せっかく改元の機会なのだから、昔話でもしようかと思ってしまったのである。 カシオが元祖コンデジともいえる「QV-10」を出したのが平成6年なんだけど、話はもうちょっと遡って1992年から。平成4年ですな。 この年、何があったか。コダックが「PhotoCD」を始めたのである。 平成4年(1992年):PhotoCD PhotoCD……これ知ってる人はかなり昔から写真のデジタル化に手を出してた人くらいじゃなかろうか。 現像したフィルムをCDに焼いてくれるサービス。 CD-ROM1枚につき写真100枚。 値段は覚えてないけど、1枚フルに写真を詰め込むと1万円くらいかかったんじゃなかろうか。「高いなあ」と思った記憶ある。 これがスゴかったのが、写真の解像度。サムネイルサイズからプリント用まで写真1枚につき5種類の解像度で記録してくれたんだが、最高解像度が「3072×2048ピクセル」、画素数でいう

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:大事なゴミを見せあう会 > 個人サイト webやぎの目テレビを見て買った 1995年の暮れ、テレビを見てたら爆笑問題が今年発売された話題の製品としてQV-10を紹介していた。その日か翌日に買った。ボーナスが出た後だったからだろう。僕は24歳だった。 25万画素で65,000円した。いまのiPhoneは1200万画素。 2019年になってからQV-10に触れることが何度かあり、どうして欲しくなってメルカリで買いなおした(最初に自分で買ったものはあっさり捨ててた)。 どうして欲しくなったかはこの写真を見て欲しい。 最近のスマホで撮った写真 それがこうなる 古いデジカメや写メー

デジタル一眼レフカメラを語る際、必ず出てくる言葉が「画質」と「画素数」だ。数年前までのデジタルカメラの黎明期には、画素数が増えると画質は必ず向上していた。だから、モデルチェンジのたびに画素数がアップし、私たちはそれを歓迎したものだ。 だが、デジタル一眼レフカメラが成熟した現在、単純に画素数が増えて画質(解像感)がよくなればよいのだろうか? 画質のよしあしだけで、カメラのデキを決めてよいのだろうか? 画素数の増加は、そのまま解像力の向上にはつながらない いよいよ今月下旬の販売開始が迫ってきた、キヤノンのフルサイズデジタル一眼レフ「EOS 5D MarkII」。画素数を従来機の1280万画素から2110万画素に高めており、その画質に注目が集まっている(画像クリックで拡大) 改めて、デジタルカメラの画質について考えてみたい。画素数が増えると画質がよくなるというのには、実は2つの側面があると思う。

見比べた感想は、いかがだったでしょうか。500万画素に比べて、614万画素や 781万画素が期待したほど差がなく、 次の1020万画素でも「差は意外に小さい」と感じたのではないでしょうか。やはり「解像感は画素数の平方根で効く」という法則からは逃れられないのです。 この疑似サンプルは、パソコン上のピクセル等倍表示で比べるのと似ていて、必要な解像感(画素数)とは無関係ですし、冷静な判断を邪魔する効果があります。その意味で、改めて考えなければならないのは「どれぐらいの解像感が必要か」でしょう。別な表現をするなら「どれぐらいの画素数が必要か」です。この点を冷静に判断できないと、無駄に高い解像感を求め続ける症状に陥ります。 高解像度になるほど、他の技術や撮影が大変 ここまでは、疑似サンプルの画像を作って比べました。実際の撮影画像は、疑似サンプルのようになりません。画素数が増えるほど、他の要因で画質が
デジカメなどの1024×1075ドットって、印刷サイズではどのくらいの大きさなの?ってわけで、ドット数とdpiを入力すると印刷サイズを計算してくれます。逆計算もサポート。 ■の枠に数値を入力して「計算」を押します。ファイルサイズは無圧縮の場合です。JPEGならこの数字よりかなり小さくなります。EPSは大体同じになります。 エクセル版・perl版の ダウンロードはこちら。 ●ドット→印刷サイズ
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く