2022年4月に電撃文庫へ応募してから、2024年2月のファンタジア文庫まで約2年。 長いようで短いような公募チャレンジの道のりでした。 余談ですが、同期の夜迎樹先生は初めての公募でファンタジア大賞を取るという偉業を成し遂げています。聞いた時は腰を抜かしました。 応募先を選ぶどこの公募に出すか、悩みますよねぇ。 自分の場合、「レーベルカラー」のようなものは考慮に入れておらず、「受賞作の傾向分析」みたいな試みもしませんでした。 選評が役立ったと感じたこともあまりないので、シートの貰いやすさなども気にしていませんでした。 ではどうやって応募先を選んだかというと、シンプルに「時期」です。 とにかく間が空くのが嫌だったので、常にどこかしらのレーベルは選考中という状態にしておけるよう調整しました。 4月 電撃 5月 講談社、GA 6月 オーバーラップ、MF 7月 8月 ダッシュエックス文庫、ファンタ

スレイヤーズのTogetterまとめみてたらしたくなってきたー! ということでしていきます そもそもライトノベルの歴史というものを語る時に、ライトノベルというものが「オタクカルチャーの交差点である」という事実に目を向けなければなりませんライトノベルというのはとかく、他のオタクカルチャー(漫画、アニメ、ゲーム、鉄道、ミリタリー、最近だとVtuberとか)にめちゃくちゃ影響を受けやすいジャンルです これはそもそも出自が出自で、 まず前提としてライトノベルの前身として、「時をかける少女」や「ねらわれた学園」などのSF的なジュブナイル小説があり、 「なんて素敵にジャパネスク」を書いた氷室冴子や新井素子の諸作品による現代の口語体を使った文体表現を使った少女小説があり、 D&Dが日本に来て、派生のゲーム群であるドラクエやらFFが売れたりしたおかげで、TRPGが流行、それらのリプレイ集も人気になり、

はじめにライトノベルの読者年齢について語られるとき、近年はしばしば「高齢化した」ということが指摘されます。 しかしその多くは「現在のラノベ読者年齢が高い」ことだけをもって「高齢化した」と言っており、10年前あるいは20年前のラノベ読者年齢と比較していることはほとんどありません。なにせ資料が少ないからです。 私は2000年代からラノベ関連のニュースを観測していますが、ラノベ読者年齢の推移を表すわかりやすいデータはほとんど無かったと思います。しかも、10年前ならもっと資料が残っていたと思うのですが、いまや2000年代の多くの記事は削除されており、ネット上では遡れなくなっています。 というわけで、現在でも残っている「ラノベの読者年齢」のデータを、いまのうちに整理しておこうというのがこの記事の主旨です。 あらかじめ言っておくと、この記事を読んでも「ライトノベルの読者年齢」はわかりません。そのもの
世代分けって楽しいですよね。 無意味に「第3世代の特徴はこうだ!」などとレッテルを貼ったり、「第1世代の素晴らしさと比べて最近の世代は」「第7世代の面白さを理解できない老害は消えろ」なんてワイキャイと言い争いたいものです。 というわけでライトノベル作品の世代分けを考えてみましょう。 第1世代 ソノラマ・コバルト世代 1977年 高千穂遙『クラッシャージョウ』 1979年 栗本薫『グイン・サーガ』 1980年 新井素子『星へ行く船』 1982年 田中芳樹『銀河英雄伝説』 1983年 菊地秀行『吸血鬼ハンターD』 1984年 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』 ラノベ史のスタンスは「ソノラマ・コバルトから始める」か「スニーカー・ファンタジアから始める」かで大きく分かれる気がしますが、ここではとりあえず「スニーカー・ファンタジア以前」をひと括りに「第1世代」として位置づけようと思います。 ソノ
糸魚川鋼二 @itoigawa_koji 兄貴に涼宮ハルヒは今は一般文芸で再版されてるよーと言ったら信じてもらえず、表紙見せたらお口あんぐりしてたやつ pic.twitter.com/OF2OZArcja 2020-01-02 12:07:50 糸魚川鋼二 @itoigawa_koji バズったから、セガの好評稼働中のアーケードゲーム「三国志大戦」の、いとうのいぢ絵・孫尚香置いておきますね。声優さんは水瀬いのりさんです。「あたしが心配ならついてくること。いいわねっ?」キョンになれた気分になります。 涼宮ハルビンて言うんじゃないよ pic.twitter.com/BJdCwAl8oG 2020-01-02 19:34:12

がさっと買ってしまったために、まだ花井愛子さんを読んでいて、今は「さて?」という、1993年頃のエッセイ集を読んでいる途中なんですが、これは相当硬派のエッセイで、子どもにも、大人にも媚びない作者の確かな足元が見えてきます。 ところでその中に、いきなり文庫書き下ろしなんか書くのは、偉いセンセイから見れば、「下等な三文モノカキのすること」であって、「そこまで落ちぶれるぐらいなら筆を折る」という人もいらっしゃる、ということを書いていらっしゃいます。 今でも、そういうセンセイ、いらっしゃるんでしょうかね。 さて、ティーンズハートにバランスを崩して紙数を割いているのですが(Webの場合は「バイト数」?)、それには理由があります。 少なくともこの当時、コバルト文庫は秀作揃いという認識が、多くの人にあったと思います。ソノラマ、コバルトは、とにかく別格だったんですね。それに対して、ティーンズハートといえば
ソノラマ文庫と並び、ライトノベルレーベルの先駆けとして1976年に創刊されたコバルト文庫。 その命脈が尽きかけようとしていることをご存知だろうか。 http://cobalt.shueisha.co.jp 公式サイト(2016年に休刊となった雑誌Cobaltの代わりを務めるWebマガジンCobalt)の最新刊のところを見ていただくと「電子オリジナル」と書いてあると思う。 そのとおりコバルト文庫では、数ヶ月前から電子書籍のみで発売される作品がラインナップされるようになった。 そして、ついに今月は新刊が二作品とも電子オリジナルに――すなわち「紙の新刊がまったく発売されない」ことになってしまったのである。電子書籍がそれなりに普及した昨今とはいえ、それに絞ったところで売上が上向くとは思えない。 消えゆくレーベルの末期のあがき…と言えば表現は悪いが、そのようなものと受け取らざるを得ないだろう。 コ

現在、主要電子書籍ストアで国内作家セールが開催されています(12月25日まで)。高千穂遙〈ダーティペア・シリーズ〉や野田昌宏〈銀河乞食軍団〉、冲方丁〈マルドゥック・シリーズ〉や宮澤伊織『裏世界ピクニック』など、190点が50%OFF(半額)となっています。 魅力的なキャラクターがところせましと活躍する傑作の数々は、ライトノベルやライト文芸の読者にもオススメ! この冬、キャラクターと物語を愛するすべてのひとに向けてお送りします。 【国内作家セール参加作品全リスト】*著者名五十音順 *タイトル名、および書影はKindleの各タイトル販売ページにリンクしています。 藍内 友紀『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』 青柳 碧人『ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会』 青柳 碧人『ヘンたて2 サンタクロースは煙突を使わない』 銅 大『SF飯:宇宙港デルタ3の食料事情』 銅 大『SF飯2:辺境デルタ星域の

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