普段ニコニコとTwitterで、楽しいニュースやかわいい猫ちゃん画像、そして晒上げたい面白人間の面白発言なんかを見ているワケですが、そこでちょくちょく見かけるのがフェミニストvs男性オタクトライブのセメントな殴り合い。フェミニストについてはウーマンリブから現在の連帯とかをサラリと撫でたり、文芸理論としてのフェミニズムを入門書で数冊読んだ程度の激烈門外漢なんですけど。 一方で、自分がオタクであるという自己規定はしていないけれど、秋葉原近辺在住でオタクコンテンツ界隈でも執筆する編集ライターで、深夜アニメの時評なんかも執筆してるデブのメガネとして、男性向けオタクコンテンツもどっぷり摂取している自分も認めないわけにはいかない。 普段は、セメントの殴り合いを横目に見て「ひゃーやっとるやっとるなー」とにやつく感じで、自分の問題としては受け止めていない一番蔑まれるべき態度をとっているわけですが、ちょっ

<優れた文芸小説『ロリータ』によって、男性の性的ファンタジーである「大人の男を誘惑する少女」のイメージが浸透してしまった> 日本では、ウラジミール・ナボコフの小説『ロリータ』のことを知らない者はいないだろう。 心理学者が前書きをしている犯罪者の手記、という手がこんだ形のフィクションで、その告白文の語り手が、少女性愛者のハンバート・ハンバート(仮名)だ。パリ生まれのハンバートは、ヨーロッパで過ごした子供時代に性的な体験を共有した少女アナベルのことを忘れることができず、少女のような未熟な体を持つ女性との関係で追体験をしようとしてきた。 30代後半になったハンバートは、移り住んだアメリカ・マサチューセッツ州の田舎町で、下宿先の娘である12歳のドローレス・ヘイズ(ロー、ドリー、ロリータ)に一目惚れし、欲情をいだく。彼はドローレスと一緒にいるために母親シャーロットと仕方なく結婚するが、邪魔者であるシ
文学フリマ百都市構想の新たな開催地は、日本の文化的拠点である京都です。 これまでの大阪府堺市での開催とあわせ、待望の「関西圏での年二回開催」が実現することになります。 ぜひみなさまの予定表に2017年1月22日(日)「第一回文学フリマ京都」を加えて下さい! 当日企画公開! 【第一回文学フリマ京都】では特別企画を併催いたします。お時間が許す方は、メインである即売会々場の第一展示場のほか、大会議室、第二・第三会議室、ウェルカムホール&ロビーもぜひお楽しみ下さい。 《大会議室》記念シンポジウム「地域と文化をめぐる問いを明晰にする〜地域”の”アートの現場から」 (1)11:30 – 13:30 [登壇者] 藤田 直哉 氏 (評論家/「地域アート 美学/制度/日本」「シン・ゴジラ論」) 浦岡 雄介 氏 (いさざ会館用務員/舞鶴市) イシワタ マリ 氏 (山山アートセンター/福知山市) ※臨月のためS
吉本隆明『共同幻想論』評、第二回は本書が描かれた社会状況に迫ります。『資本論』のマルクスを牽制しつつ、フロイトやヘーゲルの方法論で本書を描いた吉本隆明。学生運動華やかなりしころ、それらの学生に熱烈に読まれたかというと、彼らが意識していたのはちょっと違ったようです。 ●方法論の原点のひとつはフロイトの『トーテムとタブー』 人類とは何かという根源的な問題を考察する上で、無意識の内的了解の進化過程に視点を置く方法論として吉本の『共同幻想論』は、進化心理学よりは、ジークムント・フロイトの『トーテムとタブー』に酷似している。むしろ、『共同幻想論』は『トーテムとタブー』の反論として書かれているとも言える。そもそも「トーテム」は「禁制」であり、ゆえに『共同幻想論』もこの「禁制論」から始まる。 だがフロイトによる方法論の帰結は、フロイト精神分析の性意識の発達段階説を確固たる前提として、これに人類意識

学長のブログに中国故事「小人閑居して不善をなす」が引用されており、この使われ方が誤りではないかとの声があった。誤りであるなら、それを示せる権威ある辞典はないか 正式には「小人閒居(間居)して不善をなす」 閒居の意味は独居、つまり独りぐらし、ひとりでいること 「閑=ひま」という意味はないので、正式には間違っているといえるが、実際には"小人閑居"として広まっているので、まったく間違っているとも言えない 以下の資料を提示 ①『中国故事成語大辞典』 和泉新, 佐藤保編 東京堂出版 1992 <当館請求記号 R813.4/Izu> →P623 「小人間居して不善を為す」 小人が独り住まいをすると… ②『故事成語名言大辞典』 鎌田正, 米山寅太郎著 大修館書店 1988 <当館請求記号 R813.4/Kam> →P588 「小人間居して不善を為す」 修養のある人は人目に立たずひとりでいること 間居=人

NEWSポストセブンの年始恒例企画、直木賞作家石田衣良氏へのインタビューをお届けする。「文化が寡占化する日本」。(取材・構成=フリーライター神田憲行) * * * 今の日本で嫌なのは文化的に寡占傾向が進んだということです。小説の世界でもアイドル、ドラマでも同じだと思います。誰かが何かを「面白い」と言えば、すぐ行列が出来ちゃう。行列の先になにがあるかわからないけれどとにかく並んでおくか、という貧しい時代のソ連のようですね。 たとえば僕がいる小説の世界で言うと、フロー(新刊)は売れてもストック(古典)が全く売れないんです。いま生きている作家でも死んだら途端に売れなくなります。あまり表に出てないですが、リーマンショック以降、作家の3分の1は厳しい状況ですよ。でも出版界全体の売り上げはピーク時の3分の1が落ちたところ。音楽CDのように半減していませんから、これからもっと落ちるかもしれない。 原因み

ドイツ・ナチズム文学集成 全13巻 刊行開始! →トップページ →私のドイツ文学案内 京都大学教授・池田浩士氏の編訳により、表記の邦訳書が、柏書房から近く刊行開始となる。 池田氏の「刊行にあたって」から一部分を引用しよう。 《 ナチズムに対する否定的な評価はすでに確定している。 だが、否定的に評価され断罪されざるをえないナチズムに、圧倒的多数のドイツ国民が、あの当時、熱烈な支持を寄せ、あるいは少なくともナチズムの支配を長期にわたって容認した、という事実は、依然として残ったままなのである。 この支持と容認の根底に届くことのない批判は、いかにそれが理性的であり正当であるとしても、ファシズムの吸引力のまえに、その魅力のまえに無力である。 ナチズムと、ひいてはまたファシズム総体と真に対決するためには、それが誤りであったという確認のいわば手前まで引き返し、事後
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ルバイヤート(ペルシア語: رباعیات)は、11世紀のペルシャ(現在のイラン)を生きた学者・詩人のウマル・ハイヤームが編纂したとされる詩集である。中世イスラム文学の最高峰とも言われ、19世紀ヨーロッパにて再発見がなされた後、2015年現在まで多くの読者を獲得しつづけている。 ルバイヤートとは、ペルシャ語で四行詩を意味する「ルバーイイ」の複数形である。日本語に直せば「四行詩集」になるこの言葉はしかし、作者であるウマル・ハイヤームのものがあまりにも有名でありすぎたため、現在ではその言葉はこの作品にのみ冠されるようになっている。 ただし、この詩は作者の存命中に作成されてはいたけれど、明らかにイスラム教に反する、むしろ冒涜するような内容から、発表を差し控えていたとされる曰く付きの作品である。しかし、その死後に友人達の間で広まると一気に巷間にあふれ出し、偉大な学者として知られていたオマル・ハイ
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "ベーオウルフ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE ·NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2010年3月) Cotton Vitellius A. xv 写本の最初のページ 『ベーオウルフ』に登場する諸部族の支配領域の近似図。 Geats:イェーアト族。[1] Danes:デネ族。[2] Jutes:ジュート族。 Frisians:フリジア族。 Swedes:スウェーデン族。 Angles:アングル族。 Wulfing:ウュルヴィング族(英語版)。 6世紀におけるスカンジナビアの政治的分裂についてはスカンザ(en:Scandza)を参照 ベーオウルフ(英: Be

五島 勉(ごとう べん、1929年〈昭和4年〉11月17日 - 2020年〈令和2年〉6月16日)[1]は、日本の作家・ルポライター。1973年に社会不安とメディアの作品への扱い方を背景として、1960年代生まれから以降の幼少世代を中心に「1999年7月に世界滅亡」を信じる者が続出し、日本国内に未来への悲観的影響を与えた『ノストラダムスの大予言』を書いたことで知られる[2]。北海道函館市出身。正教徒の家庭に生まれる。本名は後藤 力[3](ごとう つとむ)。旧制函館中学校(現・北海道函館中部高等学校)から第二高等学校へ進み、後の弁護士・遠藤誠と知り合う。東北大学法学部卒業。大学在学中、小遣い稼ぎにポルノ小説を書いて雑誌に投稿し、文筆家の道に入る。大学卒業後は『微笑』『女性自身』など女性週刊誌でアンカーマンとして活動。体力の問題から走り回る取材が難しくなったため大衆小説家への転身を図り、19
3月3日はひなまつり。 ひな壇飾りにひなあられ。 桜餅見て、思い出す、 金子みすずの最後の晩。 金子 みすゞは、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人。 『赤い鳥』、『金の船』、『童話』などの童話童謡雑誌が次々と創刊され、隆盛を極めていた大正時代末期。そのなかで彗星のごとく現れ、ひときわ光を放っていたのが童謡詩人・金子みすゞです。 金子みすゞ(本名テル)は、明治36年大津郡仙崎村(現在の長門市仙崎)に生まれました。成績は優秀、おとなしく、読書が好きでだれにでも優しい人であったといいます。 そんな彼女が童謡を書き始めたのは、20歳の頃からでした。4つの雑誌に投稿した作品が、そのすべてに掲載されるという鮮烈なデビューを飾ったみすゞは、『童話』の選者であった西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されるなど、めざましい活躍をみせていきました。 ところが、その生涯は決して明るいもの
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