2013年12月25日。おめでとうございます、Ruby 2.1.0がリリースされました! 日本時間で26日という細かい突っ込みをしている場合ではありません。 まだ使ったことがない方、簡単に変更点を見てみましょう。 文法の変更 デフォルト値を伴わないキーワード引数Ruby 2.0が出たときから誰もが思っていた疑問、「なんでキーワード引数はデフォルト値必須なんだ?」がついに解消されました。以下の記法で、デフォルト値をつけないキーワード引数を宣言できます。この場合、呼び出し時に対応する実引数を渡さないとArgumentErrorになります。 def hello(name: ) puts name end hello(name: "taro") # => taro hello # => ArgumentError: missing keyword: name キーワード引数同士ではデフォルト引数

更新情報: 2013/11/19: 初版公開 2021/01/08: 訳文見直し、追記 こんにちは、hachi8833です。今回は、自分が知りたかった、Active Recordモデルのリファクタリングに関する記事を翻訳いたしました。1年前の記事なのでRails 3が前提ですが、Rails 4以降でも基本的には変わらないと思います。リンクは可能なものについては日本語のものに置き換えています。 なお、ここでご紹介したオブジェクトは、app以下にそれぞれ以下のようにフォルダを追加してそこに配置します。 注記: 以下は使われそうなフォルダを列挙しただけであり、実際にはこの一部しか使いません。 Value Object Service Object Form Object Query Object View Object Policy Object Decorator ⚓ 肥大化したActive

2013年08月06日18:47Ruby Spring無しでRailsを使おうだなんて正気ですかッ!?Railsはフレームワーク自体や関連ライブラリの読み込みがあるため、ちょっとしたコマンドを実行するだけでかなり待たされてしまったりします(サーバ起動などなど)。そこで、あらかじめRailsプロセスをロードしておき、そのプロセスから各種コマンドを実行することで高速に実行しよう!という素敵なアプローチがあります。その一つが Spring です。 インストールはこれだけ!これだけでコマンドの実行が高速になるんだから入れない理由があるでしょうか。いや、無い。 gem install spring ただ、対象はRails3.2以上なので古いRailsを使っていると恩恵が受けられないです。。そういう場合はさっさとバージョンを上げましょう。そのくらい快適です。 実際に実行時間を計ってみても(かなり適
fluentd v0.10.35 が出ましたね! https://rubygems.org/gems/fluentd で、端的に申し上げまして fluentd をお使いの皆様は以下の組合せで使うのがおススメです。Ruby 2.0.0-p195 Fluentd v0.10.35 MessagePack v0.5.5 なぜかというと以下のようなすばらしい利点があるからですね。Ruby 2.0.0 でfluentdを走らせると大変高速 2.0.0 は each とかを回すときに非常に高速になるような改良が入っている 1.9.3 向けには funny-falcon patch として知られていたもの rvm を使ってビルドしていたrubyだと知らずに当たってるかも これが大量のメッセージに対してループが回りつづけるFluentdに超ハマる 手元計測で生の 1.9.3 の倍ちょっと高速Ruby

インフラストラクチャー部の成田です。 先日開催されたRubyKaigi 2013 で、 "High PerformanceRails" というタイトルの発表をしてきました。 スライドと動画 発表の様子は ustream の録画をご覧ください。 [ustream id=33559705 hwaccel=1 version=3 width=480 height=302] スライドは以下にアップロードしてあります。 High PerformanceRails (long edition) // Speaker Deck なお、発表時間の都合上、当日はここから 40 枚ほどのスライドを削除してしまいました。発表に使った短いバージョンのスライドはこちらです。 発表の概要クックパッドは 2008 年からRuby onRails を採用し、ずっと使い続けてきました。サービスが成長するとともに
あなたにとって重要なトピックや同僚の最新情報を入手しましょう最新の洞察とトレンドに関する最新情報を即座に受け取りましょう。 継続的な学習のために、無料のリソースに手軽にアクセスしましょうミニブック、トランスクリプト付き動画、およびトレーニング教材。 記事を保存して、いつでも読むことができます記事をブックマークして、準備ができたらいつでも読めます。

Heliosはプッシュ、アプリ内課金、Passbookなどのデータを一元管理できるiOS向けサーバソフトウェアです。 iOSではアプリ単体を作って終わりというものも多いですが、サーバサイドとのやり取りするアプリも少なくありません。そうした情報のやり取りを一元的に提供してくれる専用サーバがHeliosです。 データがないのですが、これはPassbook向けのデータ管理。 Pushもあります。 さらにアプリ内課金。 HeliosはデータをRESTfulなAPIで管理します。Rackアプリとして立てることも、SinatraやRailsの中に取り込んでシステムを提供することもできます。iOSアプリ開発時に用意してあると開発がスムーズに進みそうです。 HeliosはRuby製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。 MOONGIFTはこう見る iOSアプリ開発者にとってみればサ
技術部・開発基盤グループの村田です。クックパッドは本日から、本番環境をRuby 2.0.0-p0 に移行しました。Ruby 2.0.0-p0 は 2013年2月24日にリリースされたRuby の最新バージョンです。新しいRuby を使って気持ち良く開発するために、できるだけ早くRuby をバージョンアップしようと尽力してきた結果が実りました。Ruby のバージョンアップでレスポンスが高速になったクックパッドがRuby 2.0.0 に対応したことで、ユーザと開発者の両者にとって、これまでよりも快適になっています。Ruby のバージョン移行は、Ruby Enterprise Edition からRuby 1.9.3-p392 を経由してRuby 2.0.0-p0 へと段階的に実施しました。Ruby を Enterprise Edition から 1.9.3、そして 2.0
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