就業、留学のため福岡県に滞在するベトナム人が急激に増えている。技能実習生などの労働者、留学生いずれも増加しており、福岡市のベトナム人は数年中には中国人につぐ2位になる勢いだ。在福岡総領事館が開館した2009年から10年経ち、九州におけるベトナムの影響力は増している。その影響と今後の両国関係について、福岡勤務を希望されて19年にベトナム総領事に就任したヴー・ビン氏にお話をうかがった。 ――日本勤務をご希望されて福岡総領事に就任されたとのですが、どのような理由でご希望されたのでしょうか? ヴー・ビン氏(以下、ヴー) 私は従来東アジアに強い関心を抱いていました。日本は経済規模が世界第3位で科学技術が最も進歩しており、中国は世界的な発言力があり経済規模が第2位で、また韓国も大きな影響力をもっており、各国間でも交流が深く行われています。 これまで米国、インド、ヨーロッパ文明の発祥地であるギリシャで仕

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