
多くの皆様のお祈りを頂いた教皇選挙が終わりました。前記事でも所感を記しましたが、これまで12年間にわたり導いてくださった教皇フランシスコに別れを告げ、その直後に今度は新しい牧者としてレオ14世を選出した枢機卿団の一員として関わらせて頂いたのは、多分、生涯に一度のことであろうと思います。このような場に立ち会うことを許してくださった、いのちの与え主である神様に、感謝しかありません。また教皇フランシスコの永遠の安息のため、そして新しい教皇の誕生のため、世界の多くの方が祈りを捧げてくださいました。教皇選挙に参加した133名の枢機卿は、皆、その祈りの力を感じながら、一連の行事に臨みました。皆様に感謝いたします。 さて、教皇選挙の具体的な内容については、書き記すことはできません。システィーナ聖堂(礼拝堂)に枢機卿団が選挙のために入堂する映像が、バチカン放送がそこまでは撮影しましたので、それがいろいろな


聖霊降臨祭(ペンテコステ)のミサで手を振るローマ教皇レオ14世=バチカンのサンピエトロ広場で2025年6月8日、AP 第267代ローマ教皇レオ14世が就任してから1カ月がたった。5月7日からバチカンで実施された教皇選挙(コンクラーベ)を現地で取材し、その後のレオ14世の言動を追う中で、二つの「距離」を強く意識させられている。 まずは教皇と世俗との距離だ。 コンクラーベは枢機卿がシスティーナ礼拝堂で秘密投票を行い、新教皇が選出されれば白煙を、不選出なら黒煙を礼拝堂の煙突から上げて周知する。私もサンピエトロ広場に通い、数万人ものキリスト教カトリック信徒らと煙突を見上げ、煙を待ち続けた。 広場は連日、欧州、南米、アジアなど世界各地からの来訪者で埋め尽くされた。報道陣も数え切れないほど多かった。 検証不能な秘密投票 だが、注目度の高さとは裏腹に、投票結果の詳細は公表されない。閉鎖された礼拝堂の中で








ローマ教皇選挙(コンクラーベ)の会場であるシスティーナ礼拝堂の煙突から噴き出る黒煙=バチカンのサンピエトロ広場で2025年5月7日午後9時ごろ、福永方人撮影 世界14億人のキリスト教カトリック信徒のトップを決めるローマ教皇選挙(コンクラーベ)は7日、バチカンのシスティーナ礼拝堂で枢機卿による1回目の投票を実施したが、新教皇は決まらなかった。 投票総数の3分の2以上の票を得る候補者が出ず、礼拝堂の煙突から「不選出」を知らせる黒煙が上がった。8日以降、選出されるまで1日に最大で4回の投票を繰り返す。 コンクラーベでは、教皇に次ぐ高位聖職者の枢機卿の中から秘密投票で新教皇を選ぶのが慣例となっている。新教皇が決まれば礼拝堂の煙突から白煙を、決まらない場合は黒煙を出して周知する。





7日に始まる次期ローマ教皇を決める秘密選挙「コンクラーベ」に向けて、駆け引きが激しさを増してきた。本命候補の枢機卿には健康不安説が浮上。マクロン仏大統領によるコンクラーベへの干渉を疑う報道も出るなど…


21日に88歳で死去したローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀が26日午前10時(日本時間同日午後5時)過ぎから、バチカンのサンピエトロ広場で行われた。160を超える国・地域の元首や首脳、王…



ローマ教皇庁(バチカン)は22日、フランシスコ教皇の死後初めて、高位聖職者にあたる枢機卿の会議を開いた。26日午前10時(日本時間同日午後5時)から葬儀を行うと発表した。次期教皇を決める選挙「コンク…



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