自然科学系のノーベル賞の研究内容は専門用語が並び、一見しただけでは内容を理解できないことも多いです。ですが、今年の生理学・医学賞を受賞する大阪大特別栄誉教授の坂口志文さん(74)が発見した「制御性T…




2025年のノーベル平和賞に選ばれたベネズエラの野党指導者、マリア・コリナ・マチャド氏は17日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話協議した。マチャド氏は「ネタニヤフ氏の戦争における決断や断固たる行動と、イスラエルが得た成果を称賛している」と語ったという。 イスラエル首相府によると、電話協議でマチャド氏は、パレスチナ自治区ガザ地区の停戦合意による人質解放を称賛し、イスラエルによる6月のイラン攻撃についても「感謝を示した」という。イランとベネズエラのマドゥロ政権はいずれも反米の立場で、関係が強いことが背景にある。 これに対し、ネタニヤフ首相は平和賞への祝意を伝え、「民主主義と世界平和の拡大に向けた活動」をたたえたという。 中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」などによると、マチャド氏は親イスラエルの立場で知られ、ガザの戦闘ではイスラム組織ハマスの「壊滅」を支持。イスラエルメディアのインタビューでは、


スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を京都大高等研究院の北川進特別教授(74)▽豪メルボルン大のリチャード・ロブソン教授(88)▽米カリフォルニア大バークリー校のオマー・ヤギー教授(60)――の3氏に授与すると発表した。授賞理由は「金属有機構造体の開発」。 北川氏は、金属化合物の内部に多数のナノサイズの空間を持ち、気体の出し入れを制御できる「多孔性金属錯体(さくたい)」を開発したことなどで知られる。こうした技術は、大気中の二酸化炭素(CO2)の捕捉や、水に含まれる有害物質の除去、危険なガスの安全な運搬などに役立てられている。 同アカデミーは「受賞者たちの画期的な発見に続いて、化学者たちは何万種類もの異なる金属有機構造体を開発した。人類が抱える最大の課題の解決に貢献する可能性がある」とたたえた。 日本からのノーベル賞受賞(米国籍を含む)は、6日に生理学・医学賞の受


ノーベル化学賞の受賞が決まったオマー・ヤギー氏。パレスチナ難民の両親を持つ=米カリフォルニア大バークリー校提供・ロイター 8日に発表された今年のノーベル化学賞では、京都大高等研究院の北川進特別教授(74)らとともにパレスチナ難民の両親を持つ米カリフォルニア大バークリー校のオマー・ヤギー教授(60)も共同受賞が決定した。ヤギー氏は「大変な道のりだったが、科学のお陰で乗り越えることができた」と受賞を喜んだ。 スウェーデン王立科学アカデミーなどによると、ヤギー氏は1965年、ヨルダンの首都アンマン生まれ。両親はパレスチナからヨルダンに逃れた難民で、ほとんど読み書きができなかったという。 ヤギー氏の幼少期は貧しく、一つの部屋で家畜とともに10人以上で暮らす生活を送り、電気や水道も満足に使えなかった。10歳の時に図書館で分子に関する本を読み、その奥深さに魅了されたという。15歳になると、父親から米国






今年のノーベル生理学・医学賞が大阪大学特任教授の坂口志文さんらに贈られることになった。 授賞業績は「免疫が制御される仕組みの発見」。人間の体には、多くの種類の細胞が連携して、病気を起こす異物を排除す…


「基礎科学への支援が不足している」。ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった坂口志文・大阪大特任教授(74)は6日夜、阿部俊子文部科学相からの電話に対し、こう訴えた。治療に応用するための研究開発も、世…


今年のノーベル生理学・医学賞は、病原体を攻撃する免疫反応の暴走を止めるブレーキ役の細胞を見つけた大阪大特任教授の坂口志文(しもん)さんらに贈られる。生物学者の福岡伸一さんは、坂口さんの発見の陰には別…


免疫の暴走を止めるブレーキ役――。ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった大阪大特任教授の坂口志文さん(74)が見つけた制御性T細胞は、がんや関節リウマチなど幅広い病気に関わっている。30年以上前にそ…


スウェーデンのカロリンスカ研究所は6日、今年のノーベル生理学・医学賞を、大阪大の坂口志文(しもん)特任教授(74)らに贈ると発表した。業績は「免疫が制御される仕組みの発見」。病原体を攻撃する免疫細胞…



ノルウェーのノーベル委員会が11日午前11時(日本時間午後6時)、今年のノーベル平和賞の受賞者を発表する。「平和の推進者」として、誰が選ばれるのか。(ロンドン=藤原学思) 注目点は中東情勢を絡めるか…



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