トヨタグループ内で、マイクロソフトの「パワーポイント」使用の自粛ムードが広がっている。事の発端は、コスト削減を求める渡辺社長の発言だった。それにしてもなぜパワーポイント自粛なのか? 「パワーポイントの使用は控えた方がいい。特にプレゼン資料のカラーコピーは…」 最近、トヨタ自動車社内からだけでなく、系列会社、サプライヤー(部品会社)のあいだからでさえ、こんな会話が聞こえてくるようになった。事の発端は、何を隠そう5月8日の決算発表での渡辺捷昭社長の発言である。 今年度の営業利益は、円高、原材料高、米国市場の不振という“三重苦”の影響をもろに受け、トヨタといえども、3割減という非常に厳しい見通しだ。決算会見の後、周囲を取り囲んだ記者団に対し、渡辺社長は「もう一度、原点に返って原価低減を行う」と一層のコスト削減を強調した。そして、続いて飛び出した次の言葉がその後のパワーポイント自粛ムードにつながっ

このブログでもこれまで時々ソニーの経営について書いてきたが、ハコフグマン氏のブログで同世代の元ソニー技術者による告発本『技術空洞 LostTechnical Capabilities』が紹介されていたので、さっそく入手して読んでみた。 んでもって、自分が以前の取材などでも得ていた印象とほとんど同じだったので、がっかりといえばがっかり、納得といえば納得。今さらそれ以上書くこともないかなあと思いつつ、とはいえいろいろと思うところもある本だったので、書評でも書こうかと気を取り直してメモ作ったり他に書評しているブログを探したりして徘徊していたら、僕の思ったことと同じことをこれ以上ないくらいに簡潔にまとめたブログを見つけてしまい、書評を書く気が完全に失せた。そこで、今回はこの本を読んで思い浮かんだことについて書いてみたい。 著者の宮崎氏は、こちらのブログでもまとめられているように、技術系ソニー社員

もう2006年も終わりですね。今年もいろいろなニュースがありました。来年はどのようなニュースが待ち受けているでしょうか。 そこで「2007年に待ち受ける15大ニュース」という記事がCNNに掲載されていたのでご紹介します。忘年会、新年会の話のネタとしていかがでしょう(個人的には、知らなかったニュースが半分以上ありました)。 » 15 surprises ahead in 2007 では宇宙のニュースからどうぞ! 【1】 インドと中国が月に行く 来年はインドと中国が月の探査に乗り出します。 インドは月にあるエネルギー資源(ミネラルやヘリウム3)を探るためにChandrayaan-1(サンスクリット語で「月の乗り物」という意味)という探査機で月を目指します。中国は月への有人飛行計画(2017年までに予定)のために探査機「Chang’E-1(嫦娥:伝説上の天女)」で月に向かいます。 そして日本も

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