「タイニーハウス(小屋)」や「キャンピングカー」「バンライフ」のような、小さな空間での暮らしが関心を集めています。旅行のように数日ではなく、日常生活を送るのは不便ではないのでしょうか? 費用やその方法は? 夫妻でタイニーハウス暮らしをしている相馬由季さんと夫の哲平さんのお二人に、その等身大の暮らしを教えてもらいました。 広さ12平米、ロフト5平米の自作タイニーハウスで夫妻ふたり暮らし 米国では2008年のリーマンショック以降、西海岸を中心に、暮らしの選択肢としてタイニーハウスを選ぶ人たちが増えているといいます。このムーブメントは日本にも押し寄せ、タイニーハウスの認知度もじょじょに高まってきていますが、実際に「住まい」として暮らしはじめた人がいると聞き、取材に行ってきました。 場所は、三浦半島のとある私鉄の駅から徒歩数分、森のなかに、まるで童話のなかに出てくるような車輪付きの「小屋」がぽつん

軽井沢の所用のついでに、浅間山麓の鬼押出し園岩窟ホールに寄ってきました。 岩窟ホールは1970年 池原義郎先生の初期の作品です。浅間山の噴火に伴う溶岩でできた特殊な地形である鬼押出し園のビジターセンターを含む売店・レストラン・休憩施設からなる建物です。 建物といっても、その形態は森と溶岩地形を結ぶ橋と橋下の駐車場からのアプローチ動線にビジターセンターを入れ込んだ建物らしからぬ形状です。自然の景観を損なわないようにという設計意図により、地に伏し形状で、園にアプローチする曲線のスロープの下を施設として使い、建物全体が動線となっています。橋や道路など土木的なものと、レストランなど建築的なものは日本では設計する体系が別でそれらが一体となっている施設は現在でも珍しいものです。 そのため写真にとってもその形状はわかりにくいものになります。空から見るとよく分かるのですが、池原研究室にはこの建物の木製模型

アーキペラゴは、世界共通の規格の大きさであるため輸送しやすく、脱着可能な工法のため、部屋ごと引っ越しでき、生活スタイルに合わせて、増築・減築ができ、周辺環境に合わせて外壁が開閉する、プロダクトスペースです。
名建築でリモートワークを―。京都市左京区の国立京都国際会館が、ラウンジやビジネスセンターの一般開放を始める。今月は7、14、20日に利用でき、日本庭園の散策もできる。昭和のモダニズム建築を堪能できる機会で、同館は「仕事や勉強のアナザーデスクとしてぜひ利用を」と呼び掛けている。 1966年に開館した同館は、故丹下健三氏の右腕だった建築家の故大谷幸夫氏が設計。装飾を排したモダニズム建築でありながら日本家屋を思わせる台形が基調の外観と、里山に着想を得た回遊式の庭園で知られ、国際会議や学会の会場として利用されている。 しかし今年は、新型コロナウイルスの影響で催事利用が激減。学会シーズンの今月も予約は例年の半分の10件程度しか入っていないという。これまで市民は月1、2回の見学会やレストランの利用時にしか入館できなかったが、この機会に一般にも利用を広げようと企画した。 開放するのは、ビジネスセンター(

1954年以来、半世紀以上にわたって名古屋のシンボルとして愛され続けてきたテレビ塔が、「THE TOWER HOTEL NAGOYA」として生まれ変わる。 コンセプトは「Re ORIGIN 見つめなおす起源、生まれる起点」。宿泊機能だけにとどまらず、ワークショップや展示を通じて、地域の伝統や文化など“ふるき良きもの”と“未来”をつなぎ世界へと発信していく。 とはいえ、やはり気になるのが「客室」と「食」だろう。 客室は緑が広がる「久屋大通公園」を眼下に見渡す全室パークビュー。鉄骨をむき出しにした斬新なデザインには、この場所にしかない歴史の香りが漂う。東海地方の作家によるアート&クラフトを採用したインテリア、照明も一見の価値ありだ。 メインダイニングでは、東海三県の自然の恩恵を授かった旬の食材を贅沢に用い、郷土の歴史と文化を取り入れた「レジョナールキュイジーヌ」が提供される。見るもの触れるもの

第11回企画展 谷口吉生の建築 ―静けさと豊かさの創造― The Architecture of Yoshio Taniguchi – Designing Tranquility and Plenitude 期間:2025年7月6日(日)~2026年1月18日(日) 詳細はこちら 夜間開館(水庭と紅葉のライトアップ)のお知らせ 水庭には紅葉のグラデーションが映え、茶室の障子には揺れる竹影が秋をうつします。 併せてライトアップされた外観もお楽しみください。 年に一度のこの機会、皆さまのご来館をお待ちしております。 日 時 : 令和7年10月25日(土) 18:00~20:00(最終入館は19:30まで) ※ ライトアップは18:00~を予定しております ※ 通常開館中(9:30~)に入館された方はそのまま館内でお過ごしいただけます 参加費 : 観覧料のみ (申込:不要) ナイトミュージアム
都会の中のオアシス江坂駅直結「大同生命ビル屋内庭園アトリウム」に憩いのカフェができていました!マイナスイオンに囲まれて美味しいお茶を♪ 江坂駅北口直結のオフィスビル「大同生命ビル」 このビルの1・2階は誰でも利用できる緑あふれる室内庭園になっています。 手入れが行き届いていて、まるで植物園のようです。 マイナスイオンが溢れる室内は空調も適度に管理されていて、超快適空間になっています。この季節、外は猛暑、でもこの中に一歩入るとサッと汗がひく涼しさ~♪ 大同生命ビルアトリウムについての記事はこちら⇒涼しいところでひと休み~江坂駅に隣接する「大同生命ビル」の<アトリウム>がオススメ! 先日久しぶりに行ってみたら、アトリウムの一角に緑に囲まれたカフェがオープンしていました! 店名は「萠茶」と書いて「きざし」。4月21日にオープンしたそうです。館内の南側にお店はあります。 館内に新しく建物ができたわ

戦後を乗り越え、日本が高度成長期に突入したときのエポックメイキングが東京オリンピックだとしたら、その偉業を今に伝える建物が国立代々木競技場だ。副社長の木村は言う。「設計にあたり丹下健三は、建築物としてのダイナミズムはもちろんですが、それ以上にこだわったのが一体感でした。選手のパフォーマンス、観客の応援、それがひとつになったときに、祭典にふさわしい素晴らしい空間が生まれると考えたのです。ではそれにふさわしい建物はどのようなものか?丹下健三の結論は、選手と観客を一体にするように包み込む無柱空間でした。オリンピック開催時は、何千、何万の人が出入りします。その流動性を確保することも重要なテーマだったのですが、入り口と出口をずらすことにより出入りがスムーズになり、人の流れを生み出すという機能性も併せもつこともめざしたのです」 一体感とは、その一瞬に、選手も観客もすべての人が熱中することだ。一体感を追
東京都杉並区の大規模マンション敷地内に戸建て住宅が新築され、マンションが建築基準法の規定を満たさない違法建築となっていることが23日、分かった。区は、強制的に建物の除却(撤去)などができる「是正命令」を出す可能性もあるとして戸建て用地を販売した業者とマンション住民に警告。住民は「違法建築になると知りながら住宅を建てた」として不動産業者などに住宅の撤去などを求める訴訟を起こしている。 建築基準法は敷地に建てられる建物の延べ床面積(容積率)の上限を規定。マンションが建築確認の際に申請した敷地内に新たに住宅が建つと、土地の「二重使用」となり、もともとあったマンションの方が容積率規制を満たさない違法建築となる。 ■駐車場として利用 このマンションは昭和46年建築の11階建て。訴状などによると、マンションの底地と周辺の計約3千平方メートルを敷地として建築確認を申請し、確認を受けた。マンションの区分所

超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)とは、赤瀬川原平らの提唱による芸術学上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する[1]。 トマソン(階段だけが残された電柱)の例 トマソン(純粋トンネル)の例 (徳島県・海部駅付近) 語源は、プロ野球・読売ジャイアンツに2シーズン在籍したゲーリー・トマソン。 引退した王貞治の代役として巨人軍に加入した元メジャーリーガーのトマソンは、移籍後1年目はそこそこの活躍を見せたものの2年目は不振に陥

突然ですが、家をリフォームしました 今現在わたくしが住んでいる家ではなく、わたくしが生まれた時に数年間住んでいた家を。 ちなみに番組とか、何かの企画ではありません。 その家は母親が所有している埼玉の川口市にある築50年の小さな一軒家で、ここ数年間古くなり過ぎて借り手がおらず空き家になっておりました。 世間では空き家問題も増えて来ていますし、このままにして近所に迷惑をかけてしまう事を母親はとってもとっても悩んでおりました。 「お父さん(わたくしの父親)が初めて買ってくれた家で思い出もあるからなるべく売りたくはないの、誰かに借りてもらいたいのどけど今の状態では住める状態ではないし、かと言ってリフォームにそんなにお金をかけたくないから何とかして頂戴」と、言う事でした。 母親の無茶な気持ちを要約すると 「私が死んだらあなたの物になるかもしれないのだから、お金を出し合って何とかしましょう」 と言う解

JR博多駅前で発生した大規模陥没事故は、地表近くまでの埋め戻し作業がほぼ終わったことで、10日朝から通信ケーブルやガス管などの復旧に向けた作業が始まった。作業の裏では、資材を集め、搬送した業者の奮闘があった。 「道路が陥没し、大変なことになってしまった。流動化処理土での埋め戻しを検討している。いつまでに、どれぐらい用意できるか教えてほしい」 陥没発生から約4時間後の8日午前9時半ごろ、処理土の生産プラントを持つ建設業「環境施設」(福岡県筑紫野市)の営業課長、井久保憲一氏に電話がかかってきた。相手は事故現場の地下鉄延伸工事を施工した工事共同企業体(JV)の担当者だった。 処理土はセメントや粘土を含んだ特殊な土で、ビル建設などで地質改良に使われる。コンクリートのように固まりやすい性質を持ち、そのため、作り置きはできない。必要に応じて生産するしかない。 穴すべてを埋めるには7千立方メートルの、地

2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の前計画をデザインしたザハ・ハディド氏の英国にある建築事務所が14日、公表された新計画の2案について「プロセスを急いだことで深刻なリスクがある」とコメントし、批判した。 その理由として「スタジアムの建設コストがいくらになるか不明確で工期期限に間に合わない可能性もある。20年大会後にスポーツの重要なレガシーになるには高いコストがかかる」と断じた。 さらに新計画への応募者が2者と限定的になったことについて「新しい競争への参加規則が既存のデザインチームに限定した」と批判した。 ザハ事務所を含めた設計チームが約2年間かけて設計したデザイン案を利用しなかったことについても、「期待はずれだ」と言い切った。
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