大手通信会社「ソフトバンク」の孫正義社長は、日本の労働人口の減少という課題を克服するためには生産現場にロボットを投入することが鍵を握るとして、ロボットの開発を積極的に進める考えを示しました。 孫社長は都内で行われた企業関係者向けの催しの中で、「日本経済が復活するためには、生産性を向上させるとともに、製造業が抱える労働人口の減少という課題を解決する必要がある。その鍵を握るのは人工知能を搭載したロボットになるだろう」と述べ、生産現場にロボットを積極的に投入することが生産性向上の鍵を握るという考えを示しました。 具体的には、1日24時間働くことのできるロボットを3000万台投入すれば、今の製造業の労働人口1000万人と合わせて、1億人分の労働力を確保できるようになるとしています。 ソフトバンクは、来年2月に人型ロボットを発売する予定で、ソフトウエアなどの情報を外部に提供することでベンチャー企業な
セールス・オンデマンドは6月4日、エデュケーショナルロボット「Romo(ロモ)」を7月24日に発売すると発表した。予約は同日より公式ウェブサイトで受け付け中だ。価格は税別で1万4500円。 Romoは米国のロモティブが開発した製品で、セールス・オンデマンドが日本総代理店として販売する。ロモティブは、2011年8月に米国サンフランシスコに会社を設立。クラウドファンディングサービスKickstarter(キックスターター)で11万ドル以上の資金調達に成功して事業を開始した。iPhoneをロボットの“脳”に--オリジナルの動きも RomoはWi-FiでiPhone、iPod touchと接続し、iOSアプリを用いて駆動できるロボットだ。アプリはApp Storeからダウンロードする。料金は無料。アプリがロボットの“脳”の役割をし、iPhone上にさまざまな表情を映し出せる。 また、アプリ内のミ
ソフトバンクは6月5日、ロボット事業に参入し、ヒューマノイドロボット「Pepper」を来年2月、19万8000円で発売すると発表した。同ロボットは世界で初めて「感情認識機能」を搭載するのが特徴。孫正義社長は「パーソナルロボットとして、自らの感情で家族のために動くロボットを目指す」としている。(詳細記事:“空気を読む”人型ロボット、ソフトバンクから20万円で登場 開発者向けSDK公開、プラットフォーム世界展開) 発売にさきがけ、6日からソフトバンクモバイル銀座店と表参道店に“出勤”。店頭で接客を行うという。 ソフトバンクは2012年に仏Aldebaran Roboticsに出資。Aldebaranは小型ヒューマノイドロボットの開発を進めており、Pepperも同社が開発した。ソフトバンクは昨年にはロボット事業の子会社を設立している。 ロボットをめぐっては、米Googleが参入するなどIT大手の
ソフトバンクは6月5日、ロボット事業に参入することを発表した。会話ができるヒト型ロボット「pepper(ペッパー)」を2015年2月に発売する。価格は19万8000円。6月6日からソフトバンク銀座店などで接客する。 pepperは、声がする方向や相手との距離などを認識できる。また表情などから感情を読み取り情報をネット上に蓄積。複数台の情報を集約するクラウドAIで学習していく。 同日開催された記者発表会で、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏は「ロボットがロボットと言われてきたのは感情がなかったから。人類史上初めて、ロボットに心を与えることに挑戦する」と思いを語った。
ソフトバンクは6月5日、ロボット事業への参入を発表した。6月6日からソフトバンクショップに接客用ロボットを配備し、2015年2月には一般向けに発売するという。同日開かれた記者発表会の模様を随時紹介する。 2014年06月05日 12時25分 13時より舞浜アンフィシアターでソフトバンクグループの発表会が開催されます。代表の孫正義氏は自身のFacebookで「我々の新技術への取り組みを発表します。私は、25年間この日が来ることを夢見て来ました」と語っていました。 2014年06月05日 13時13分 ソフトバンクの発表会が始まりました。ステージの地下からロボットが登場。 2014年06月05日 13時16分 孫正義社長もステージに登場。 2014年06月05日 13時19分 ロボットの名前はPepper(ペッパー)。日本語を喋っています。 2014年06月05日 13時23分 孫社長とPep
今や中高生の間でも人気の高いバーチャルシンガー初音ミク。元はパソコン用の歌声合成ソフトだったが、すぐれた楽曲が次々と発表されるにつれ、パソコンの中にしかいないミクをこの世界に実体化させようとする人もまた続々現れてきた。そんな実体化されたミク約100体を集めた「初音ミク実体化への情熱展」が、東京都千代田区猿楽町1丁目の明治大学米沢嘉博記念図書館で6月1日まで開かれている。「声」だけの存在だったミクに、リアルな身体を与えようとする人々の熱気を感じ取れる展示会だ。 会場に入ると、一番奥に置かれたベンチに、目を閉じた等身大の初音ミクが静かに座っている。ハンドルネーム「みさいる」さんが作ったロボット1号機だ。人と同じ大きさのためか、まるでそこで眠っているように見える。横に置かれたiPadには、このロボットが口を動かし、手を振りながら歌う姿が映し出されている。現在制作中の2号機用に一部のパーツが外され
下を見た時に、カラフルなキューブが並んで自分の方に這ってくるのが見えたとしても、慌てることはない。それは、テトリスが現実の世界に飛び出してきたわけではなく、マサチューセッツ工科大学(MIT)のロボット工学研究者らが開発したものだ。「M-Blocks」はキューブの形をしたモジュール式ロボットで、外側に可動部分は付いていない。それにもかかわらず、動いたり、相互に這い寄ったり、合体したりできる。 このロボットの動きの秘密は、内部にある。小さなキューブの中にはそれぞれ小型のフライホイールが隠されており、1分あたり最大2万回転する。また、設計上効果的な場所に組み込まれた磁石によって、M-Blocksは互いにくっつきやすくなっている。 現行のM-Blocksは木製のアルファベットブロックほどの大きさだが、目標の1つはこの技術を小型化することだ。MITはこの技術から生まれる超小型ロボットの可能性を、映画
4台の人型ロボットと1人の作業者が1つの組み立てラインを形成する工場──。通貨処理機大手であるグローリーの埼玉工場が今、大きな注目を集めている(写真1)。 2013年3月、13台の人型ロボット「NEXTAGE」が本格稼働し始め、人と一緒に働く近未来的な現場が動き出したからだ。現在、同工場には17台の人型ロボットがいるといい、残りの4台は新ラインが出来次第、そこに“配属”される予定だという。 既に人型ロボットたちは複数のラインに投入されている。写真1の組み立てラインの場合、人型ロボット4台が一連の流れ作業をしており、ロボット1台が受け持つ1工程当たり、15点ほどの部品を4~5分のタクトタイムで組み上げ、隣のロボットに仕掛かり品を渡している。 4台目の人型ロボットは、最後に控える作業者に全体の80%まで組み上がった半完成品を渡す。最後の工程だけ、作業者が受け持っている。 ただし、安全面から、人
大阪・ミナミのデパートに「アンドロイド」と呼ばれる人間の自然な表情を再現できるヒト型のロボットが登場し、大勢の買い物客の注目を集めています。大阪・ミナミのデパートに登場したのは、実在の女性をモデルに作られた身長1メートル60センチの大人のアンドロイドです。名前は、街の名前にちなんで「ミナミ」ちゃんで、顔を覆うシリコン製の皮膚を空気で動かし、笑ったり、しかめっ面をしたりと人間の自然な表情を再現できます。 2日は、ミナミちゃんを開発した大阪大学の石黒浩教授をモデルにしたアンドロイドも一緒に登場し、ミナミちゃんが小型カメラやセンサーを使って周囲にいる人の表情やしぐさを読み取り、状況を判断して会話ができることなどを説明しました。 説明が終わると買い物客らは、早速タッチパネルを操作してミナミちゃんに「お会いできてうれしいです」などと話しかけ、ミナミちゃんも「私もあなたに出会えてうれしいです。よけれ
巨大ロボットが実現するのは先の話……なんて思ってたらすでに完成していた? そのロボットの名は「クラタス」。二足歩行ではないものの、人が搭乗して操縦できる正真正銘の巨大ロボットなのだ! 去る7月29日、「クラタス」が初公開されたガレージキットの祭典「ワンダーフェスティバル」に駆けつけた週プレ取材班は圧倒された。全高約4m・重量約4tの機体は、イデオンのように100m超ある非現実的な大きさではない分、眼前にあるとそのミリタリーテイストなロボットとしてのリアリティがハンパなく実感できるのである! 約30の関節が油圧駆動し、タイヤ付きの4本脚で走行可能。会場では女性パイロットがコックピットに乗り込み、腕を動かすといったデモンストレーションを行ない、集まった数百人の見物客は歓声を上げまくり! ついに時代がここまできたか! しかも開発から制作まで、たったふたりでほぼ作り上げたというから驚きだ。そこで制
今回から具体的に、代表的なリンク機構の種類と動作を確認していきましょう。 リンク構造の種類 リンク構造は、次に示す「オープンループ機構」と「クローズドループ機構」の2種類に大別されます。 オープンループ構造:それぞれのジョイントにアクチュエータやセンサーを取り付け、多自由度の動作を行います。産業用ロボットのマニピュレータなどに活用されています。 クローズドループ機構:アクチュエータによって1つのリンクを動かすことでほかのリンクが追従する構造となります。コストの厳しいOA機器などの製品では、クローズドループ機構を用いて機構構想を行うことが一般的です。 クローズドループ構造の種類本連載では、クローズドループ構造のみを取り上げます。第1回で登場した回転対偶やすべり対偶を組み合わせて、1自由度を持つ平面リンクに絞って詳しく解説していきます。 平面リンク機構の代表的な種類に、次の3つがあります。
(CNN) 米ロボットメーカーのアイロボットが、東日本大震災の被災地で復興・救助活動を支援するため軍用ロボット4台を寄付した。日本のロボットチームと合流し、自衛隊の活動を支援する。 アイロボットは米軍に軍用ロボットを納入しているメーカー。地上走行ロボット「バックボット」2台と「ウォリアー」2台の計4台を寄付した。 パックボットは爆弾処理や偵察など戦場での作戦に使われるロボットで、重さは約20~27キロ、機動力とカスタマイズ性の高さが特徴。被災地ではセンサーを取り付けて福島第一原子力発電所など放射線濃度が高いとされる場所に投入し、放射性物質や化学物質などの異常を検知する。 2001年の米同時テロではニューヨークのビル倒壊現場で捜索にかかわった実績もあり、捜索活動にも活躍が期待される。 一方、大型ロボットのウォリアーはがれきや建物の残骸などを乗り越えて移動でき、約90キロの重量まで運搬が可能。
組み込みソフトウェア/ハードウェア開発における技術力の向上、改善・最適化などを幅広く支援する“組み込み開発エキスパート”のための情報フォーラム
2007年に香川大学工学部の澤田研究室で開発された、自律的に発話動作を獲得する「発話ロボット」が数年の時を経て、誠に残念な方向から全世界で話題になっています。話題になる元となった衝撃的映像がこちらです。決して夜中一人では見ないで下さい・・・。 YouTube -Creepy Robot Mouth Video https://www.youtube.com/watch?v=dD_NdnYrDzY この動画、研究の成果そのものではなく、「気味が悪い会話するロボットの口(Creepy video of talking robot mouth )」と言うタイトルで公開されています。そして、「奇妙」だとか「気持ちが悪い」と言う方向のみで話題になっているようです。 いや、研究自体は至って真面目な物ですよ。このまま開発が進めば、発声出来ない身障者に希望の光を照らすことが出来るかもしれません。 それに
ECサイトを題材にソフトウェア開発の全工程を学ぶ新シリーズ「イチから全部作ってみよう」がスタート。シリーズ第15回は、ここまで作成してきた要求仕様書に対するテストの第1段階となる「セルフチェック」について説明する。
株式会社グローバックスは、名古屋市中区の第1アメ横ビル内に、ロボット専門店「ROBO BASE(ロボベース)」を6月上旬よりオープンする。 ROBO BASEでは、メーカー各社のロボット製品や関連パーツの販売、デモなどを行なっていく。これに先立ち、5月2日(土)~5日(火・祝)に株式会社MANOI企画の協力を得てMANOIによるデモやジャンクパーツなどの販売、RCヘリ「ロボホッパー」のデモ、童友社の工作キットの販売などを主としたプレオープンイベントを行なう予定。各日の営業時間は2日が17:00~20:00、3日・4日が10:00~20:00、5日が10:00~17:30。 ■ROBO BASE 名古屋市中区大須3-30-86 第1アメ横ビル 1F ■URL 大須 アメ横 http://www.osu-ameyoko.co.jp/ ( 小林 隆 ) 2009/04/21 17:05 - ペー
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