[Simon Wren-Lewis, “The dangers of pluralism in economics: the case ofMMT,” MainlyMacro, March 1, 2018] 現代金融理論 (Modern Monetary Theory;MMT) は、経済学の「学派」だ。「学派」で私が意味しているのは、MMT が主流からみずから分離している、ということだ。いろんなアイディアの集合としてのMMT には好きな部分もたくさんある。主要な安定化ツールとして財政政策と金融政策のどちらを使うべきかという重要問題については――私個人は〔金利の〕下限にないときは金融政策に向かうべきという主流の見解をとるものの――いつでも開かれているべきだと思うし、金融政策の方が必ずすぐれているととにかく決めてかかる主流経済学者が多すぎる。それに、ある種の「雇用保証」タイプの方式のア

●Noah Smith, “Should you lambaste your intellectual adversaries?”(Noahpinion, February 27, 2015) Lambaste=Lam+`baste´ 《他動詞》 1. ムチで殴りつける 2. こき下ろす、難詰する、激しい言葉でなじる ポール・クルーグマンと言えば、論争相手に激しい言葉を投げつけて口撃を加えることで有名だ(論争相手の多くも同じ調子でやり返してくる)。ところで、そのような論争スタイル(論法)をとるのはどうしてなんだろうか? クルーグマン本人曰く、経済学者としてまだ駆け出しだった頃のことだ。・・・(略)・・・優れたアイデアは、そのうち世の中に受け入れられていくのが通例だと信じていた。貿易のパターンだったり為替レートの変動だったりを説明するのに使えそうなモデルを自分なりに作ってみて、そのモデルが

11月16日、一人の元閣僚が世を去った。文部大臣や法務大臣を歴任した奥野誠亮氏である(享年103歳)。これを機に、長寿を全うしたこの人物のキャリアにあらためて注目が集まった。氏は、1913年に生まれ、38年に東京帝国大学法学部を卒業、同年に内務省に入る。戦後は、自治庁(当時)官僚となり、63年には自治事務次官に就任。同年、官僚を辞して自民党から衆議院総選挙に立候補、当選。以後13回連続当選し、72年に文部大臣として初入閣(田中角栄内閣)したのを皮切りに、2003年に政界引退するまでに法務大臣・国土庁長官を務めた。政治家奥野氏は、いわゆる保守派として鳴らした。憲法改正を積極的に唱え、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の初代会長を務めた。国土庁長官の任にあった88年には、日中戦争に関して「あの当時日本に侵略の意図はなかった」との発言により舌禍事件を起こし、辞任に追い込まれている。いわ

リバタリアン経済学者のSteven Horwitzセント・ローレンス大学教授が、表題のFEE記事を書いている(原題は「3 Kinds of Economic Ignorance」;H/T Mostly Economics)。 Whenit comes to economic ignorance, libertarians are quick to repeat Murray Rothbard’s famousobservation on the subject:It is no crime to be ignorant of economics, which is, after all, a specialized discipline and one that most people consider to be a “dismal science.” Butit is tota
【画像】北朝鮮のハッカー、アメリカに埼玉の動画を送りつけ挑発 1 名前: ネックハンギングツリー(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/:2014/12/23(火) 19:33:37.51 ID:Z/BF9Vmv0.net北朝鮮のハッカーが米国に送りつけた動画がどう見ても埼玉県民・・ https://twitter.com/it_tomo/status/547006890014543872/photo/1 ※参考:さいたま (アスキーアート) http://ja.yourpedia.org/wiki/さいたま_(アスキーアート) 38: 河津落とし(東京都)@\(^o^)/ 2014/12/23(火) 19:40:50.78 ID:LkiRPrgW0.net クッソ笑ったwwwww 6: 河津掛け(空)@\(^o^)/ 2014/12/23(火) 19:35:23.02 ID:zvEGt

Paul Krugman “Spreading Inflation Paranoia, No Matter the Cost,” Krugman & Co., October 24, 2014. [“Inflation Derp Abides,” The Conscience of a Liberal, October 17, 2014; “The Civility Whine,” The Conscience of a Liberal, October 18, 2014.] どんなコストを払ってでもインフレ妄執を広める人たち by ポール・クルーグマン KAL/The New York Times Syndicate 先日,ウェブサイト「ゼロ・ヘッジ」が読者に「必読のインタビュー」を案内していた.インタビューでは,投資家で評論家のジム・ロジャースが「我々はいまの紙幣発行と債務に手ひどい対

「所得の低そうな人ほど、牛丼チェーン店で“ごちそうさま”と言う」 → 大炎上 1 名前: 閃光妖術(岡山県):2014/01/17(金) 16:27:24.82 ID:Fx+VXmWJ0 牛丼屋で「ごちそうさま」を言うことに関し、えらい誤解を受けている話 ”言い方は悪いが所得の低そうな人ほど、牛丼チェーン店で店員に「ごちそうさま」と言う(本来不必要なレベルの)礼儀正しさを備えているように思えるのは興味深い” ご覧のように、これは単純に「僕はこんな疑問を持ちました」ということの表明です。 「所得が低い」と言い切っているわけでもないし、「備えている『ように思える』」と、 あくまで僕の中のイメージでしかないこともはっきり記しています。 「本来不必要」というのも、「ごちそうさまを言うのは義務ではない」という意味です。 すると、このツイートがえらく拡散されていたので「お、同じことを考えている人が結構

この難き世をいかに生きるか? 思想家にして武道家、相談名人のウチダ先生があなたのよろず相談にお答えします。今月は「ブラック企業の見分け方」と「鬱」について。 まともな企業とブラック企業の区別なんて、皮膚感覚でわかるはずです。ゾウリムシだって、自分のエサと自分をエサにするやつの区別はつきます。ブラック企業がわからないということは捕食者が自分を食べに近づいてきたときに、自分から進んでその口の方に近づいてゆくということですからね。それって、生存戦略の精度がゾウリムシ以下ということですよ。悪いけど。生物としての機能が働いていない。初任給がいくらだとか、半年で店長になれるとか、海外勤務があるとか、脳に入ってくる数値や情報だけで状況を判断するから、身体が「ここにいると生命が衰えるよ」というアラームを発していても、それに気づかないんです。ブラック企業に入ってしまう人は、「生物として弱い」ということです。
社会・一般 感情を捨て、冷静な議論をしよう 私の専門は数学である。数学の世界では、感情の入り込む余地がないので、感情を排して冷静な判断をすることは得意だ。しかし、その反面、はっきりものを言いすぎるかもしれない。 しかし、我々は、今こそ感情を排した議論をすべきではないだろうか。 物議を醸した巻頭言 私は、自らのはっきりした物言いで物議を醸したことがある。 10年以上前のことになるが、私は、ある数学関係の雑誌の巻頭言を頼まれて「人類と自然淘汰」という題名の文章を書いたことがある。その内容は、「人類には天敵がいないので自然淘汰に晒されておらず、遺伝的に弱くなる心配がある。このままでは危ないのではないか」というものだった。つまり、医学の進歩で、乳幼児の死亡率は低く、人間の場合、生まれた子供は、余程のことがない限り、成人するが、これは生物学的に異常なことであり、弊害が生じるのではないか。
紙面で読む「マクロ政策の視点では人々のそれぞれの生き方は見えず、手の出しようがないのです」=東京・池袋、西田裕樹撮影 2%の物価目標が導入され、「デフレ脱却」を巡る議論が熱をおびている。近く決まる日本銀行の新総裁が背負う最大の課題だが、「物価が上がらないのは金融緩和が足りないから」「いや、十分やっている」と答えの出ない論戦が続いてきた。貨幣の量を増やせば物価が上がり、それで暮らしはよくなるのか。哲学者の内山節さ… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。PR情報
2/27日朝日新聞朝刊に一橋大学の斉藤誠氏のインタビューが掲載されています.長期経済停滞・世界同時不況における経済学の役割についてが主題.インタビュアー(原真人氏)の「ノーベル経済学賞でも、危機に真っ向から挑む受賞者は出てこない」や斉藤誠氏による現在の円安は経済政策の効果ではないという主張など,個別に反論したいところもありますが,これは賛否両論ある事でしょう. そういった経済学的な論点はさておき,非常に問題のある主張が行われています. (原真人氏)一方で安倍首相のブレーン、浜田宏一エール大名誉教授のようにリフレ政策を強く主張する学者もいます。誰が正しいのか、経済学で決着をつけられないのでしょうか。 (斉藤誠氏) 「経済学は、成長には構造改革が必要だとか、財政規律は維持すべきだといった『長期』のことはかなり明確に言えます。だが政府・政党が毎年決める個別の経済政策のような『短期』のことはさじ加
昨日よりJASRACが雅楽演奏者の方へ著作物使用料の支払いを求めたなど、SNS等での書き込みや報道などがなされていることについて、ご説明いたします。 JASRACでは、全国各地で行われる演奏会などの催物において、JASRACの管理楽曲(以下「管理楽曲」という。)を利用される場合には、催物の主催者の方から手続きのお申込みをいただいた上で、著作物使用料のお支払いをいただいております。管理楽曲の利用を確認せずに、著作物使用料のお支払いを求めることはございません。 管理楽曲の利用が定かでない演奏会等の場合、主催者の方に電話や書面等でご連絡をし、管理楽曲のご利用の有無を確認させていただくことがあり、著作権消滅等、管理楽曲のないことが確認できた場合には、当然に著作物使用料のお支払いは必要ございません。 JASRACは、このような確認を通常業務として行っておりますが、これはJASRACが信託を受けた作詞
竹中平蔵 「若者には貧しくなる自由がある。貧しさをエンジョイしたらいい」 1 名前: オセロット(埼玉県):2012/12/01(土) 18:35:27.81 ID:baFyfjX9P 私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」と。 以前、BS朝日のテレビ番組に出演して、堺屋太一さんや鳥越俊太郎さんと一緒に、「もっと若い人たちにリスクを取ってほしい」という話をしたら、若者から文句が出てきたので、そのときにも「君たちには貧しくなる自由がある」という話をした。 http://toyokeizai.net/articles/-/11927?page=2 3 : 黒(やわらか銀行):2012/

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2012/06/post-7a96.html 偶然はてなブックマークの上の方にあがっていた極東ブログの記事を読んでうんざりしたので、思うところを書いておきたい。とは言え、finalvent氏の議論それ自体を批判するつもりはない。その裏側にある、「不景気の主因を日銀に帰さないと気が済まない人たち」の困った思考パターンに対して一言もの申したいのである。 日銀は「議論の余地無く」間違っているのか氏のちょっと出来の悪い陰謀論については措いておこう。気になるのは、というより、前から気になっていたのは、日銀を非難する人たちは何故こうも自分の意見の正しさに確信を持てるのだろうかということだ。自分たちの意見の方が間違っている可能性を慎重に考慮した議論をついぞしばらく見たことがない。現状の日本で金融政策が有効である

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