はじめに SQLでは、同じ行内の列同士を比較することは簡単にできます。普通にWHERE句に「col_1 = col_2」のように書けばよいだけですから。一方、異なる行の間で列同士を比較することは、それほど簡単ではありません。ですがそれは、SQLで行間比較ができないということではありません。手続き型言語とはかなり異なる発想に基づいていますが、SQLでもそうした処理を記述することが可能です。 SQLで行間比較をする際に威力を発揮するのが相関サブクエリ、特に自己結合と組み合わせた「自己相関サブクエリ」です。本稿では、この技術を使った行間比較の応用方法を、具体例を通して解説します。稼働環境OracleSQL ServerDB2PostgreSQLMySQL(バージョン4.1以上) 対象読者 相関サブクエリの基本的な使い方を知っている方。CASE式、自己結合、スカラ・サブクエリについての知識があると
サンフランシスコ発--大手データベースベンダーOracleが、オープンソースデータベースメーカーのMySQL買収を試みた。これは、Oracleが、重要性の高まる協調プログラミングの理念に合わせて大きく変わろうとしていることを示している。 多角化を進めてはいるが、Oracleの本業は自社開発のデータベースソフトウェアを販売することだ。これとは対照的に、競合オープンソース製品の商業化を目指す複数の企業のトップを走るのがMySQLだ。MySQLの最高経営責任者(CEO)、Marten Mickosは、当地で開催中のOpen Source Business Conferenceでインタビューに答え、買収の試みがあったことを正式に認めた。だが、交渉の時期や、Oracleの提示額など、その詳細については明かさなかった。 しかし、同氏は、Oracleの提示を断った理由を、自身の会社が持つ独立性を維持し

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