ニホンウナギの稚魚の漁獲量が、去年の同じ時期に比べて半分以下にとどまり、今シーズンは6年ぶりに過去最低を更新する見通しとなっていることが分かりました。 これは去年の同じ時期の半分以下で、水産庁によりますと、今シーズン最後の月となる今月の漁獲量も少ないことから、統計を取り始めて最も少なかった平成25年の5.2トンを下回り、6年ぶりに過去最低となる見通しです。 ただし、香港などからの稚魚の輸入が大幅に増え、養殖される量は前のシーズンとほぼ同じ水準となっているため、水産庁では「消費者へのウナギの供給には大きな影響はない」としています。 資源の減少が懸念されるニホンウナギをめぐっては、日本は中国や韓国、それに台湾と対応を協議していて、有効な対策を打ち出せるかが課題となっています。

2018年漁期 シラスウナギ採捕量の減少について その1:ニホンウナギ個体群の「減少」 〜基本とすべきは予防原則、重要な視点はアリー効果〜 投稿日: 2018年1月29日 | 2018年漁期 シラスウナギ採捕量の減少について その1:ニホンウナギ個体群の「減少」 〜基本とすべきは予防原則、重要な視点はアリー効果〜 はコメントを受け付けていません 2018年漁期 シラスウナギ採捕量の減少について その1:ニホンウナギ個体群の「減少」 〜基本とすべきは予防原則、重要な視点はアリー効果〜 中央大学 海部健三 ニホンウナギの個体群サイズが現時点でも縮小を続けていることは、「科学的」に証明されていない。ニホンウナギ個体群サイズの縮小の主要因についても、科学的根拠に基づいて、高い確度で特定することはできない。 予防原則に基づき、ニホンウナギの個体群サイズは縮小を続けていると想定し、適切な対策を講じるべ
トップ 社会 地域 経済 行政・政治文化 スポーツ 八面観 特集 「伝統的酒造り」外国人に 富士見で体験ツアー 2025/01/26 08:00 社会 関東信越国税局は25日、昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された日本の「伝統的酒造り」を外国人が体験するツアーを富士見町の宮坂醸造真澄富士見蔵で実施… 女性が起業プラン発表 茅野アントレアクション 2025/01/26 08:00 社会 紙コップを再資源化 井口グループ 2025/01/26 08:00 経済 子育て施策・環境、満足度9割 宮田村アンケート 2025/01/26 08:00 社会 20~30代の視点で質問 南箕輪村議会が若者議会 2025/01/26 08:00 行政・政治 2025年1月26日付 2025/01/26 08:00 八面観 節分へ向けて福ます準備 箕輪の無量寺 2025/01/25 08:01文化 諏
ウナギの稚魚の「シラスウナギ」の漁獲量が極端に減少していることについて、齋藤農林水産大臣は、23日の閣議のあとの記者会見で、ことしの夏の「土用のうしの日」にウナギが極端な供給不足に陥ることはないという見方を示しました。 これについて、齋藤農林水産大臣は、閣議のあとの記者会見で「シラスウナギの漁獲量は年によって変動が大きいものだが、これまでのところ不調だ。海流など海洋の環境が影響していることが考えられるが、今後、回復するかどうか状況を注視したい」と述べました。 そのうえで、今後のウナギの供給については、「ことし出荷されるウナギは、前のシーズンに漁獲されたシラスウナギが育てられたものが多い。前のシーズンの漁獲量は平年並みだったので、極端な供給不足に陥ることはないのではないか」と述べ、ことし夏の「土用のうしの日」への影響は限定的だという考えを示しました。

栄養豊かなウナギは古くから夏バテ防止に食されてきたが、日本に生息するニホンウナギの漁獲量は1970年代から減少し続けていた。ウナギの研究者や漁業関係者の間では、ウナギ資源の減少は大きな問題として語られてきたが、今年6月に国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種(絶滅危惧IB類)に指定され、にわかに絶滅が心配されるようになってきた。 そこで、7月27日に東京大学農学部の弥生講堂一条ホールにおいて「うな丼の未来2」と題した公開シンポジウムが開催された。ニホンウナギの研究に携わる研究者のみならず、ウナギの漁や養殖で生計を立てている漁業関係者、ウナギを販売する流通業者も参加して、これからも美味しいうな丼を食べ続けるため、今何が求められるかが真剣に議論された。 Webナショジオはシンポジウムを取材。いかなる議論が行われたのか。注目の内容を4回に渡ってレポートする。 次ページ:禁漁期を設けて川を下
絶滅の恐れがあるとして、ニホンウナギが国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに載ってから初の「土用の丑(うし)の日」を29日に迎える。日本の食文化にも欠かせない希少生物の保護や増殖に取り組む最前線の現場を訪ねた。 青い光に包まれたひんやりした実験室の水槽で、ニホンウナギの幼生がゆらゆら。孵化(ふか)したばかりで体長は数センチだが、サメの卵などを食べて体長5~6センチ、親と同じ形の稚魚(シラスウナギ)に育つ。三重県にある水産総合研究センター増養殖研究所。4年前、人工授精から育ったウナギが卵を産み、孵化する「完全養殖」に世界で初めて成功した。 ニホンウナギは日本から約2千キロ離れた太平洋で産卵し、川で5~10年ほど生きるが、海での暮らしはよくわかっていない。漁獲量が不安定な天然の稚魚を使わない完全養殖は夢の技術だ。昨年度は約400匹が稚魚まで育った。研究の第一人者、田中秀樹・ウナギ量産研究

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宮崎県内八つの養鰻(ようまん)業者でつくる県養鰻漁業生産組合(大森仁史代表理事組合長)が日向市東郷町に建設を進めていた日向養鰻場が完成し17日、落成式があった。年間約50トンの出荷を見込み、組合員の収入向上のほか、先進的な養殖技術導入による品質向上や生産拡大にも力を入れる。 (詳細は18日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】テープカットで養鰻場完成を祝う関係者
このところしばしば報じられるウナギの危機。それはニホンウナギやヨーロッパウナギにとどまらず、2009年に発見されたばかりの熱帯ウナギの新種にまで及んでいるという。ウナギとしては70年ぶりとなるその新種を発見し、記録として『にょろり旅・ザ・ファイナル』を上梓したウナギひと筋20年以上の研究者、青山潤氏が警鐘を鳴らす。 今、ウナギがヤバいことになっている。すでにニュースなどで報じられている通り、蒲焼きとして馴染み深いあの「鰻」(ニホンウナギ)が絶滅の危機に瀕している。原因として、乱獲や河川環境の悪化、地球規模での環境変動など様々な要因があげられている。これら全てが複雑に絡み合い、今の事態に立ち至ったことに間違いはなかろう。しかし、主要因は何か、どうすれば確実に鰻が増えるのかと問われれば、今のところ誰にもわからないというのが正直な答えだ。20年以上もウナギ一筋に研究を続けてきたはずの私にもわから
個体数が減少し、絶滅危惧種に指定されたニホンウナギの稚魚のシラスウナギは、昨年12月から始まった今季の漁でも各地で不漁が深刻で、「3年連続で極度の不漁」と言われた昨年の同時期の漁獲量を大幅に下回っていることが関係者の話などで7日、分かった。 台湾からの輸入シラスウナギも1キロ当たり200万円台と高値で推移。業界関係者の間では、4年連続の極度の不漁になるのではと危機感が広がっている。親ウナギの禁漁やシラスの漁獲量削減など資源保護の強化を求める声も高まりそうだ。 日本で養殖ウナギの出荷量が最も多い鹿児島県によると、昨年12月と今年1月の県内のシラスウナギの漁獲量は32キロ。昨年同期の120キロを大きく下回り、この時期としては1981年以来、最低という。出荷量2位の愛知県も昨年12月の漁獲量の報告は「ゼロ」。
日本人が食べているウナギは19の種・亜種が知られるウナギの一種、ニホンウナギで、日本、韓国、台湾、中国など東アジア一帯の海域の回遊してくる。沿岸に回遊してきたシラスウナギ(ウナギの稚魚)は河川を遡上して成長し、そこで5~10年程度過ごした後に、繁殖のために河川を下って海に下る。 ウナギは5~8月の新月の直前に、グアム島近く、西マリアナ海嶺南端付近の太平洋で産卵するとされる。卵からふ化した仔魚はほとんど自分では泳がずに海流に乗って西に移動、その後黒潮に海流を「乗り換えて」北上し、東アジア各国の沿岸までたどり着く。 これがウナギの長く、不思議なライフサイクルだ。 こうしてみるとウナギの生息のためには、河川の上流域や湖沼から下流域を経て公海に至る広い範囲の環境がきちんと保全されていなければならないことが理解できるだろう。河口域の干潟や浅海部分も、遡上前のシラスウナギや、海に泳ぎ出す直前の親ウナギ
こちらは、UNAGI.JPのウェブサイトです。ただいま開設準備中ですのでしばらくおまちください。
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