こちら前回 思わぬ支流の存在、どこを流れているのかわかりにくかった流路など案外複雑だった矢上川上流部分でした。 宮前区宮前平付近まで下って本流1本にまとまり、水量も増えて川らしくなってきました。 これより下流は暗渠区間も少なく流路を追いかけるのも楽そうです。 前回の続きから 尻手黒川道路に残る矢上川の古い欄干撮影位置は異なりますが前回も写した欄干です。〈真っ黒やね〉 左が尻手黒川道路、前方のアーチ橋は東急田園都市線で向こうへすぐ宮前平駅ホームが続きます。 同じ駅ホーム先のほうから右にある駐輪場は矢上川流路上に設けたものです。 流れは駐輪場先で右にカーブして駅の下を潜り、反対(南)側へ出ていきます。 駅ホーム東側へ出てきた流れ(宮前区宮前平1丁目) 宮前平4号橋上から背後に駅ホーム、そしてこちら側にも流路上の駐輪場があって、そこをぬけて流れが顔を出したところ。 これよりしばらく道路が流路に沿

中国雲南省の「石林」のような石灰岩の風景は、太陽系の他の惑星では見るのが難しいだろう。なぜなら、地球の生命体が石灰岩を大量に生み出しているからだ。(PHOTOGRAPH BY CHAD COPELAND, NAT GEO IMAGE COLLECTION)2023年9月25日付けで科学誌「ネイチャー」に発表された論文によると、科学者たちは最近、月の裏側で驚くべきものを発見した。衰えて長い間活動を停止していた火山性カルデラの地下に、異常に熱い場所があったのだ。 このホットスポットは、花崗岩(かこうがん)に含まれる放射性元素によって温められていた。そして、驚きだったのは、花崗岩の放射線ではない。地球の花崗岩からも少しは放射線が出ている。衝撃的だったのは花崗岩の存在自体だ。 御影石とも呼ばれる花崗岩が地球に大量にあるのは、地球に水が存在し、プレートテクトニクスが活発なおかげだ。だが、月にはこの
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「写ルンです」のレンズを再利用した「Utulens」がエモ楽しい >ライターwiki 「カメさんキャンプ」の思い出 子供時代の、ぼんやりとしていながらも、とても楽しい思い出がある。それが「カメさんキャンプ」だ。 あれはたぶん、僕が小学校3年くらいのころから2、3年連続してだったと思うんだけど、カメさんキャンプと呼ばれるキャンプ体験に参加した。 埼玉県日高市にある「高麗(こま)」という自然豊かな町が舞台で、高麗駅は、僕の家のあった大泉学園駅と同じ、西武池袋線の沿線にある。埼玉、秩父方面へ下ること1時間ほどの距離だ。 その高麗駅から、はっきりとは覚えていないけれど、子供の足で歩けるくらいの距離に「カメさん」というおじさん、いやお兄さんか?

区内に住む映像ディレクターの磯貝嘉広さん=人物風土記で紹介=が制作を手掛けた自然番組『さわやか自然百景 鶴見川 春から夏』が8月30日(日)午前7時45分〜59分ほか、NHK総合テレビで放映される。 『さわやか自然百景』は、日本各地の自然やそこに生息する生きものたちの魅力を約15分の映像に収めた番組。今回は鶴見川に生息するカワセミに焦点をあてながら、それを取り巻く河川の環境を撮影した。鳥が成長する様子、菜の花など季節の花を映す工夫をすることで、15分の中でも春夏の移り変わりを楽しむことができる。 都会と自然共存する川 磯貝さんは単に風景を映すだけでなく、都会に囲まれながら人の生活と自然が共存している様子を撮ることにこだわったという。「オフィス街に囲まれた川で、生きものたちが命をつないでいることに驚いた」と話し、画面には新横浜プリンスホテルなどのビル群を入れることを意識した。 磯谷さんは「自

女が「朝、ジョギングしていると梅の香りがする」などというので、おれは根岸森林公園でも梅が咲いているのではないかと思い、部屋を出た。猫が歩いていた。少し暖かくなってきて、猫が外に出る季節なのだろうか? このあたりは、車が入ってこれない路地なので、外猫には悪くない環境だろうと思う。 その割に、猫を見かける機会は少ない。ただ、今日はいきなり二匹見た。 アンテナ、そんなに曲がっていて大丈夫ですか? また、猫だ。日差しを浴びて目を開けていられない。 高いぞ高いぞ富士山。 一月下旬の日差しはばかにならなくて。 根岸森林公園。池の水を全部抜く必要はない。 なにやら。 梅は咲いていない。 少しだけ咲いている。サイタスリーレッド。 蕾があればまだいいほう。 ハトどもは枯れ草の中からなにかを見つけようと必死で。 切り株からはなにか生えてきて。 常緑針葉樹は緑で。 ヤブツバキの花は咲く。 ランドマークタワーは

イベントタイトルの「これが自由だ」は、岸さんは『メメモジャ』の連載第1回を読まれてTwitterに書かれていたひとこと。岸さんとメレ山さんにとっての「自由」とは――この春から新たな生活をスタートさせた方もいらっしゃると思います。そんな方の背中をそっと押してくれるような、人生における自由についてのお二人のお話です。 【ゲスト・岸政彦さんプロフィール】 岸政彦(きし・まさひこ) 社会学者。1967年生まれ、大阪在住。沖縄社会論、生活史方法論などを研究。主な書著に『同化と他者化──戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版)、『街の人生』(勁草書房)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社・紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『質的社会調査の方法──他者の合理性の理解社会学』(有斐閣・共著)、『ビニール傘』(新潮社・第156回芥川賞候補)など。 岸政彦(以下、岸) いきなり本題に入りますが、ぼくは
マンホールをプラ板にしたら5歳の娘が大喜びで駆け出した 2015-08-03 5歳になる娘がお泊りにハマっている。おい、そんなことしなくてもお前の日常自体おもしろいじゃないか。たとえばおまえがいつも通ってる道をプラ板工作にしたらほら、すごいよこれ。 もう親離れがきたか 5歳になる娘が友達の家に泊まりにいった。なかなか帰ってこないなと思ったら4泊5日だった。なんだそれは。久しぶりに会った朝には「お父さーん!」の歓声もなし。温度ゼロ。 早くも来たか。娘が父をすてるのはこんなに早く来るのか。お父さんはショックです。ついつい保育士への連絡ノートはいつもの二倍書いた。他人の家に泊まっててなにも書くことないはずなのに…… プラ板で絵をなぞって焼くプラ板工作。ちぢまっていいオブジェになる プラ板工作でおまえの日常をたのしくしてやろう そりゃ他人の家に泊まるのは非日常でたのしい。だけどそれなら今の日常をお
個人的に思うのだが、小説が映画化される時、映画が原作を越えることはほとんどない。大抵の場合、映画は原作のクオリティに及ばないのだ。まれに「この映画は原作を越えてるぞ!」と感じることはあるが、割合としては圧倒的に少数である。 その数少ない例の1つが、私(記者)は『スタンドバイミー』だと思う。スティーブン・キングによる原作も最高なのだが、映画はそれ以上に最高だった。そして何度繰り返し見ても飽きない、むしろ見れば見るほど新たな発見がある映画である。 そんな傑作映画、『スタンドバイミー』の撮影地が、今どうなっているか想像がつくだろうか? 実は、画像共有サイト「imgur」に、映画撮影時と現在の様子を比較した写真が投稿されているので、取り上げたい。 ・撮影は今からおよそ30年前 まず映画『スタンドバイミー』について簡単に紹介しておこう。この映画は、アメリカのオレゴン州で撮影が行われ、1986年に公開

前回、気軽にエラー画面を募集してみたところ、なんと集まった投稿が約70通。 これまで、いつか記事にしようと思ってひとりでチマチマ撮りためていましたが、自分で撮った写真の10倍以上の数が一瞬で集まりました。スゲー! というわけでその中でも僕がグッときたものを、より抜きでご紹介していきたいと思います。 ※中にはエラーじゃない表示の画面もありますが、総称として「エラー画面」と呼んでいきます。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:技術力の低い人が作ったロボット大集合 > 個人サイト nomoonwalk

上の景色、どうですか!すごいよねえ。 今回は、以前書いた記事を読んだ方から教えてもらった場所へ赴いた顛末をお送りしよう。脱線に次ぐ脱線。どうして知らない街はこんなに楽しいのか。無事目的地にたどり着けるか?
長崎より九州のローカルネタを中心にリポートしてます。1971年生まれ。茨城県つくば市出身。2001年より長崎在住。ベルマークを捨てると罵声を浴びせられるという大変厳しい家庭環境で暮らしています。 前の記事:島全体が廃墟へと向かってる島 > 個人サイト 長崎ガイド
自分の不注意で転んでケガをしても 「転ぶような道を作る方が悪い」 と文句をつける輩がいる昨今、世の中のいろんなものが過剰にガードされている。 ところがどっこい、壱岐に行ったら超弩級の危険箇所でも柵なんかまるで無いのだ。もう、ちょっと油断したら簡単に死ねる場所がウジャウジャある。 その凄まじさをレポートします。
十和田湖岸にキリスト像!? 水位低下で出現、話題に ※写真クリックで拡大表示します キリスト像に見える御倉半島西岸の岩(中央)=12日 秋の観光シーズンの盛期を迎えている十和田湖で、キリスト像のように見える湖岸の岩が話題になっている。普段は水中に沈んでいるが、ことしは少雨による水位低下で岩全体が出現、観光客から「キリストそっくり」「神秘的」などの声が上がっている。 キリスト岩があるのは青森県側の御倉半島の西側岩壁。遊覧ボートでしか見えない高さ2メートル、幅1メートルほどの岩の亀裂に、高さ1メートル半ほどの細長い石が立っている。 上端に生えるコケが肩まで垂れている長髪のように見えるほか、地衣と呼ばれる白いコケが顔を描くように付着。岩の凹凸は胸の前で手を合わせているようだ。 湖畔の宇樽部地区(青森県十和田市)でゴムボートの遊覧事業を行っている「グリランド」の佐藤貢代表(38)が昨年8月下
異世界としか思えない魔境「ソコトラ島」の写真17枚 ガラパゴス諸島やタスマニア島のように、外界から隔絶された地域では独自の生態系が育まれますが、インド洋に浮かぶソコトラ島もそのひとつとして知られています。 インド洋のガラパゴスとも形容される、独特の進化を遂げた現代の秘境をご覧ください。 1. ソコトラ島は北にアラビア半島、西にソマリアがある、インド洋の西側に浮かぶイエメン領の島。 2. そこには他の地域では決して見られない、奇観が広がっています。 3. なぜこれほどユニークな生態系を持つ島が、近年までさほど知名度がなかったのか不思議に思うかもしれませんが、1999年に空港ができるまで外国人の立ち入りが許されていなかったそうです。 4. そして2008年に世界遺産に登録されたことから、急に注目されるようになったとのことです。 5. なかでもひときわ異彩を放っているのが、この「竜血樹」と呼ばれ

福島第一原発の敷地内に並ぶタンク。増え続ける汚染水を貯蔵するため震災後に約1千基が設置された(26日、読売機から)=小西太郎撮影 東京電力福島第一原子力発電所周辺の上空を26日朝、本社機「みらい」で飛んだ。 国土交通省が25日、飛行禁止区域を半径20キロから3キロに縮小したのに伴い、飛行が可能になった。 原発に向かって北上し、6キロまで近づいた。高度300メートル。爆発で上部が骨組みだけになった4号機と3号機の原子炉建屋が見えてきた。敷地全体が白い雪で覆われている。4号機建屋内に、原子炉格納容器のふたがはっきり見えた。 海側に回ると、爆発しなかった2号機の原子炉建屋も圧力を逃がすパネルが落下し、壁にポッカリと穴が開いている。海岸沿いの建物の壁も吹き飛んでいる。 4号機の西側には、事故後に設置された青や灰色のタンク約1000基が整然と並んでいた。地下水の流入で増え続け、約12万トンに達した低
昨年、イギリスやスペインを旅して、「日本人メリット」についての本を書いてから特に思うのだが、品川はいろんな意味で日本的だ。 駅前の一等地にあった、昭和5年建築のレトロな「京品ホテル」が取り壊されたのは、一昨年のことだった。その理由が、バブル期のリゾートホテル経営などの失敗による多額の債務にあり、債権はリーマンブラザーズ証券の子会社に売却されたとのことだった。 その跡地には、なんとパチンコ店が今年1月にオープンした。武富士など消費者金融亡きあと、グレーゾーン業界の王者として君臨する「パチンコ」である。当局のお目こぼしにより、ニッポンにしか存在していない巨大な産業だ。 カジノが違法なのに、パチンコはグレーで一応合法、という歪んだ市場競争のなかで、駅前の一等地は当然のように「市場の歪み」から儲かってしまうパチンコ屋に買われた(武富士がボロ儲けしてたのと同じ理屈と考えていい)。 ロンドンやマドリッ

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