26日夜、佐賀県にある玄海原子力発電所の敷地内でドローン3機が飛行しているという情報があり、九州電力が原子力規制庁に通報しました。異常情報はこれまでのところ入っていないということで、九州電力が詳しい状況を調べています。 26日午後9時ごろ、佐賀県にある玄海原発の敷地内でドローン3機が飛行しているという情報があり、九州電力が運転に影響を及ぼすおそれがある核物質防護に関する情報だとして原子力規制庁に通報しました。 玄海原発は1号機と2号機が廃止措置中で、3号機と4号機が運転中ですが、原子力規制庁によりますと、27日午前1時現在、設備に影響を及ぼす異常情報は入っていないということです。 原子力規制庁によりますと、九州電力が27日から計画している4号機での定期検査は予定通り行われる見込みだということです。 ドローンは敷地内では発見されておらず、九州電力は捜索を続けるなど、詳しい状況を調べています。

今月、東海第二原子力発電所で中央制御室の制御盤から火や煙が出た火災について、事業者の日本原子力発電は「ヒューズ」と呼ばれる部品をより多くの電気を流すことのできるものに交換したことで、出火につながった可能性があると発表しました。 茨城県東海村にある東海第二原発では、今月4日、中央制御室に設置されている制御盤の隙間から、こぶし大の大きさの炎や煙が出る火災が起きました。 当時、中央制御室では、原子炉内の中性子の測定に関する装置の部品が正常に作動するか 確認する試験が行われていたということです。 日本原電が調査を行ったところ、制御盤の回路に使っていた「ヒューズ」と呼ばれる部品を、この試験の前により多くの電気を流すことのできるものに交換していたことがわかったということです。 交換した「ヒューズ」によって多くの電流が流れる状態が続いたため、別の部品が発熱して出火につながった可能性があるとしています。

日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の再稼働に向けた審査で資料の誤りが続発し、審査が中断していた問題で、原子力規制委員会は6日、審査を再開すると決めた。原電が出し直した審査の申請書に、書類上の不備…


プルトニウムを原発で再利用するプルサーマル発電用の燃料を製造するフランス南東部にあるメロックス工場で不良品が多発している影響で、同国の複数の原子炉でプルサーマルを中止する事態になっていることが、フランス原子力安全規制当局(ASN)の報告で分かった。日本が手本にするフランスの「核燃料サイクル」について、ASNは「このままでは全体に重大な影響を及ぼしかねない」と懸念を表明している。 プルトニウムは使用済みウラン燃料に含まれている。フランスでは北西部にあるラアーグ再処理工場で使用済みウラン燃料を化学的に処理してプルトニウムを分離する。 メロックス工場ではプルトニウムとウランの粉末を混合して粒状に焼き固めた「MOX燃料」を製造している。なるべく均一に混合する必要があるが、少なくとも2015年半ば以降の製造分から、プルトニウムの大きな塊ができてしまう問題が指摘されている。 核反応が異常に高まる可能性

政府は24日に示した方針で、東京電力福島第一原発事故以降、原発の新増設を否定してきた原子力政策の大転換を狙う。既存原発も運転期間の再延長の検討や再稼働をさらに進める方針で、政府はウクライナ危機による電力需給の逼迫を理由に、原発活用に前のめりだ。だが、安全や安心の確保には大きな疑問があり、国民に理解されるかは分からない。(小野沢健太、増井のぞみ)

日本原子力研究開発機構は、茨城県東海村の再処理施設で進めている、高レベル放射性廃棄物の液体を長期保管するためにガラスで固める作業を中止し、今後、予定の見直しを検討すると発表しました。 東海村にある原子力機構の再処理施設では、原発の使用済み核燃料を処理したあとに出る高レベル放射性廃棄物の液体を安定した状態で長期に保管するために、ガラスで固めた「ガラス固化体」を作る作業を進めています。 しかし、作業に伴って溶融炉の中に堆積する金属の量が想定を上回ったことが確認されたため、原子力機構は4日をもってガラス固化体を作る作業を中止しました。 計画では、ことしから令和10年度までに、施設に残る高レベル放射性廃棄物350立方メートル余りを564本のガラス固化体にする予定でしたが、ことしこれまでに作ったのは13本にとどまっていて、原子力機構は予定の見直しを含めて対応を検討するとしています。 5年前に今の作業

[シンガポール 14日 ロイター] -中国国有の原子力発電大手、中国広核集団(CGN)は13日、中国南部の台山発電所の運転状況は安全規則を満たしており、周辺環境も安全だと表明した。 CNNは14日、広東省台山にあるCGNの原発で放射能が漏れているとの報告を米政府が過去1週間にわたって調べていると伝えた。同原発を部分保有する仏フラマトムが「差し迫った放射能の脅威」を警告したことを受けたという。 CGNは発表文で「2基の原子炉は商業運転開始以来、原子力安全規則・規制に従って運転しており、現在のところ、定期監視データは台山発電所とその周辺環境が通常の設定値を満たしていることを示している」とした。台山発電所の運転に関する最近のメディアの問い合わせを受けて発表文を出したという。

和包丁という文化が無くなるかもしれんよという話 日本の包丁というのは切れ味が格段に良くて海外からわざわざ取り寄せる人が居るほどカルト的な人気がある。 コロナ前はかっぱ橋道具街にも外国人が沢山いて数万円もする包丁がよく売れていた。 だが実はこの高級和包丁の原料を作っている会社というのはほんの僅かなのだ。寡占市場なんである。 その一番の鋼材供給元である日立金属安来工場の先行きが不透明である。 和包丁には作りが二つあって 1.刃物鋼を軟鉄でサンドイッチして鍛造する「霞」(割り込み包丁) 2.全身が刃物鋼の「本焼き」(全鋼とも) 一般的に霞より本焼きの方が高くて玄人好みなのだが、どっちの包丁でも肝心の切れ味を左右する刃先は刃物鋼という特殊鋼で作られる。 この刃物鋼には炭素鋼の白紙、炭素鋼にタングステン等を混ぜて切れ味を長持ちさせた青紙などがある。 だがこの白紙も青紙も作っているのは島根県の日立金属

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