まだ旧Googleアナリティクス(UA)からGoogleアナリティクス4(GA4)移行していない人は、プロパティ作成とデータ保持期間の延長だけ設定しておきましょう。 この記事を書いている成瀬はUAを3年ほど使っています。もちろん実際にGA4に移行する方法も知っているため、その手順や早めに作業しておくことだけ分かりやすく解説することも可能です。先にGA4そのものを知っている人にむけて今すぐやるべき最低限の作業だけ解説します。 プロパティ作成の際に入力するのは基本情報と追加情報、データストリーム種別、サイトURLとストリーム名になります。ここで言う基本情報とはプロパティ名、レポートのタイムゾーン、通貨、業種、ビジネスの規模、ビジネスにおける利用目的です。データストリーム種別ですがWebデータを取得する場合は「ウェブ」、アプリの場合なら「Android アプリ」「iOSアプリ」を選択してください
![GA4移行で最低限やっておくことを解説!よくある質問と解決方法も更新中 | [マナミナ]まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f785f7dbcf747a8ca7968e321f7aac468fe33c812%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fmanamina.valuesccg.com%252Fuploads%252Farticle%252Fimage%252F1784%252FGA0502.jpg&f=jpg&w=240)
連載「変化と進化を先読みする~メディアの未来」は、大きく変化するメディア、その変化の方向をさまざまなキーワードから追っています。 連載第6回は、メディアの「新たなエコシステム」に着目します。「エコシステム」とは、文字通り「生態系」を意味します。むろんここでは、メディアビジネスにおける新しい“循環系”や“連鎖”について考えます。 昨今、ビジネスの面から“エコシステム”を語る場合、一般には2つの視点を含意します。 1つは、あるプラットフォーム提供者が開放系のビジネス基盤を用意し、そこに大小様々なプレーヤー(参加者)が自由に参加できるようにすることです。それぞれのプレーヤーは自らの利益のために活発に活動し、それによってプラットフォーム全体が活性化するというような関係です。 もう1つは、それぞれのプレーヤーの“ウィン−ウィン”、すなわち共存共栄であるような関係です。いずれかが他を圧倒し排除してしま

TOP > 「Webサイト改善は図を描きなさい!」 〜 SiteCatalyst達人から教わった分析フレームワーク こんにちは。マーケティング担当の伊藤大地です。 先日、米AdobeでWeb解析ツール「SiteCatalyst」のプロダクトマネージャープログラムマネージャー(初出時、役職を誤って表記しておりました。お詫びし、訂正いたします)を務めていらっしゃる清水誠さんが、一時帰国された折に弊社に遊びに来てくださいました。たっぷり2時間、最新Webマーケティング事情やWeb解析についてお話を伺いした中から、WebのKPI測定・改善サイクルとそのノウハウについて、エッセンスをお伝えしたいと思います。 清水さんが提唱されているWeb改善のフレームワーク「コンセプトダイアグラム」という手法は、主に3つのプロセスから成り立っています。 ユーザー視点でサイトを図解し、コンセプトを明確にする サイトの
金曜日のブログで「ソーシャルメディアを使って業績躍進は至難の業」と言ってみる。王様の耳はロバの耳・・・というエントリーを書いたのだが、本日の日経ビジネスのオンラインのメルマガで、正反対のタイトルを見つけた。 「無印良品はなぜソーシャルメディアで儲けられる?」という、世間一般的には「へー。ソーシャルメディアが旬なんだ」的な記事なのだが、自分的には???? であった。大日経様に楯突くのはドンキホーテみたいで滑稽だが、かなりの見地の差があるのでちょっと比較して見たい。 まず。 これが日経デジタルマーケティングが集計したというFacebookやTwitterで売り上げを伸ばしている企業ランキングだ。まずこの集計・評価方法に異論を申し立てたい。 調査は、フェイスブックのファン数とツイッターのフォロワー数の合計値が高い100の企業・ブランドを抽出し、「総合スコア」を使ってランキングにした。まず、企業・

この連載を書いていて色々な反応がある。 「世界には色々な文化が存在することが具体的な例で理解できた」「複数の視点をもつ重要性を知った。ローカリゼーションを早速考えたい」 そんな肯定的な応援メッセージをいただく。 その一方で、ローカリゼーションに躊躇する意見もある。その1つが、「ローカリゼーションが不要なほどの、世界に類を見ない革新的な製品を考えることこそが重要だ」という考え方だ。 私も、そういう意見を尊重しているし、目標にすべきことだとも思っている。 しかしながら、グローバル市場において、ローカリゼーションを考えなくてもそのまま受けいれられる製品や分野は、今のところ限られている。「スマートフォンに地域性は必要か?」でも触れたが、スマートフォンなどは、そのような範疇に入りやすい。ソフトウェアもそうだ。言語などはローカライズしないと売れないが、コンセプトがそのまま浸透しやすい。 実は、躊躇する

レシピサイトのクックパッドが実店舗に“進出”し始めた。大手食品スーパーと協力して売り場作りに知恵を絞る。1000万人超の利用者をテコに個人消費の底上げに挑む。 昨年末、東京都や神奈川県を中心に店舗展開している食品スーパー、東急ストアのチラシに小さな変化があった。特売品の紹介やメニューの提案をする紙面の中に、料理レシピサイトの最大手、クックパッドのロゴが登場したのだ。同社のロゴが食品スーパーのチラシに掲載されるのは初めてだ。 チラシには、クックパッドのサイトに投稿されたケーキのレシピとともに、ケーキに使うタカナシ乳業の生クリームが載る。東急ストアはチラシに併せて、生クリームの商品棚の前にレシピを載せた小冊子を置いた。クックパッドが食品スーパーを中心とする小売業の販促協力に本腰を入れ始めている。消費者がレシピを投稿するサイトとしてスタートしたクックパッドはこれまで、食品メーカーと組むことが多

標準世帯の“消滅” わが国では、夫婦と子2人からなる世帯を「標準世帯」と呼んできた。そして国も企業も「標準世帯」を基本的なターゲットととらえ、政策を立案し、マーケティングを推進してきた面が強い。官僚もビジネスパースンも、まず夫婦と子2人の家族を思い浮かべ、生活者のニーズをとらえようとしてきたのだ。 国立社会保障・人口問題研究所のデータに基づくと、「夫婦と子世帯」の構成比は、1980年時点で全世帯の42%を占めており、「単身世帯」(構成比20%)や「夫婦のみ世帯」(構成比12%)を大きく上回っていた。だから「標準世帯」を念頭に政策やマーケティングを設計することには、一定の妥当性があったと言える。 ところが近年、この「標準世帯」の減少が著しい。現在の「夫婦と子世帯」の構成比は、全世帯の28%にすぎず、「単身世帯」の31%を下回っている。したがって夫婦と子2人からなる世帯はもはやマジョリティでは

画面いっぱいにカラフルなハートマークや☆マーク、顔文字が飛び交うデコレーションメール、通称「デコメ」。 こんなメールが個人から企業宛のメールアドレスに届いたら、友人に送るはずのメールが間違えて届いてしまったかと訝しむかもしれません。しかし、私(吉田文儀)が経営するクロス・コンセプト(大阪市)のスタッフは、何の苦もなく理解します。決して送信ミスではなく、ユーザーからの「メルマガの送信先を変えてほしい」という要望だ、と。 ケータイにはケータイの「書式」がある 突然、メールマガジンが配信されなくなった顧客がいるとしましょう。パソコンや電話であれば、こんな感じの問い合わせがカスタマーセンターに寄せられてきます。 「今日のメルマガが届いていません。一体どうなっているのでしょうか?」 クロス・コンセプトのカスタマーセンターには1日に平均すると3500~4000通ぐらいの問い合わせメールが届きます。とこ

(前回「『お嫁にください』を言うならゴルフに乗って!? 」から読む) いやあ、面白かったですね。山崎氏のお話。“クルマのローカライズ”と一言で言っても、かくも奥深い。「日本人はこんな嗜好だからね、ココをこういうふうに改造しといてちょうだい」とメーカーにメールを送れば済む問題ではないのです。販売地域の綿密なマーケティングに加えて、ドイツ本国に対する粘り強い交渉力が必要になってくる。 “7年連続輸入車車種別ナンバーワン”のタイトルに話が及んだ際、山崎氏が笑いながら、「そりゃ私のマーケティングが良いからで......」とおっしゃったのも、あながち冗談だけではないでしょう。豊富な実績に裏打ちされた自信があればこそ吐ける科白なのではありますまいか。その果実を享受できる我々日本のユーザーの、何と恵まれていることか。 それにしてもゴルフは素晴らしいクルマです。初代からの大ファンである私は、最新Ⅵの“正常

飯塚幹雄(いいづか・みきお)氏 日本大学芸術学部卒業後、システムコミュニケーションズ入社。マーケティングとセールスプロモーションを学んだ後、1980年に大手企業の海外でのマーケティングを支援するベンチャー、コムセルを起業。日本の家電メーカーを顧客に、中国、東南アジアにおけるマーケティングの実績を積む。2000年からサムスン電子のグローバルマーケティングを支援。携帯電話、家電、ブランド戦略などに携わってきた。2009年3月、サムスンのマーケティングを分析した『市場づくりを忘れてきた日本へ。』(しょういん刊)を上梓。 ── 日本のマーケティング会社としては珍しく、韓国・サムスン電子本社のグローバルマーケティングを長年支援されてきました。きっかけは何だったのでしょうか。 飯塚 1990年代後半に東芝のブラウン管テレビ「バズーカ」の中国におけるマーケティングを支援したことが発端です。上海、北京、広

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く