人気ブログのメディア・パブが「Googleの独り勝ちか,ではYahooはどうする」というエントリで、YahooがMicrosoftに買収される可能性についてふれたFred Wilsonというベンチャーキャピタリスト(VC)のブログを採り上げていた。今日は、この話題を補足する(?)意味で、少し前--買収交渉を進めていたYouTubeをGoogleに「横取り」された直後に公開されたNew York Timesの記事(「Yahoo’s Growth Being Eroded by New Rivals」について紹介する。 なお、Yahooの財務状況等については、「isologue(イソログ)」でお馴染みの磯崎哲也氏が先ごろ書かれた「ヤフーの財務から見る、『海外展開』と『文化』の関係」というコラムのなかで詳しく説明されているので、こちらもご参照いただきたい。 さて。上記のNYTimes記事によると

300万会員を突破したmixiの独走態勢とも言えるSNS市場において、ポータル最大手のYahoo! JAPANが「Yahoo! 360°(サンロクマル、仮称)で参入した。Yahoo! 360°のコンセプトや今後の展開について、Yahoo! 360°を担当するヤフー メディア事業部の二宮鉄平氏に話を伺った。 ■ コミュニティを通じた情報の自動収集やフィルタリングがSNSの魅力Yahoo! 360°を担当するメディア事業部の二宮鉄平氏。Yahoo! 360° のほか、過去にYahoo!メッセンジャーやYahoo!アバターを担当 ――本日はよろしくお願いします。はじめに、日本でYahoo! 360°を開始した経緯をお聞かせ下さい。 二宮:米国ではすでに2005年3月にYahoo! 360°のベータ版が、5月には正式版がスタートしていますが、そのくらいの時期から日本でもSNSを始めようと言う話や
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Google化するYahoo! JAPAN :ソフトバンク × ボーダフォンの追記 公開日時: 2006/03/05 16:32 著者: 渡辺聡 週末入る直前に出されたソフトバンクがボーダフォンの日本法人の株式の過半を獲得すべく交渉を進めているというニュースが話題になっている。フラットな整理はR30氏のまとめを借景しつつ「ソフトバンク × ボーダフォンの問題整理」として掲載しているが、深堀りしなかったところをまとめてみたい。本件が多方面に影響を及ぼしうることは一通り読まれている方であればご理解されていることかと思う。Yahoo!(米国を含めばそれこそ大変なことになるが、おそらく日本法人のみの話だろう。追記:米国も含みの様子。)とボーダフォンの提携という話も延長上では出ているので日本市場に閉じた話でもない。 細かい要素を省くと、個人的に推移が気になったのは以下の三点となった。
ヤフーは、2006年4月1日でサービス開始から10周年を迎えた。サービスの拡大と共に業績も好調を続け、ポータルサイトとして日本を代表するインターネット企業の地位を確立してきた。しかし、近年はGoogleやマイクロソフトをはじめ、熾烈な競争にもさらされている。10周年を節目に、今後の戦略などについて、代表取締役社長の井上雅博氏に聞いた。 --米国の関連企業やアナリストらが、今後の検索連動広告市場は頭打ちになり、成長が期待できないのではないかという見方をしていますが。 日本はだいたい2年遅れなんです。検索広告に関しても。いま現在までの日本の状況はわりと好調に伸びています。検索連動型広告は、小規模な広告主さんがたくさん出てくるといいですねという話でした。アメリカもそうですが、日本も意外とナショナルクライアントと呼ぶ大手が積極的に広告を買うようになっています。アメリカはきっと、そこが一段落したの

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