2015年10月放送のNNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」について、産経新聞が報じた<「虐殺」写真に裏付けなし>という記事の内容は、番組が放送した事実と大きく異なっていました。このため日本テレビは書面において産経新聞に対して厳重に抗議するとともに、ここに主旨を掲載します。 まず<「虐殺」写真に裏付けなし>という大見出しは事実ではありません。 番組で使用した写真は、大勢の人が積み重なるように倒れているものです。産経新聞の記事は、類似写真を1988年に掲載した別の全国紙紙面を引用、掲載しました。産経新聞の記事は、1988年の記事が「大虐殺の写真と報道した」と論じ、その記事を番組の内容と混同し、批判しました。しかし番組は写真について「防寒着姿で倒れている多くの人々」と説明したうえで、「実際の南京の揚子江岸から見える山並みと写真の背景の山の形状が似ていることを示した」と報じたものであり、

沖縄県で貧困に苦しむ子供を支援するために、政府が今年度から始めた事業が意外な反響を呼んでいる。開始からわずか5カ月で、支援を受けた子供または保護者の人数が計2013人(平成28年9月1日時点、内閣府沖縄振興局調べ)。担当者は「約半年でこれほど(の人数に上る)とは思っていなかった」と驚きを隠さないが、それ以上に驚きだったのが、沖縄振興局が公表した支援の具体事例の生々しさだ。 政府の事業に意外な反響 この事業は社会福祉士や保育士などの資格保有者、または教員やスクールソーシャルワーカーといった実務経験者計100人を子供の貧困対策支援員として市町村に配置、学校やNPO法人と連携して就学援助などにあたるというもの。貧困にあえぐ子供たちに手をさしのべるというのは、今の日本社会に必要とされる重要な施策の一つだろう。しかし、その支援の対象となった個々のケースから浮かび上がってくるのは、沖縄の子供たちが置

自民党の丸山和也法務部会長は17日の参院憲法審査会で、オバマ米大統領を引き合いにして、「例えば、今、米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」と述べた。審査会終了後、丸山氏は陳謝し、訂正する考えを示したが、人種差別的な発言と取られる可能性もある。 丸山氏は、米国が大きな変革をする国であることを強調する例として発言し、「まさか米国の建国あるいは当初の時代に、黒人が、奴隷が大統領になるなんて考えもしない。これだけのダイナミックな変革をしていく国なんですよ」とも述べた。 また、丸山氏は「日本が米国の51番目の州になれば、『日本州』出身者が大統領になる可能性が出てくる。世界の中心で行動できる日本になりうる」とも指摘した。


沖縄県で台風9号により多数の重軽傷者が出る中、同県の翁長雄志(おなが・たけし)知事がハワイに外遊し、職務代理を務める浦崎唯昭(うらさき・いしょう)副知事も都内に出張していたことに危機管理の甘さを批判する声があがっている。 翁長氏は、沖縄県とハワイ州の姉妹都市締結30周年記念式典などに出席するため、8日午後に上京して都内で1泊後、9日深夜に羽田空港からハワイに出発。14日に沖縄に戻る予定だ。 翁長氏の海外出張中は規則の順位に基づき浦崎氏が職務代理を務める。今回、県は省庁や市町村に浦崎氏が9日から職務代理を務めると通知していた。 ところが、浦崎氏も8日午後に上京。9日は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉などについて政府に要請を行い、銀座の沖縄物産品店も視察した。 9日夜に戻る予定だったが、航空便が欠航。10日朝の便に搭乗したが、台風のため羽田空港に引き返し、結局、沖縄に戻ったのは10日午

自民党の若手議員が開催した勉強会「文化芸術懇話会」における発言が、「報道機関への圧力」だとして批判されている。新聞各紙は「自民の傲慢は度し難い」(朝日)、「言論統制の危険な風潮」(毎日)などと怒りの拳を振り上げ、本紙も連日、この問題を詳しく報じているが、そのたびに4年半前の悲しい体験を思い出す。 当時、私は政治部の「与党キャップ」という立場で永田町にいた。民主党が政権の座に就き、1年ちょっとたった時期だ。 ある日、民主党の某議員から議員会館の自室に来るよう言われた。こうした場合は大抵、記事への抗議だ。重い足取りで部屋に向かったことを覚えている。 以下、密室での話なのでA議員と記す。案の定、A議員には、その日の政治面の記事が「事実と異なる」と訴えられた。詳しく話を聞くと、確かに取材が甘かったことは否めない。私は素直に謝罪した。「訂正文の掲載かな」と覚悟していたところ、A議員は意外なことを言い

何もいまに始まったことではないが、東京と那覇とのやり取りを観察していると、うんざりする意味で「沖縄疲れ」に陥る。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に対して翁長雄志知事は「新基地建設反対」を唱え、沖縄防衛局が辺野古沿岸部の海底に設置したコンクリート製の大型ブロックが「サンゴ礁を傷つけている。前知事時代に県が岩礁破砕を許可した区域外の設置だ」と注文をつけ出した。あらゆる手段で移設を阻止するという。 2月22日には与那国島で自衛隊配備の是非を問う住民投票が実施された。幸いにして受け入れは認められたが、中学生以上の未成年者と永住外国人に投票権を与える、異常な投票であった。 記憶に新しいのは石垣市、竹富町、与那国町1市2町の中学校教科書採択地区で、竹富町だけが決定に反した行動を取り、国はコントロールできなくなった。国家の専管事項である外交、防衛、教育、エネルギー政策などの枠を沖縄だけがはみ出して

今年も静かに暮れてゆく。騒がしい地球において、日本は動乱状態に陥らず、日々安定して食べてゆくことができているのは、大きな幸福である。 太古以来、この〈食べてゆける〉ことが大課題であるが、その水準に日本は達している。しかし人間は〈物の生活〉が足りておれば、それでいいのであろうか。 ≪問われるべき「心の問題」≫ 物の生活と同時に〈心の生活〉がある。これを満たしてこそ真の幸福である。心はもちろん人間のあり方である。その眼で1年を顧みると異常な出来事が次々と浮かんでくる。虚偽-小保方実験や佐村河内作曲、虚言-吉田清治詐話宣伝の朝日新聞、虚妄-中韓の日本領土侵略の主張…。 さらに子への虐待、子殺し親殺し、学校の友人へのいじめや殺害といったおぞましい事件の数々。 それらには、表れた結果から動く治安の問題すなわち法の問題である以前、まずは、その動機にからむ心の問題すなわち道徳の問題を問うべきではなかろう

「古代進」小野さん、新キャラ「桐生美影」中村さん、PD郡司さんが語った“真実” 一昨年春と昨春の本コラムでご紹介した日本製アニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」(1974年10月~75年3月、全26話)のリメイク版アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」。まず2012年4月、映画館で先行上映を始め、それを順次DVD化し、最後に昨春からテレビアニメ化をスタートさせるというこれまでとは真逆のビジネスモデルで大成功を収めました。映画の最終章(第7章)の上映とテレビ放映をオーバーラップさせる形でフィナーレを迎えるという盛り上げ方も見事で、映画全7章もヒット。テレビ放送の方も予想以上の高視聴率を上げた局も少なくなく、推定400万人が視聴。当時熱狂した団塊ジュニア世代以上はもちろん、小学生を中心に若い世代のファンの開拓にも成功しました。 全7章のDVDとブルーレイは累計50万本を売り上げ、プラモデルなど関連商品の

小笠原諸島周辺のアカサンゴ密漁問題で、海上保安庁は巡視船や航空機を全国から追加で派遣し、一斉摘発に乗り出した。与党議員らから厳しい対応を求められ、プレッシャーが高まっていた。 海保によると、漁船の数は10月30日の212隻をピークに減少傾向にあるが、今月20日もなお47隻を確認。現地では漁具が壊されるなど深刻な被害が出ており、与党議員らが効果が上がっていないと批判し、「自衛隊の護衛艦を派遣したらどうか」などと強硬論も飛び出していた。 一方、海保は中国船が領海侵入を繰り返す尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺や、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設に向けた作業が進む名護市辺野古沿岸部の警備にも全国から応援を出し続けている。 ある海保関係者は「各地の海上保安本部は、ぎりぎりの人員で地元の海を守っている。さらに応援を出せば限界を超えかねない」と話す。

「透明人間になったら何をしたいか」。小学6年生にこんな質問をすると、7人の児童から驚くべき答えが返ってきた。「人を殺す」「強盗する」。2年前、岐阜県の公立小学校の卒業文集にそのまま掲載され、保護者に配布されて大騒ぎになったことがある。 ▼「チェックが不徹底で児童や保護者に申し訳ない」と学校は平謝りだった。もちろん、問題の本質はそんなところにはない。かわいそうに児童たちは、家庭でも学校でも、「人を殺してはいけない」ことを、教えられてこなかったに違いない。 ▼小中学校での道徳教育の教科化が、平成30年度にようやく実現する運びとなった。検定教科書も導入されるという。「子供の心の自由を侵害する」。相変わらずの批判の声は、大人の無責任としか受け取れない。価値観がますます多様化するなか、子供たちは大量の情報にさらされている。だからこそ、小学生のころから、社会の一員としての規範をきちんと教える必要がある

戦後最悪の火山被害をもたらした御嶽山(おんたけさん)の噴火で、原子力規制委員会の審査に合格した九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)への風当たりが強くなっている。川内原発は日本にある原発の中で、最も火山のリスクが高いとされているからだ。再稼働反対派はこれを奇貨として勢いづく。しかし御嶽山の「水蒸気爆発」と、川内原発で想定される「超巨大噴火」を混同する議論はフェアではない。原発周囲で予測されている噴火とはどういうものか。規制委が判断した火山のリスクとは何か。(原子力取材班) 小泉元首相「原発やっちゃいけない国」 「御嶽山の噴火は専門家でも想定外だったと言っている。想定外とはいつでも起きるということだ。日本は原発をやっちゃいけない国だ」 小泉純一郎元首相が9月29日、音楽家の坂本龍一さんが主催した脱原発イベントに出席後、記者団にこう語った。火山のリスクがある川内原発の再稼働に反対するとともに

12月に行われる消費税率10%への引き上げの判断に控え、自民党の税制調査会が来年度の税制改正に向けた議論を開始しました。法人税の実効税率のほか、消費税率の引き上げに伴っての軽減税率の導入の可否などが焦点で、政府や公明党との間で例年以上に難しい議論になると予想されています。 そんななかで、財務省幹部が省内で極秘に作成させた1枚の文書を先日、入手しました。 その文書は、戦中の東条英機から現在の安倍晋三までの第40代から96代までの首相(実数で36人分)のパーソナル・データを調べてまとめたものでした。 年間所得でも、総資産でも担税力でもありませんでした。財務省ならばいずれも不可能なことではないでしょうが、歴代首相を4つのカテゴリーに分類するものでした。 故人も大勢おられる中でどうやって調べたのかはわかりませんが、血液型一覧でした。人間の性格や生活パターンをA、B、O、AB型の4つで類別するのは科

韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故に関連し、背任・横領容疑で逮捕された同号運航会社会長の兪炳彦氏の長男、兪大均容疑者(中央)。同号をめぐる裁判では救助された高校生が証言台に立った=2014年7月25日(AP) 多数の死者を出した韓国の旅客船「セウォル号」沈没をめぐる裁判で、救出された京畿道安山市の檀園高校の高校生や、救助活動にあたった関係者らが証言台に立った。「救助すべき人が何人いるかすら知らなかった」「(海洋警察は)手を伸ばせば届くところにいたが、助けてくれなかった」。概要や内容を把握せず、また、そうした情報のやりとりがなく、まるでよくある小さな事故のように漫然と救助にあたったと疑念を抱かせる証言の数々。「相手」や起きた事象をきちんと理解しない韓国の悪弊がそこにもあった。救助内容を知らぬ救助隊 「(沈没現場に)到着直後、何人かの乗客が船の外に出てきたのを見て、当然退船措置が取られたものと

2014.6.29 11:41更新 渡辺啓三郎氏 学徒出陣して海軍飛行科予備士官となり、特攻隊の募集に「望」と答えた90歳の元海軍少尉が、英語で「カミカゼと日本文化 回顧と再評価」と題する草稿をまとめた。「特攻志願は“命令”ではなかった」と強調する元少尉は、「カミカゼ」を民間人も標的にする現代の狂信的な「自爆テロ」の源流だと認識しがちな外国人に特攻隊の本質を理解してもらおうと健筆を振るった。(岡部伸) ◇ ■熱望・望・否の3択 草稿をまとめたのは、メキシコ南バハ・カリフォルニア州ラパス在住の渡辺啓三郎さん(90)。 渡辺さんは、昭和18年12月、学徒出陣して広島県の大竹海兵団に入団。19年2月に第1期海軍飛行専修予備生徒として三重航空隊に入隊した。 約3カ月間、飛行訓練を受けながら適性検査を受け、ナビゲーションを担当する偵察士要員となった。鈴鹿航空隊に転属し、同年5月から約半年間、偵察士と

京都大大学院人間・環境学研究科の末次健司研究員(植物分類学)は7日、花を咲かせず光合成もしない新種のランを鹿児島県で発見したと発表した。こうした種の発見は世界で2例目という。フィンランドの植物学専門誌のオンライン版に掲載された。 末次研究員は昨年4月、鹿児島県・薩摩半島の約40キロ南にある竹島で植物を調査し、竹林に生える新種のランを発見。100個体以上が自生しているのを確認し、「タケシマヤツシロラン」と名づけた。 この種は、きのこなどの菌類に寄生して栄養を得る植物で、光合成を行わず1年のうちの多くを地中で過ごす。4~5月だけ地上に芽を出してつぼみができるが、開花をせずにそのまま種子を作るという。 こうした植物の発見は2012年に台湾で報告された事例があるという。 末次研究員は「開花も光合成もしないという、いわば『植物であることをやめた植物』といえる。今後、なぜこうした進化を遂げたのかを詳し
2020年に東京でオリンピックとパラリンピックが開催されることになった。「アベノミクス」という経済政策に、五輪という追い風が吹く。あえて、「アベノリンピック」効果と呼ぼう。 ≪見込める3つの五輪効果≫ 東京都の試算では、経済効果は7年間で3兆円となっているが、適切に進めれば実際の効果ははるかに大きいと考える。言うまでもなく五輪に期待するのは、スポーツを通した感動であり、経済効果はあくまで一部だ。しかしこの追い風を最大限に活かし、本物の経済再生を実現する好機である。それには、(1)ハードの経済効果に加え、五輪がもたらす(2)ソフトパワー効果、新しいタイプの(3)「セーブフェイス」効果を、最大限活用することが求められる。 20年は、財政健全化の目標年でもある。先の成長戦略で示されたKPI(キー・パフォーマンス・インディケーター)の主要項目にも、20年を目標とするものが少なくない。ビジネス環境ラ
米空軍所属のHH60救難ヘリコプターが訓練中、沖縄県宜野座村の米軍基地キャンプ・ハンセン内で墜落した。 今回のような事故を二度と起こしてならないのはもちろんだが、強調したいのは、このことで在沖米軍の抑止機能が損なわれてはならないということだ。また、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の辺野古(同県名護市)移設についても悪影響が及ばぬよう、日米が一致して対応にあたる必要がある。 今回の事故で、一般への被害はなかったが、遺体で見つかった1人は乗員とみられている。殉職に哀悼の意を表したい。 現場は、最も近い集落から約2キロだった。沖縄は米軍基地が集中し、米軍用機が頻繁に飛行している。過去、大きな事故が発生したこともある。地域住民が不安を募らせるのはもっともだ。 政府は、米側に「遺憾の意」を伝え、原因の究明と再発防止策の徹底を要請したが当然だ。 岸田文雄外相の求めに対し、ルース駐日米大使は「真剣に受け
三重県警は2日、同県亀山市の東名阪自動車道上り線で1日夕、走行中の大型観光バスの男性運転手(44)=愛知県岡崎市=が突然意識を失ったため、乗客3人がバスを停車させ、乗客31人は無事だったと明らかにした。 運転手は搬送先の病院で急性大動脈乖離による死亡が確認された。運転手に大きな持病などはなかったという。 高速隊によると、1日午後5時50分ごろ、右カーブにさしかかったバスがそのまま直進、走行車線側のガードレールに接触した。 運転席の真後ろに座っていた愛知県清須市の女性会社員(52)ら2人が、運転手がぐったりしていたのに気づき、ハンドルを操作。後方に座っていた名古屋市の男性会社員(42)が運転手の足元に潜り込み、手でブレーキペダルを押したという。
【警告】当ブログ内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。すべての文章、画像等は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。 Copyright 2005〜2018 Kikko. All rights reserved. Never reproduce or replicate without written permission. 売国自民党の飼い犬となって、連日、低次元のデマを垂れ流し続けてる「三流軽薄新聞」、略して「サンケイ新聞」の暴走が止まらない。「創作」も「捏造」も何でもアリの「サンケイ新聞」は、今日も、こんな爆笑記事を炸裂させちゃったのだ。 「“小沢氏の破滅”と英紙が論評 『首相は解任すべき』と助言」(サンケイ新聞) 英紙フィナンシャル・タイムズは20日付の社説で「小沢氏の破滅」と題し、1993年に政権交代を実現したものの、当時新生党代表幹事

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