米国株のセクターという概念 米国株にはセクターという概念があります。簡単に言うと、似たような業種同士のまとまりのことです。ただ、昨今ではわりと業種が横断的だったりしますから、あくまで便宜的なものです。 たとえば、Amazonであれば祖業は本のネット販売であり、現在も売り上げに占める小売業の割合は大きいです。しかし、昨今ではクラウドも強く、業界トップをひた走ります。情報通信系も強いのです。Amazonはセクターは一般消費財です。 米国企業の場合はあまりに業種が横断的になり、シナジー効果が見込めない場合はスピンオフを厭いません。そのため、このセクターという考え方が割としっくりとあてはまります。また、極端に違う業種に手を出さない傾向にもあります。 例えばバンガードの米国株ETFの場合、このような分け方をしています。 ティッカー 正式名称 1 VAW 米国素材セクターETF 2 VCR 米国一般消

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