「この電話は現在使われておりません」 いたたまれない気分で転職活動を続けた時、親身になってくれた彼にかけた電話から聞こえた最後のメッセージはこうだった。 『「SEが足りなくなる!」、新聞記事に煽られて専門学校に通った話』、『「自分のような者でも居場所があるかも」、IT業界を目指しドロップアウトから脱した話』と、2回にわたってSE・プログラマーになる前の話が続いたが、ここからは、派遣SE・プログラマーとして過酷な日々を過ごし、限界を感じて転職を考え始めた時代の話に戻りたい。 会社を辞めよう、と漠然と思い始めたが、次の勤務先が決まっているわけではない。情けない、と思われるかもしれないが、とにかく逃げ出したかった。 ここにいても、どんづまりから抜け出せるとはどうしても思えなかったのだ。仕事を辞めたい、でも行く当てがある訳でもない。 「また根無し草の生活に戻るのか…」 先が決まらないまま今の仕事を

ジェイ退社のお知らせ(社長、岩上より) 皆様、いつもLIGブログをご覧いただきましてありがとうございます。 この度、広報として大活躍してくれたジェイがLIGを退社し、とある上場企業に転職する事となりました。転職については様々な理由がありますが、一言で表すと「ヘッドハンティング」です。 大学時代からの友人であり、LIGの為に一緒に苦労を分かち合ってきたジェイが、まさかこんな形でLIGを去る事になるとは夢にも思いませんでした。やはり月3万円の給料と米15kgの現物支給だけでは生活が苦しかったという事でしょうか。 これまでLIGの顔として大活躍をしてくれたジェイ。彼無くして今日のLIGは無かったと思います。 今回の退社は、そんな彼が悩みに悩んだ末、たどり着いた結論です。社長として、そして1人の友人として全面的に応援し、快く送り出そうと思い、LIGらしく「退社」という今回の記事にまとめさせていただ

この時期恒例となっている「2011年IT業界におけるTOP10予測」が発表された。IDCのチーフアナリスト(兼シニア・バイスプレジデント)であるフランク・ジェンス氏の発表をリアルタイムで聴講したのでポイントを報告したい。 2010年のタイトルは「Recovery and Transformation」(回復と変革)とのことで、市場規模は不況以前に回復する一方、(1)新興国市場の拡大(2)クラウドコンピューティングの進展(3)モバイルデバイスとアプリケーションの普及(4)ネットワーク高速化などにより、大規模な業界再編を示唆していた。 2011年のタイトルは「Welcome to New Mainstream」(ようこそ新潮流)で、(1)クラウドサービ(2)モバイルデバイスとアプリケーション(3)ソーシャルネットワーキングが市場に浸透し、成熟期を迎える。各々の分野での破壊的テクノロジーが融合さ

世界を飛び回るITエンジニア、シグマコンサルティングの菅原英治氏が、海外で活躍する日本人ITエンジニアに突撃インタビュー! この連載は、海外で活躍する日本人ITエンジニアが、どんなことを考え、どのように働いているのかをレポートすることで、「ITエンジニアとしての働き方」について考えるきっかけをつくることを目的としています。 前回、前々回のハワイとはガラッと変わって、今回筆者が訪れたのは、ベトナム最大の都市であるホーチミン・シティです。JETROの通商弘報によると、ホーチミン・シティは、2010年上半期の経済成長率が11.0%と成長著しい都市です。その成長を裏付けるかのようなバイクの洪水に、筆者は圧倒されました。
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