巨大なSQLの出力が意図と違っていたり違っているかもしれないとき、どこから確認しようか頭を抱えてしまうことってありますよね。せめて多段階で作られているたくさんのCTE (WITH句)、これらが一つずつどんな表を出力しているのか簡単にのぞけたら手がかりもあるのだけれど⋯ 今回はそれをわりと現実的な手間でできるようにする小技です。エムスリーエンジニアリングループUnit1(製薬プロモーション)/Unit9(治験臨床研究支援)エンジニアの三浦[記事一覧 ]です。 魔法の一行 デバッグを実現する一行 We are hiring 魔法の一行SQLの最後に -- */ という無意味なコメント行を付けておいてください。ひと目見て分かる通り、まったく無意味です。ところがこれがあるだけで、デバッグのときにこんなことができるようになります―― デバッグを実現する一行 次のようなCTEの大行列があるとします
なぜ、SQLは重たくなるのか?──『SQLパフォーマンス詳解』の翻訳者が教える原因と対策 『SQLパフォーマンス詳解』の翻訳者の松浦隼人さんに、8つの「SQLが重たくなる原因とその対策」を聞きました。システムのボトルネックになるような「問題のあるSQL」を回避するノウハウを学びましょう。 データの操作や定義をする言語「SQL」は、どのような領域を担うエンジニアにとっても必修科目です。しかし、その仕様をきちんと理解し、パフォーマンスに優れたSQLを書ける方はそれほど多くありません。問題のあるSQLを書いてしまい、知らぬ間にそれがシステムのボトルネックになってしまう事態はよく発生します。 では、どうすればそうした事態を回避できるのでしょうか? そのノウハウを学ぶため、今回は『SQLパフォーマンス詳解』の翻訳者であり、自身もエンジニアでもある松浦隼人(まつうら・はやと/@dblmkt)さんに8つ

こんにちは。ディレクターの川原田です。クックパッドでお気に入りレシピを保存する「MYフォルダ」のサービス開発や、保存・記録に関する新規サービスの検討・開発を担当しています。 ディレクターの仕事は様々ありますが、今回は私が身につけたことで仕事領域が広がった!と感じているSQLについてお話ししたいと思います。 いきなりですが、SQLが使えてよかった点をまとめると以下です。 よかったこと 数値抽出から分析まで自己完結エンジニアとのコミュニケーションがスムーズに仕事が増えていそうで実は効率アップ 周囲の知的好奇心を刺激 それぞれ具体例を交えてお話します。 数値抽出から分析まで自己完結 事例1:ログ構造を理解でき後の仕事がスムーズに 昨年、アプリのサービス開発を担当した際、エンジニアの設定したログが、実際に送信されるかどうかを事前チェックをしました*1。 アプリのリリースはタイミングが決められ

MySQL(マイエスキューエル)は、TCX DataKonsultAB社などが開発するRDBMS(リレーショナルデータベースの管理システム)です。世界で最も人気の高いシステムで、オープンソースで開発されています。MySQLデータベースサーバは、高速性と信頼性があり、Linux、UNIX、Windowsなどの複数のプラットフォームで動作することができます。PHPは、Webサイト構築に特化して開発されたプログラミング言語です。大きな特徴のひとつは、HTMLに直接プログラムを埋め込むことができるという点です。PHPを用いることで、HTMLを動的コンテンツとして出力できます。HTMLがそのままブラウザに表示されるのに対し、PHPプログラムはサーバ側で実行された結果がブラウザに表示されるため、PHPスクリプトは「サーバサイドスクリプト」と呼ばれています。

DBの主キーカラムに自動連番(MySQLならAUTO_INCREMENT、SQL ServerならIDENTITY、OracleやPostgreSQLならシーケンス)を設定していると、基本的には連続した数字が付番されていくのですが、行削除もしていないのに抜け番が発生する場合があります。 INSERTが制約にひっかかって失敗した トランザクションをロールバックした などの場合です。 特にトランザクションのロールバックは、DB全体の変更をなかったことにするはずなのに連番だけは進んだまま戻らないということで、知らないと違和感があるものです。 連番が戻らない理由 PostgreSQLのドキュメントがこう説明しています。 同一のシーケンスから数値を取得する同時実行トランザクション同士のブロックを防止するため、nextval演算は決してロールバックされません。 http://www.postgresq
オブジェクト指向で成功したデータベースはあったのか? 「今日のDBオフラインはDB Onlineのコンテンツに関するオープン会議を想定しています。ということでビールも用意しています。それでは乾杯!」 今回谷川氏と一緒に話を進めるのは、ISO SC32/WG3(Database LanguageSQL)日本代表であり、日本データベース学会 副会長の土田正士氏。データベースに携わり30年にもなる生き字引のような存在です。普段は日立製作所にお勤めで、SQL標準の策定のほかにデータベース製品の開発にも携わっています。2011年に学会活動がきっかけで博士号を取得されています。(参考記事:日立の「Dr.SQL」登場!-土田正士さん)。 第2回DBオフラインやります。 →「Dr.SQLに聞くSQLの歴史とこれから ― え、SQLはすでにNoSQLだったの!?(後編)」 土田正士さん(左)と谷川耕一さん

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