来日中のローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が25日、東京都千代田区での東日本大震災の被災者との集いに参加した。福島第一原発事故で都内に避難する高校2年生の鴨下全生(まつき)さん(17)が「汚染された大地や森が元通りになるには、僕の寿命の何倍もの歳月が必要」などと被災者の苦しみを訴えた。 鴨下さんは今年3月にバチカンで面会し、教皇に福島のために祈ってくれるように求めた。集いで鴨下さんは「被曝(ひばく)の脅威をなくすため、世界中の人が動き出せるように、共に祈ってください」とお願いし、教皇と抱き合った。鴨下さんによると、教皇から「覚えていますか?」と尋ねられたという。 その後、教皇が「被災者が、引き続き多くの必要な助けを得るための、心あるすべての人に訴える呼びかけになりますように」とし、原発事故について「将来のエネルギー源に関して、勇気ある重大な決断をすることです」と述べた。 集いの後の記


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東京電力が、福島第一原発での現場作業に「特定技能」の外国人労働者の受け入れを、「当面の間」は見送ると発表した。厚生労働省から「極めて慎重な検討」を求める異例の通達を受けてわずか1日。世論や行政の顔色をうかがって幕引きを図った格好だ。 「さらなる慎重な対応が必要と判断した。方針転換ととられるかもしれないが」。22日夕、福島県庁での記者会見で東電の広報担当者は、厚労省への報告内容を説明した。 特定技能のスタートを目前に控えた3月末、東電はゼネコンなど協力会社が集まる会議で、特定技能の外国人労働者の受け入れについて説明した。第一原発の作業について、東電は技能実習生は受け入れ不可としてきたが、特定技能については法務省に確認し、「受け入れ可能」と判断した。 ただ外国人の安全管理や放射線についての知識の周知などは「元請けに指導していく」としていた。 4月中旬、朝日新聞が東電の特定技能受け入れ方針を報じ


4月から始まった新しい在留資格「特定技能」の外国人労働者について、東京電力が、廃炉作業の続く福島第一原発などの現場作業に受け入れることを決めたことが分かった。3月28日の会議で、元請けなど数十社に周知した。 東電などによると、ゼネコンなど協力会社数十社を対象とした会議「安全衛生推進協議会」で、特定技能の労働者の原発への受け入れについて説明。「建設」「産業機械製造業」「電気・電子情報関連産業」「自動車整備」「ビルクリーニング」「外食業」が該当すると示した。廃炉作業にあたる「建設」が主になるとしている。 東電は、再稼働をめざす柏崎刈羽原発(新潟県)でも受け入れる方針。 東電は会議で、線量計の着用や特別教育が必要となる放射線管理対象区域では「放射線量の正確な理解、班長や同僚からの作業安全指示の理解が可能な日本語能力が必要と考えられる。法令の趣旨にのっとってください」と伝えたという。法務省は、第


東京電力福島第一原発の事故から8年が過ぎた21日、「さようなら原発全国集会」が東京都渋谷区の代々木公園で開かれ、全国から集まった約1万人(主催者発表)が脱原発を訴えた。参加者は集会後に周辺をデモ行進し「子どもを守れ」などと訴えた。 集会では呼びかけ人の一人、鎌田慧さんが「原発は論理的にも倫理的にも破綻(はたん)している」とあいさつ。自主避難者の国家公務員宿舎からの退去期限が今月末に迫る中、福島県から都内に避難している熊本美彌子さんが「70世帯の行き場所が決まっていない。原発のない新しい世の中にしていきたい」と訴えた。 フリーライターの人見やよいさんは「県内で2400カ所の(放射線量を測る)モニタリングポストが撤去されようとしている。何かあったらすぐわかるのが安全対策で、撤去はおかしい」と話した。 デモ行進では、同県双葉町か…


新型コロナウイルス禍、安倍首相の「記者会見もどき」 [179]福島原発、首相記者会見、『サマショール』ポストトーク…… 金平茂紀 TBS報道局記者、キャスター、ディレクター 2月26日(水) 朝、7時半にホテルをチェックアウトして、廃炉国際共同研究センターへと向かう。あいにくの雨。だが土砂降りではない。何とかなるだろう。 M記者、Cディレクター、Oカメラマン、VEのSらと合流して原発構内へ。今回の取材箇所の選択には自分はほとんど関与していない。ただ汚染水の状況には興味があった。M記者のリクエストで、1・2号機の中操(ちゅうそう)=中央制御室、コントロール・ルームもみることとなった。炉心溶融事故が起きた当時のほぼそのままの状態だという。最も古い1号機の計器はゼネラル・エレクトリック(GE)からの直輸入のままなので、表示は全部英語になっていた。 この日にたまたまIAEA(国際原子力機関)のグロ


東京電力福島第一原発事故で福島県富岡町、浪江町の帰還困難区域などから避難している人たちへの住宅の無償提供が、今月末で打ち切られる。家賃の高い首都圏に避難した人たちが、事故から9年を経て、再び、引っ越…

「死んだ方が楽だよな、と毎日、思ってます」 福島県南相馬市の庄司範英(のりひで)さん(55)は、原発事故の避難先で長男の黎央(れお)さん(当時14)を失った。政府と福島県が避難者への住宅提供を打ち切…

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