帝人ファーマが開発した痛風治療薬「フェブリク錠」=同社提供 痛風治療薬に国内の製薬会社が力を入れ始めた。原因となる尿酸ができるのを防ぐ薬は長く新薬が出ていなかったが、帝人ファーマが約40年ぶりに新開発。国内最大手の武田薬品工業と手を結び、年1千億円を売り上げる大型薬に育てようとしている。武田は米企業も買収し、痛風分野を事業の柱の一つにする考えだ。 ■国内患者96万人 痛風患者は、国内で約96万人(2010年)にのぼる。25年前の4倍だ。予備軍である高尿酸血症の患者は1600万人いて、30歳以上では約3割が患っているという推計もある。患者は世界的に増える傾向にあり、痛風治療薬は成長市場といえる。 治療薬には痛みを抑える薬や、尿酸を体外に排出するのを促す薬などがある。ただ、そもそも尿酸が体内でつくられるのを防ぐタイプの薬は、英グラクソ・スミスクラインの「ザイロリック」しかなく、日本では1
関連トピックス原子力発電所東京電力 東京電力福島第一原発事故直後に官邸で事故対応にあたった福山哲郎前官房副長官が9日、東京大学で講演し、国会事故調査委員会で8日証言した東電の清水正孝前社長の発言に対し、「(発電所からの)撤退と東電が言ったか言わないかは大きな問題ではない。私らが全員、東電からの電話連絡で東電が撤退するのではないかと危機感を持って協議をした」と批判した。 福山氏は、東電が発電所から作業員の退避を検討していた昨年3月14日夜から15日にかけて、官邸で対応にあたった。福山氏は「(撤退について)その時はこう思っていたということを後になって言われても意味がない。瞬間瞬間の判断を我々は求められている。受け止めた側がどう受け止めたかが、その後の決断に関わってくる」と述べた。 関連記事「東電申し出、全員撤退でなかった」 国会事故調が見解(6/8)国会事故調、馬淵氏を聴取 石棺案不採用の
葛西臨海水族園(江戸川区)から脱走、先月二十四日に捕獲された絶滅危惧種フンボルトペンギンの幼鳥。七日、三カ月ぶりに展示場に戻され「帰還ペンギン」となったが、群れと離れて泳いだり、プールから上がって孤独にたたずむなど、仲間にとけ込めない様子が目立った。同園はペンギンを見守りつつ、脱走防止に知恵を絞る。 (村松権主麿) 「帰って来てよかったね」「おかえり」。展示場を訪れた人々から喜ぶ声が多く聞かれる一方、群れから孤立する姿を気遣う人も。「すぐに仲間入りできるか心配で見に来た」と言う女性会社員(32)は「緊張しているみたい。ペンギンにとって、捕まったのは残念だったのかも…」。
ロボット工学の偉い先生の講演を聴いてきた。あの311から、原発事故の現場に関わってきた先生の話だ。 先生の発表はとても熱かった。みんな資源エネ庁の公募に応じてくれと、国内の学者、技術者、国公立の機関、民間企業、あらゆる所から英知と技術を集めて、あのぶっ壊れた原子炉を何とかしようとしていた。なんか発表中ずっと、BGMに逆シャアのメインテーマが聞こえる気がしたよ。私はもう平常の研究開発、普段の企業の業務に戻った気でいたけど、その先生はまだ非常時モードで、まだまだ戦っていたんだ。 先生曰く、あのぶっ壊れた原子炉の中身、溶けてしまった燃料棒を全てきちんと片付けてしまうには、30年から40年かかるという計画がすでにたっている、のだそうだ。 建屋の最上階に人類が到達できるまで数年。もう一度格納容器を水で満たすまで10年。それからすこしずつ核燃料を取り出し、しかるべき所に処理を始め、終わるまで30年はか

10日午後7時45分ごろ、仙台市青葉区を走行中のJR仙山線の上り普通列車とクマが衝突した。警察やJRの職員が列車の下敷きになったクマを撤去しているが、乗客約60人が午後11時5分現在も、車内にとどまっているという。 JR東日本仙台支社によると、現場はJR作並駅から熊ケ根駅方面に3キロ進んだ地点で、周囲は山林地帯だという。この列車は同日午後7時ごろにも、山形県内のJR高瀬駅と山寺駅の間でカモシカと衝突し、安全確認のため、約10分ほど停車していた。 同支社によると、列車は午後6時45分に山形駅を出発し、午後8時5分に仙台駅着の予定だったという。

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