PostgreSQLを遅くしている犯人はどこだ?:Linuxトラブルシューティング探偵団(3)(1/3 ページ)NTTグループの各社で鳴らした俺たちLinuxトラブルシューティング探偵団は、各社で培ったOSS関連技術を手に、NTT OSSセンタに集められた。普段は基本的にNTTグループのみを相手に活動しているが、それだけで終わる俺たちじゃあない。引き続きOSSに関するトラブルの解決過程を@ITで連載していくぜ。 ソースコードさえあればどんなトラブルでも解決する命知らず、不可能を可能にし、多くのバグを粉砕する、俺たちLinuxトラブルシューティング探偵団! 助けを借りたいときは、いつでもいってくれ! OS:高田哲生 俺はリーダー、高田哲生。Linuxの達人。俺のようにソースコードレベルでOSを理解している人間でなければ、百戦錬磨のLinuxトラブルシューティング探偵団のリーダーは務まらん。

現在ベータテスト中のPostgreSQL 8.3は、久々にストレージ部分に手が入るなど、大きな改良が加えられている。ストレージの基本構造部分に手が入るのは、筆者の記憶では、2001年リリースのPostgreSQL 7.1以来のことである。 8.3の改良点は、大きく分けて以下の3つになる。 1. 性能面での改良 HOT(Heap Only Tuple)という新しい仕組みがストレージ部分に導入され、従来PostgreSQLが苦手としていた、大規模データベースにおける更新処理性能が大幅に改善されている。そのほか、マルチセッションでのキャッシュ効率の向上などが目につくところである。 2. データベース運用管理機能の改良 PostgreSQLに限らず、データベースの適切な管理/運用は難しい。それだけで1つの職業になるほどだ。8.3では、より適切な管理が行えるように、ログ項目が増えているほか、適切なイ
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く