俺は反射的にん付いてるよーっ!ってテン

鉄男くんpart2 @tadahienator @nigihayamipoo @aya_nurse_2929 マツコさんが名言を述べていた。誰かと仲良く暮らすと言うことは、自我を半分にしなければうまくいかないと。 個人的な経験から言わせてもらうと、共依存か、あるいは自我を消して相手に完全に合わせると上手くいくのかも。 2025-09-02 20:48:28

15歳のころ神がいた。画面の向こうにいた。htmlタグでつくられたあわい色使いのサイト。エンターボタンを押した先で、神は大人気スポーツ漫画の二次創作をやっていた。漫画も絵も小説もかける人だった。なにも生み出したことのない私にとっては天上人だった。天才ってなんでもできるんだ、と中学生の私は思い込んだ。神の全てが正しかった。30000hitありがとう、と神が書いていれば30000hitってすごいんだなと思ったし、ヤニが切れたと神がブログにつづればヤニなんてかっこよすぎると思った。神は私の一つ上の16歳だった。今よりなにもかもがゆるい時代、彼女の二次創作では未成年のキャラクターたちがとうぜんに飲酒し喫煙していた。そのせいかもしれない。同じサイトの中にいるキャラクターたちと神を同じ階層で見るようになって、もう強烈に憧れた。 神がサイト内のブログにつづるファッションやほんのりにおわせる彼氏の存在も

※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係がありません。 ・男の生き様 あるポケモンオタクの男がいた。ヒョロガリメガネで理系のいわゆるチー牛だ。 「俺は他のオタクとは違う。いつかきっと何か大きいことを成し遂げてやる。」と信じていた。 何か人と違うことをして、何かで頂点に立つことが自分が生きる意味になるような気がしていた。そうしたら自分の承認欲求が満たせる気がしていた。 だか、1番になるのは難しかった。スポーツも勉強も上には上がいた。だから運要素や戦略の開拓によって勝算のありそうなゲームをしていた。大学に入ってからは勉強もろくにせずにポケモンのネット対戦とカードゲームを続けていた。同時にゲーム配信も始めその界隈でそこそこの知名度を得た。 最高成績はゲームの月間ランキングで100万人中20位、PJCSカード部門75位、YouTube登録者4000人、Twitterフォロワー80

今回の文章は以前に取り上げた「コスプレ事件の裏にある中国社会の多層構造」を逆側から見て、急速に発展した社会が生み出している歪みを解説したものです。 若者世代から見た老人世代の姿を紹介しながら、前時代的な価値観が現代社会にどのような影響をもたらしているのか、そしてタイトルの言葉に代表される価値観の変化をお伝えします。 以前にも取り上げたように、中国におけるZ世代(1995〜2010年生まれ)は、世界でも珍しい「三つの時代が同時進行する社会」を生きる世代です。現代的価値観を持つZ世代と、儒教的な家族観や地域共同体の考えが根強く残る老人のあいだでは、頻繁に衝突が起きています。 公共空間を占拠する老人代表的な事例として、つい最近に広州に住む方が投稿した「我在地铁站“怒怼”在里面乘凉遛娃的大爷(私は地下鉄駅で子どもを遊ばせるおじいさんを怒ってディスった)」を紹介します。 前提知識として、中国は共働き

もう二度と見れない映画だった。私は俊坊と同じ、伝統芸能の家に生まれた。生まれた時から私は家を継ぐ3代目であり、将来は決定していた。稽古が始まったのはいつからか覚えていない。物心つく頃には私は扇子を握り、摺り足で歩く事が出来ていた。将来は日本舞踊の先生ねとずっと周りに言われ、薄ら抱いていた違和感は気付かないふりをしていた。日常に常に日本舞踊があった。釣り女の太郎冠者、棒縛りの次郎冠者、道成寺の聞いたか坊主、私の生活には常に沢山の登場人物で溢れている。中でも一番好きなのは義経千本桜。歌舞伎座で真っ白な狐の義経に心を奪われた。両親の皮で出来た鼓に擦り寄り泣く子狐、いつか義経をやりたい。そんな事が目標になっていた。 いつも稽古は厳しかった。毎日5時間泣きながら身体中を打たれてやっていた。間違えると扇子が飛んでくる。泣きながら自分がなぜこんな家に生まれたのか稽古中に叫んだ事もあった。 バレエを習って

「結婚、する?」 数ヶ月前、まだ付き合ってもいない歳上の男に 私は逆プロポーズをした。彼との歳の差は、17歳。 あまりにも唐突な申し出だ。 その答えは 「ずるい!!僕から言おうと思ってたのに!!」 ーーー 彼とは、5年前に舞台の共演者として知り合った。 しかしコロナ禍のため 5年前:顔合わせのみで中止 4年前:稽古期間途中で中止 3年前:本番2日前で中止 もちろん飲み会等も一度もなかったので ほとんど喋ることもなく “顔は見たことがある”くらいの印象だった。 ーーー 親しくなったのは2年前、2023年の秋。 ようやく上演できた カクシンハン「シン・タイタスREBORN」にて 私はラヴィニアという主演の娘役 彼はバシエイナスという私の夫役で共演したことがきっかけだった。 シン・タイタスは座組全体で仲が良く、 コロナ禍が落ち着いてきた頃ということもあり 全員が、やっと人と話が出来る喜びに満ちて

話は母がガンになったところから始まる。 就職と共に家を出て2年ほどして、母がガンにかかっていることを知った。最初はガンと言ってもピンキリだろうと呑気に構えていたら、余命半年も無いらしい。 母が心配していたのは、典型的な昭和世代の価値観をもつ父のことだった。今でこそ男性も家事をするのが当たり前の風潮があるが、私の親世代は全く異なり、母は専業主婦で父は家のことは何一つ出来ないような人だった。 医者の話によると母は半年以内には亡くなる。その後、父がどうなるかを想像すると、 ・二人暮らしから一人暮らしになる(下手したら後追い自殺するんじゃね?) ・酒に溺れる(弱いくせに酒飲み) ・まともに食事をしないので体調を崩す(仕事が忙しいと昼食を取らないなどのため痩せ型) と、ろくな未来が想像できないため、仕事を辞めて実家に帰ってきた。 まだ社会人3年目だったため、不安もあったが、「親の余命が残り少なかった

さだまさし(73)は人生を振り返り、「こんなにしんどいことは、やりたくねえ」とつぶやく。波瀾万丈の道のりだった。ヴァイオリンの天才少年として期待され、13歳で単身上京。家業が失敗し、生活に苦労しながら学生生活を送るも、ヴァイオリニストの道をあきらめる。紆余曲折を経てシンガー・ソングライターとして活躍し始めると、映画製作で28億円もの借金を背負った。コンサートを重ね、30年かけて完済。まもなくソロ公演の回数は4700回を迎える。挫折をどう乗り越えてきたのか。(文中敬称略/撮影:近藤俊哉/Yahoo!ニュース オリジナル REDChair編集部) 「借金を返済したら、引退しようと思っていました。30代、40代と厳しいスケジュールをこなしてきたので、これが続くとも思えなかったし。返済して責任を果たしたら、いつやめてもいいだろう、と。だけど、東日本大震災が起きたんです。その時に、自分の人生を自分
みみくす @mimixmix うちの子ら&同級生見てると、最近の小学生って「人それぞれの事情」にガチで寛容というか、他人の行動や持ち物に対して「そういう人もいるしそうでない人もいる」が基本スタンスっぽくて、「みんな持ってる」を要求の理由にしないし、実際に「持っていない」ことで仲間外れにされたりもしない感じ。 2025-06-01 20:27:09

前回、家の解体について書いたので、せっかくですから中身、すなわち家具などの処理についても書いてゆこうと思います。 私の実家が解体を開始したのは、今年初め。決定したのは昨年夏頃ですが、そこから期限までに「家の中をほぼ空にする」というミッションが発生しました。しかし、まだ先だと思って仕事もあるので先延ばしにしていたら、ギリギリでかなりの地獄を見ることになりました。それは自分の怠慢が主な理由ですが、思ったよりも処理が進まない理由もありました。 手を付ける前の状況 私の実家は昭和初期に建てられた相当古い家で、住んでいたのは祖父、祖母の代から。そのため亡き両親のものはもちろんとして、すでに私の生前に亡くなっていた祖父、祖母の遺品どころか、さらにはそれ以上と思われる品物まで出て来ました。それこそ戦前の品物まで(これは一応保存してあるので、機会があれば写真でも載せます)。つまり押し入れなど置く場所がそこ
こんにちはあなたは、ソーセージがお好きですか? 私はソーセージが好きすぎて、ドイツへ飛びそのまま肉屋で働き始めた日本人女です この度、ドイツの肉屋で働き始めて1年が経ちました この1年間でどんな出来事があったのか、当時の日記やメモを見ながら振り返ることにしました 予めお伝えしておくと、この記事は非常に長いです(22000字超え) また所々肉の解体場面の写真(モノクロ)があります 苦手な方はご注意ください それでもいいよと言う方、一緒に私の初出勤からお付き合いしていただければ幸いです 2024年5月初出勤2024年5月2日 ガチガチの緊張と不安で戻しそうになっている私を、今の上司たちがにこやかに迎え入れてくれた オーナーでもある親方は180cmはゆうに超える身長、スポーツ選手のようなぶ厚い肩幅、握手してわかる何でもわしづかめそうなデカい手、ドイツ人らしい濃ゆい顔の作りの持ち主 153cmの日

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