《この記事は約 21 分で読めます(1分で600字計算)》 一般社団法人版元ドットコムとopenBDプロジェクト(版元ドットコムと株式会社カーリル)は3月29日、版元ドットコム会員社以外の出版社に対し、書誌・書影の読者(第三者)などへの利用承諾を求める取り組みの開始を発表しました。そもそもなぜそのような取り組みが必要なのでしょうか?本稿ではその背景や経緯などについて、関係者への取材などを踏まえた上で詳しく解説します。 お断り:アマゾンジャパンには、HON.jpの法人会員として事業活動を賛助いただいています。しかし、本稿の記述は筆者の自由意志であり、対価を伴ったものではありませんし忖度もしていません。また、本稿では論点を絞るため、話をおおむね「書影」に絞ります。以下、常体で記述します。 そもそもなぜ書影の利用許諾が必要なのか? オンラインショッピングなどで用いられる商品画像――本の場合、そ
![版元ドットコムとopenBDプロジェクトは“だれもが自由に使える書誌・書影”を再び提供するためホワイトリスト作成という正攻法に出た | HON[.]jp News Blog](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f42d319fbe80271c98ad45a5bd0a2601f29e99961%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fhon.jp%252Fnews%252Fwp-content%252Fuploads%252F2024%252F04%252Fsawabe.jpg&f=jpg&w=240)
アマゾンジャパン合同会社 メディア事業本部 Amy Worth様 歳末あわただしいなか、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 私たち「版元ドットコム」は381社の会員出版社が自身の出版物の書誌情報を発信し、流通させることに取り組んでいる団体です。 先般、貴社において書誌情報の取り扱いと表示について重大な変更がされ、懸念をお伝えしたくご連絡申し上げました。 具体的には、書籍の目次情報の表示停止についてです。 以下は、本年7月初旬に貴社が一部の取引先あてに告知された以下の内容です。 — 引用はじめ — 商品情報ページの「目次」掲載に関するお知らせ新規 2020年7月20日以降順次、Amazon.co.jpにおける、書籍(本・コミック・雑誌)の商品情報ページの目次ページの掲載を停止いたします。同日以降順次、Amazon.co.jp上での、書籍の商品情報ページ上における「目次を見る」のリンク
私たちopenBDプロジェクト(カーリル・版元ドットコム)は書誌情報・書影を、だれでも自由に使える、高速なAPIで提供します。 個人が、SNSやブログで本を紹介するとき 書店が、仕入れや、販売のために本を紹介するとき図書館が、選書し、利用者に本を紹介するとき メディアが、本を紹介し評するとき 企業が、書誌情報・書影を利用したあらたなサービスを開発するとき こうしたときに、自由に使える書誌情報・書影を、高速なAPIで提供するopenBDの提供を開始します。 オープンな本のデータが、本の世界をますます豊かにすると考えるからです。 openBDは、カーリルがAPIシステムを開発します。 カーリルは、図書館蔵書・貸出情報を横断的に高速で検索するサイトを提供しています。 ここで培ったノウハウを活用します。 openBDに掲載する書誌情報・書影は版元ドットコムが収集します。 版元ドットコムは、会員出
「【図書館のみなさまへ】ウェブサイトや広報誌で当社書籍の書影をお使いになる場合、事前の許諾申請は必要ありません。書影の直近に、著者名・書名・出版社名を明記していただければけっこうです。書影データが必要な方は、版元ドットコムの個別ページからとってください。よろしくお願いします」 先日、自社のツイッターでこれをつぶやいたところ、リツイートしてくださったり好意的なコメントをいただいたりと、思いのほか反応がありました。ありがとうございます。 そこで、このつぶやきをした背景や当社の考えなどをご紹介します。 【図書館のみなさまへ】ウェブサイトや広報誌で当社書籍の書影をお使いになる場合、事前の許諾申請は必要ありません。書影の直近に、著者名・書名・出版社名を明記していただければけっこうです。書影データが必要な方は、版元ドットコムの個別ページからとってください。よろしくお願いします。 — 青弓社 (@sei
版元ドットコム @hanmotocom 版元ドットコムは版元の手による情報発信と流通改善を志向しておりますが、書籍流通に携わる個々の考えに対して異議申し立てを行うことはいたしておりません。 QT @yuichihiranaka 新刊書籍にも(略)古書の流通猶予期間を設けるようアマゾンに申し入れるのが合理的なのでは… 2011-08-20 10:00:46 版元ドットコム @hanmotocom 新刊書籍と古書の併売に様々な課題があることは承知しておりますが、それが本の消費者としての読者からある一定の支持を得ていること、また、読書の幅を広げ将来的な読者の可能性を生み出しているために何らかの役割を担っていることも理解しております。@yuichihiranaka 2011-08-20 10:03:26

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[11]電子書籍共同ブランドづくりに取組む 沢辺 均 < http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110726140200.html > ─────────────────────────────────── 前回のここで、この連載を「ポットの日誌」という自社サイトと、「マガジン航」というサイトにも転載しているって書いた。理由は、「できるだけ多くの人が読む可能性を増やしたい」ってこと。読んでもいいかな? って思ってくれる人にまだまだ届いていないと思うからだ。 このことは本も同じだと思うようになってきた。「太宰治の『人間失格』に、イケメンの写真かなにかのカバーをつけ直して注目を集めていたこともある」みたいな化粧直しをしないと、読んでくれるだろう人にとどかないまま、本は忘れ去られて行く。 で、電子書籍の話として続
Twitterすごいですね。何がすごいって有名な著者が自分で本の宣伝してけっこう売れてたりするらしいじゃないですか。そんなに効果があるもんならやっぱりやったほうがいいですよね、きっと。なんせタダだし。 ということで、語研の営業部でも2009年7月6日から公式アカウント( @info_goken )を作って新刊や増刷、イベントのご案内などをツイートしています。 しかし、始めてしばらくどころか今になっても試行錯誤の日々で、これが販促につながっているのかどうかは正直さっぱりわかりません。 今年の7月に 『今日から英語でTwitter』 という「英語でTwitterを使ってみると英語の勉強にもなるし世界にも発信できるしいいことづくめですよ」という本を出した際には、イベントの告知も含めて随分ツイートしました。東京国際ブックフェアのトークイベントでは実況(いわゆる「tsudaる」)にも挑戦。当日のツイ
今回は昭和初期の出版人たちの交流とエピソードを紹介したいと思います。また前回の版元日誌に、立絵は現在の紙芝居の登場で衰退してしまったことを記しましたが、その後の立絵にまつわるお話もお伝え致します。 ■出版界の交流 <土屋右近氏について> 書物の奥付には書誌事項が記されています。その奥付を見るのが好きでなんとなく眺めてしまうのですが、昭和10年代に全甲社が出版した絵本や紙芝居の奥付に土屋右近という人の名前を発見したので調べることにしました。『出版人物事典』(1996)によると――土屋信明堂創業者。長野県生まれ。職工生活ののち、露天古本業から1911(明治44)浅草向柳原町に信明堂を興し、新刊書籍販売をはじめた。1922(大正11)、東京雑誌販売連合会幹事に当選、1932(昭和7)有力小売業者を株主とする卸業の共同書籍株式会社を設立、常務取締役に就任。1941(昭和16)戦時統制により東京書籍
こちらは旧APIの仕様のページになります。最新の仕様は→こちら ●版元ドットコム・書誌情報API 概要 版元ドットコムでは、書誌情報の一層の活用促進の一環として、書誌情報APIの整備を進めています。このAPIを利用することで、外部のプログラムから版元ドットコム会員社の書誌情報を取得して利用することが可能になります。ぜひ、ご活用ください。 現在、公開されているAPIはRESTをサポートしており、取得されるXML文書の構成はAmazonのProduct AdvertisingAPIに近似しています。 なお、仕様は予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。 チュートリアル ISBNによって書誌を特定する方法 以下のようなコードでアクセスすることができます。 http://www.hanmoto.com/api/Operation=ItemLookup&ItemId=978-
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