女性であり、障害者である―。そんな複合的な「困難」を抱える女性障害者の性暴力被害を考える学習会(DPI女性障害者ネットワーク主催)が、京都市内であった。弱い立場にある女性障害者は性被害を受けやすく、支援にも課題が多い。京都の当事者や支援者が、障害者の性被害に求められる支援の在り方を考えた。 【写真】「障害者が性を持たない存在として扱われることを残酷に感じた」と話す女性 ■立場が弱く、声を上げづらい女性障害者 加害者と被害者の力関係を背景に、密室で行われる性暴力。被害者には障害があるケースが少なくない。特に立場の弱い女性障害者は声を上げづらく、被害者である自覚も持ちにくい。背景には、障害者が家族や施設に頼らざるを得ず、性を持つ存在として認識されていないことも関係している。 被害者の総合的なケアを担うのが、各都道府県の「ワンストップ支援センター」。ただ受け付けが電話のみなど、多くの拠点で障害者

ケアの倫理と共感 作者:マイケル・スロート 勁草書房Amazon この本は邦訳の発売直後、2021年の年末に当時もらった図書カードで購入済だったのだが積んでいたところ、先日の日本哲学会のワークショップに向けて、『もうひとつの声で』に続いて読んだ、という次第である。……ちなみに原著は10年ほど前、大学院生時代に指導教授と一緒にゼミで読んでいる。しかし例によって内容はさっぱり覚えていなかった。また、この本の内容はなかなか難しく、ゼミで読んだときにはわたしだけでなく指導教授もピンときていないというか微妙な反応をしていた記憶がある。 ケアの倫理ついて書かれた本といっても必ずしもいわゆる「規範倫理学」とか「倫理学理論」とかについて書かれているとは限らず、代表的なところでは『もうひとつの声で』はインタビューに基づく心理学の本であり、規範に関してはかなり曖昧なことしか書かれていなかった。 また、ネル・

安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれ死亡した事件を受け、奈良市は心の不調を感じている人のケアに当たる電話相談のホットラインを10日から開設しました。 安倍元総理大臣が8日、奈良市で演説中に銃で撃たれ死亡した事件は、周辺に多くの人が集まった状況で発生しました。 奈良市によりますと、市の保健所には市民から事件を直接目撃したことなどによる心の不調の訴えが数件寄せられたということです。 このため奈良市は心のケアに当たるための専用のホットラインを10日から今月15日まで設けることにしました。 市の精神保健福祉士と保健師、合わせて3人が相談に応じ、必要な場合は専門の医療機関を紹介することにしています。 電話番号は0742-93-8344。 開設時間は午前8時半から午後5時15分までです。

もくじ 1.Vtuberは脱資本主義なのか 2.認知をめぐる競争 3.足るを知ること 1.Vtuberは脱資本主義なのかtwitterではてなのあままこさんに突っ込んで、ちょっと田原総一朗みたいな感じになってしまった。私が言及したのは「「今ここ」に無理に適応しなくていいということを知るために人文知やサブカルはある」というタイトル記事の一部内容についてなので、詳しくはリンク先を読んで欲しい。あままこさんは記事でVtuber文化の持つ解放性を、こう述べている。 ====================== 僕は最近VTuberという存在にはまっているのですが、VTuberの多くは、自らを「社会不適合者」と自嘲し、「VTuberにならなきゃただのダメ人間」と言ったりします。実際、遅刻常習犯だったり、コンプラ無視の配信を繰り広げる彼・彼女らは、現実社会ではまともに生きていけないでしょう。 ですが

自分でもびっくりするくらい前向きに生きてます。これのおかげかな〜というものを自分用のメモとしてまとめてみます。 生活リズムの改善:22時ごろには自然に眠りについて03時半には自然に起きるという漁師みたいなリズム 内面的な自己改善:とにかく四六時中「良い人になろう」と意識してます。それまでは社交を演じてた部分がありましたが、ちゃんと人の事を思って知り合いとも連絡を絶やさず、恥ずかしくてもちゃんと感謝の気持ちを伝えたりするようにしてます。趣味の継続:これまでは英語学習だけを続けて読書は二の次にしてましたが、復活させました。今はまだ孤独な時間が多くてそのせいで塞ぎ込む危険性があったのですが、その塞ぎ込む矛先を「読書」に向けたことで思考のガードレールができた様に思います。なにより読むのが楽しい! 健康面への気遣い:元々清潔であろうという意識はあってスキンケアとか諸々はちゃんとしてましたが、食生活

名前通りに優しく、希望でいっぱいだった優希ちゃん。 4歳下の妹をかわいがり、幼稚園時代は「お花やさん」、小学生になってからは「せんせい」が夢でした。 2001年、大阪教育大学附属池田小学校に刃物を持った男が押し入り、1~2年生8人が殺害された事件で、長女の優希ちゃん(当時7歳)を失った本郷由美子さん。生きていれば、優希ちゃんが社会人になっていたはずの昨春、東京都内の学童クラブで指導員として働き始めました。 放課後、廃校した校舎にある学童クラブに、1~4年生の子どもたち数十人が「せんせい、ただいまー」と次々やって来ます。本郷さんは「無事に帰ってきてくれて、ありがとう」という気持ちを込めて、「おかえりなさい」と一人一人を迎えます。宿題を見たり、一緒に遊んだり、時には悩みを聞いたり。子どもたちの笑顔を見られることが何よりうれしいといいます。本郷 あの事件から、娘の同級生とはずっと交流を続けてき

2024/5/15 追記:この記事で取り上げている本の邦訳が出版されます。 男はなぜ孤独死するのか 男たちの成功の代償 作者:トーマス・ジョイナー 晶文社Amazon 近頃では、「これからは男性同士でもケアし合わなければならない」と言った主張がちらほらとされるようになっている。 この主張がされる文脈は様々だ。「これまでの社会は女性にケア役割を押し付けていたが、これからは男性も平等にケア役割を担うべきである」という問題意識に連なる主張である場合もあるだろう。 また、女性の恋人や妻がいないことで「女性からの承認」を得られないと悩んだり「孤独」になることを恐れる男性に対して、「そもそも"自分は異性のパートナーにケアしてもらうべきだ"という発想を捨てて、同性との相互にケアし合う関係を築く可能性に目を向けてみるべきだ」という批判込みのアドバイス的な意味合いで、「男性同士のケア」が提唱される場合もあ

「新型コロナウィルスから障害者を守るために」 −国連人権専門家カタリナ・デバンダスさん(2020年3月17日、ジュネーブより) 「入所施設や精神病院、刑務所にいる障害者たちの状況はとりわけ深刻です。感染のリスクが高く、外部からの監視もありません。…」現在、日本国内では、重度障害者たちへの支援の必要性が考慮された新型コロナウイルスへの対策が講じられていないため、さしあたり、国連の障害者人権関連の専門家のコメントを以下に翻訳することにしました。 国連の人権サイトのニュース記事より意訳です。 https://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=25725&LangID=E より逐語訳に近いものに、以下のものがありました。 https://mecfsj.wordpress.com/2020/03/20/20-3-17パ

この記事では、DVや虐待といったテーマを扱っています。激しい描写はないように努めましたが、サバイバーの方はスキップされたほうが良い可能性があります。あらかじめご了承ください。 ・ ・ ・ ・ ・ 昔、DVの要素を多分に含む男性と付き合っていたことがある。具体的には目の前でモノを壊されたり、外出や仕事の邪魔をされたり、寝ている間に挿入されて驚いて拒絶しようとすると「愛されていない」と落ち込まれたり、お金を無心されたりなどなどということがあった。 これだけ聞くと「ひどい男だ」と言われるだろうと思うけれど、そこに「DVの要素を多分に含む男性」と、わざわざ回りくどい言い方をしている理由がある。これから話す話は、DVや虐待などを受け、ケアが必要な人たちに対する寄り添い方についての話だ。 彼を悪く言われたくなくて誰にも話せなかった 先の男性と付き合っていたとき、私はそのことについてほとんど誰にも話して

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く