地震、津波、降る放射能、風評と被害の四苦に街と耐え住む 歯を抜かれるように人が今日も去るこの地を出ぬと老人は残る (澤正宏「終わりなきオブセッション―原発事故後七年を詠む」) 2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故以降、多くの被災者が体験を俳句や短歌などの文学作品として残した。これらの作品から、この13年間で何が失われたのかを考えてほしいと「終わっていない、逃れられない―<当事者たち>の震災俳句と短歌を読む」を9月に出版した。 震災発生当時は大学1年。広島市の実家に帰省中で、テレビに映る映像をただ見守るしかなかった。自身は両祖父とも被爆者という被爆3世だ。しかし、2人はほとんど体験を語らず、両親を原爆で失った母方の祖父は2年前に他界した。震災から5年後、大学院生の時に震災についての文学を研究しようと思ったのは、悲惨な体験を後世に伝えることの重要性を実感していたからかもしれない。

泉田 裕彦 @IzumidaHirohiko 前衆議院議員。前国土交通大臣政務官・復興大臣政務官・内閣府大臣政務官。京大法卒→通商産業省入省→UBC VisitingScholar→国土交通省等→2004年経産省退官・新潟県知事(3期)→2017年衆院初当選 7K1KJK ex. JH0CPA 2アマ 詳細プロフィール→ bit.ly/2f7YVX9 h-izumida.jp 泉田 裕彦 @IzumidaHirohiko 【海洋放出】 稼働中の柏崎刈羽原発が放出したトリチウムは0.69兆Bq/年。福島原発の処理水中の総量は約1000兆Bq。 30年で放出した場合33.3兆Bq/年と約50倍になる。単純に他も出しているからで良しとするのは疑問です。 なお、タンクの7割は他の核種を含む「汚染水」であり説明不足です。 2021-04-15 17:14:35 Katana Edge@中2超ポリコレ

毎年秋にある福井県高校演劇祭の全作品を放送している地元ケーブルテレビの番組で、今年は参加12校のうち、県立福井農林高の劇だけが放送されないことになった。同校の劇は原発が題材となり、せりふに差別的な用…

福島第一原子力発電所3号機でおととしから進められてきた使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しについて東京電力は28日すべての作業を完了したと発表しました。メルトダウンを起こした1号機から3号機の使用済み燃料プールからの取り出し完了は3号機が初めてとなります。 核燃料が溶け落ちるメルトダウンが起きた福島第一原発3号機の最上階にある使用済み燃料プールには事故時に566体の核燃料が入っていて、東京電力はおととし4月から構内の安全な施設に移す作業を進めてきました。 そして、28日、最後の6体の核燃料を移し終え、取り出しをすべて完了したと発表しました。 3号機は水素爆発を起こしたためがれきの撤去や除染などに時間がかかり、開始が当初の予定より4年4か月遅れました。 また現場は放射線量が高いため取り出しも特殊な装置をつくって遠隔操作で行われるなど難しい対応を迫られてきました。 使用済み燃料プールからの

noteで漫才師の村本大輔さんが投稿し、話題となったエッセイをまとめた書籍『おれは無関心なあなたを傷つけたい』が、ダイヤモンド社から12月16日(水)に発売されます。本書はnoteの記事に加え、新しく書き下ろしを多数加えて構成。noteが69のメディアパートナーと連携して新しい才能を世に送り出す「noteクリエイター支援プログラム」を通じて、今回の出版が実現しました。 「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げるnoteは、これからもクリエイターのみなさんの活動をサポートしていきます。 『おれは無関心なあなたを傷つけたい』 見て見ぬふりをするすべての日本人へ。 ウーマンラッシュアワー村本大輔が贈る最初で最後の“劇薬”! 被災地、原発、朝鮮学校、基地問題など、そこに確実に存在する問題に読者をいざない、問題の是非ではなく、われわれの無関心な姿勢そのものに疑問を投げかけ、深

基本的に私はあまり旅行する趣味はなく、するとしても1泊2日程度が多いです。特に、1日目と2日目では回る場所を変えてメリハリをつけることが多いです。 9月末に1泊2日で訪れた福島旅行も例外ではなく、1日目は楢葉町、そして2日目はその北にある富岡町を巡りました。 その前に、1日目の宿について書いておこう。温泉宿は期待外れか、それとも期待以上か? 今回泊まったのは、「展望の宿 天神」。「天神岬温泉 しおかぜ荘」という日帰り温泉が併設されています。 (竜田駅から徒歩約30分かけて歩きましたが、宿に連絡を入れていたら、車で迎えに来てもらうこともできたかも) 竜田駅を出て、温泉宿に向かう途中の道 この宿は、日帰り温泉になっているエリアと、宿泊のチェックインをする際の入口は異なるので注意。そしてチェックインを済ませたあとは、いよいよ楽しみにしていた温泉へ。 宿からは「貴重品は持っていかないようお願いし

東京電力福島第一原発事故の教訓を後世に伝えるため、9月に開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」(福島県双葉町)。津波被災地にあり、事故収束作業が続く原発が近いにもかかわらず、館内の展示からは「現場感」が伝わってこない。事故から10年がたとうとする中、被災の記憶・記録を残すことと復興の間にある溝の深さに不安を感じた。(小野沢健太) 東日本大震災・原子力災害伝承館(赤丸で囲った部分)の南(写真上)には、汚染土を保管する中間貯蔵施設と福島第一原発がある=福島県で、2020年8月4日に本社ヘリ「あさづる」から 福島第一原発から北へ3キロ、伝承館は大津波に襲われた場所にある。近くには押しつぶされた自動車が残ったまま。重機での撤去作業が進むそばで、外壁がなく鉄骨がむき出しの建物がポツンと立つ。駐車場には大型バスが並んでいた。訪れた10月19日は月曜だったが、札幌市の高校生や群馬県高崎市の経済団体な

突然ですが、私、合唱曲が大好きなんです。 今年はコロナで中止になってしまいましたが、小中高の全国規模の合唱コンクール「NHK全国学校音楽コンクール」(通称「Nコン」)も大好きで、地方の県大会なども都合がついたら遠征して聴きに行くこともあるくらい。 じつは、今回訪れた福島県は「合唱王国」と言われるくらい合唱が盛んなところ。 特に郡山エリアが強いようです。 そんな福島では、震災後にこんな合唱曲が作られたりもしていました。 www.youtube.com これは、南相馬市の中学校の生徒さんたちが作詞し、先生が作曲したという曲。 原発事故で避難を余儀なくされ、離ればなれになった友人たちへの想いや、故郷での再会の決意が歌われています。 もともと大好きな曲だけど、福島旅行で聴くとよりいっそう沁みます……! スポンサーリンク 伝承館に入ろう さて、双葉駅からレンタル自転車に乗り、今年できたばかりの施設「

「東日本大震災・原子力災害伝承館を 取材してnoteに投稿すれば 15万円と交通費を払う」 福島県からオファーが来た 取材で見えた3700万円のPR事業 原発事故と広告代理店の意外な関係 「東日本大震災・原子力災害伝承館を取材してnoteに記事を投稿すれば、15万円と交通費を払う」。 そんなメールが私に届いたのは2020年6月18日のことだ。同年9月20日に、福島県双葉町に「東日本大震災・原子力災害伝承館」(以下『伝承館』)が開館する3ヶ月前である。差出人は「エイスリー」という未知の会社からだった。 私は個人ウエブサイトから自分あてにメールが打てるようにしている。出版社からインタビュー取材や記事執筆の依頼が届くことも珍しくない。また、ここでご覧の通り、私はnote.muを使って「フクシマからの報告」という福島第一原発事故被災地の現地取材報告を書き続け

新型コロナウイルスが話題のここ半年だけど、その影に隠れて忘れられがちなものもたくさんあるなぁ……。 そんなことを考えた、1泊2日でした。 9月26日(土)〜9月27日(日)にかけて、福島県は浜通りエリアに行ってきました! 一緒に行ったのは文学研究者の友人。というか彼が本業の調査も兼ねて福島県に行くことになり、そのタイミングで私にも声を掛けてくれたので一緒に行く運びとなりました。 旅は序章から面白い、東京駅〜いわき駅 26日朝8時、東京駅から高速バスに乗ります。 高速バス乗り場にも消毒スプレーがあって驚く そしてバスに揺られること3時間、いわき駅に到着! 「わぁ、地方都市だー! 東横インがある!」とかはしゃいでいたら、そこにテンション上がるのかと友人から突っ込みが。 電車に乗り換えるまで1時間ほどあるので、そのあいだにお昼を食べることにしました。 駅に併設されているお土産屋&食事処は、なんと

お知らせ いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、河北新報オンラインニュースは、ウェブサイトをより使いやすく快適にご利用いただけるようにリニューアルし2020年12月14日に新しいURLにして、企業サイトも新設しました。 今後も更にわかりやすく最新の情報を掲載するンラインニュースサイトを目指しますので、どうぞよろしくお願い致します。
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