クラウドソースのニュースアグリゲータとして巨大な力をかつて誇っていたDiggは、勢いを失い、リンクを集めるだけのサイトに生まれ変わっていた。そのDiggが米国時間3月14日、「Google Reader」が7月1日に終了し、主要なRSSリーダーが世界からなくなることで生じる大きな穴を埋めようとしていることを発表した。 DiggのAndrew McLaughlin氏は、ブログ投稿で「RSSは過去のものという意見があるのは知っている。現状の形式では恐らくそうだろう。しかし、Google Readerを毎日(毎時間)使っているユーザーとしては、救うべき製品だと確信するに至っている」と述べた。「そのため、この件については最善を尽くすつもりだ。われわれは、リーダーを2013年後半に開発する計画にあり、それは、Diggのように、インターネットをもっと親しみやすく分かりやすい場所にするものである。Goo
Digg.comの残存部分を買収したBetaworksが、同ソーシャルニュースサイトを新しくして2週間以内に立ち上げることを明らかにした。 米国時間7月20日付けのブログ投稿で、10人編成のチームがDiggサイトの再構築計画について簡単に説明しているほか、BetaworksがDiggを買収したそもそもの理由についてさらに詳しい情報を提供している。 Betaworksは「われわれがDiggを買収したのは、インターネットでたった今、何が語られているのかを検索したり、閲覧したり、理解したりするのに役立つ製品をわれわれ全員が必要としているからだ」と記し、Diggはかつて「インターネットの雑然性を最高の状態で表現していた」と付け加えた。 Betaworksによると、Diggをそうした状態に戻すためには、「一から作り直す」作業が伴うといい、同社は現在そのための作業を進めているという。 「旧来のDigg
UPDATE ソーシャルニュースサイトDiggがついに買収され、ニューヨークを拠点とするBetaworksの傘下となる。 今回の買収は、Diggの企業ブログで米国時間7月12日午後に発表された。これによってDiggの技術は、デイリーニュースの電子メールダイジェストを提供する「News.me」の内部に搭載されることになる。 Diggの元最高経営責任者(CEO)であるMatt Williams氏は声明で、「Diggは、人々がニュースを検索しそれにについて語るための方法を改善することを目的とした、Betaworksが開発した製品ポートフォリオに加わる予定である」と述べ、Betaworksの創設者であるJohn Borthwick氏が新たにCEOに就任すると付け加えた。 買収条件の詳細は公表されていないが、The Wall Street Journalは情報筋らの話として、Betaworksが約5
米Googleで製品担当副社長を務めるブラッドリー・ホロウィッツ氏は3月17日(現地時間)、ソーシャルニュースメディアDiggの創業者として知られるケビン・ローズ氏がGoogle入りしたことを自身のGoogle+で発表した。 ホロウィッツ氏は「ケビン・ローズ、ダニエル・ブルカ(そしてMilkの社員たち)がGoogleに参加したといううわさを認められてうれしい」としている。Milkはローズ氏が昨年4月に立ち上げたモバイルアプリ企業。同社は11月にソーシャルレーティングサービス「Oink」をリリースし、12月時点で4万人のアクティブユーザーを獲得していたが、3月14日に突然終了を発表した。 ローズ氏は2004年にジェイ・アデルソン氏らとともにソーシャルメディアの先駆けともいえるDiggを創業したほか、マイクロブログサービスのPownce(米Six Apartが買収)やMilkを立ち上げた。Go
かつてはシリコンバレーの話題の的であったソーシャルニュースサイトDiggは、同社技術チームをThe Washington Post Company傘下のSocialCodeに引き渡した。Diggの最高経営責任者(CEO)であるMatt Williams氏が米国時間5月10日に発表した。SocialCodeは、FacebookやTwitterのようなサイトのマーケティング技術を向上するために設立されたソーシャル広告の企業である。 Williams氏は、ブログの投稿で次のように語っている。「Diggでは、設立以来ソーシャルメディアを学んできた。『Digg Social Reader』から『Digg Ads』に至るまで、ウェブ上のコンテンツや広告の新しいパラダイムを築いてきた。SocialCodeに加わることは、自然な次のステップだと感じている」 The Washington Postは、Dig
Diggの共同創設者であるKevinRose氏が同社の役職を辞任したと、TechCrunchが米国時間3月18日に伝えた。Rose氏はTwitterで、新しいプロジェクトに取り組んでいることを認めたが、Digg取締役会へのアドバイスや「Diggnation」の収録は続けるという。新しいプロジェクトについては、別のツイートで、まもなく公表するとしている。Rose氏は、Jay Adelson氏がDiggの最高経営責任者(CEO)を5年間務めて退職した後に暫定CEOを4カ月間務め、2010年8月にその座を退いている。現在のCEOは、元Amazon.com幹部のMatt Williams氏が務めている。 Diggの広報担当者であるErin Walsh氏は当初、TechCrunchの報道を否定し、米CNETに対する電子メールで、Rose氏の創設者および役員としての役割は変わっていないと述べていた
ソーシャルニュースサイトを運営するDiggではかつて、幹部だったKevinRose氏とJay Adelson氏が揃ってIT業界のカンファレンスに登場し、Diggに実装する多くの新機能について熱に浮かされたように語ったものだ。そして、彼らはいつでも決まって新たな人員を募集していた。しかしそれは今や、遠い過去のものとなってしまった。 AllThingsDは米国時間10月25日、Diggでパブリッシャー兼最高売上責任者(CRO)を務めるChas Edwards氏がDiggを退職し、新興企業Pixazzaに移籍すると報じた。これに続いて同日、Diggの最高経営責任者(CEO)であるMatt Williams氏は従業員宛てに電子メールを送信し、その中で同社の「バーンレート(資本燃焼率)は高すぎる」として、スタッフ67人のうち37%にあたる25人をレイオフすると発表した。Jay Adelson氏がC
UPDATE 進歩的なオンラインニュースマガジン「AlterNet」は、米国時間8月5日に掲載した記事で、ソーシャルニュースサイト「Digg」を利用している保守的なスーパーユーザーのグループ「Digg Patriots」に潜入した1年にわたる「覆面調査」の詳細を伝えている。Digg Patriotsは、結束して投票することにより、Diggのトップページを飾る記事を操作しているという。 AlterNetの記事は、Digg Patriotsの100人あまりのメンバーが用いている戦術について詳しく述べている。記事によると、Digg Patriotsは「Yahoo! Groups」のサイトを通じて連絡を取り合っており、こうしたやり方は2009年初頭から続いているという。 Digg Patriotsのメンバーは、Diggのトップページと「Upcoming(新着記事)」セクションからリベラルまたは反保
ソーシャルニュースサイトを運営するDiggが、最高経営責任者(CEO)Jay Adelson氏の辞任をともなう経営陣刷新を行ってから1カ月、従業員の約10%を削減すると発表した。人員削減の対象者は12人未満と見られる。 「必要に迫られて下したこのところの決断の中で最も辛い決断の1つだが、長期的に会社の健全さを維持するためには正しい判断だと確信している」と、Adelson氏の後を引き継いで暫定CEOとなったDigg創設者でもあるKevinRose氏は、従業員宛てのメールの中で述べている。このメールはその後、同社の公式ブログに掲載された。「目標を達成するために、エンジニアリングと開発にこれまで以上に重点を置いていく。これらのチームは将来われわれが到達しなければならないところへ達するために欠くことができず、差し迫ったデザイン変更にも、さらにその先もずっと力を発揮してもらわなければならないから、
またしてもDiggから大きなニュースが飛び込んできた。Diggの創立者で、今や暫定で最高経営責任者(CEO)を務めることになったKevinRose氏は米国時間4月5日夜、ブログ投稿を通じて、同社がインラインフレーム(iframe)ベースのコンテンツビューア「DiggBar」を「葬る」と発表した。DiggBarは、1年前の2009年4月に公開され、非常に大きな論議を呼んだ機能だ。Rose氏は自身の言葉で、DiggBarは「一貫性がなく」、「安定性を欠いた」ユーザー体験であり、「インターネットに不向き」だったと評した。同氏によると、Diggは代わりに、DiggBarに搭載されていたものと同様の機能を多数提供するブラウザ拡張機能に注力する方針だという。ただしこれらのアドオンも、数カ月後には改良される見込みだ、とRose氏は述べた。 Diggは、DiggBarの廃止のほかに、これまで禁止されて
Gwibber is an open source microblogging client for GNOME developed withPython andGTK.It supportsTwitter, Identi.ca, StatusNet, Facebook,Flickr, Digg, FriendFeed, and Qaiku. # Gwibber Web site: http://gwibber.com # PPA Stable: https://launchpad.net/~gwibber-team/+archive/ppa Trunk: https://launchpad.net/~gwibber-daily/+archive/ppa # Screenshot http://farm5.static.flickr.com/4004/4344700256_4e2
ソーシャルニュースサイトのDiggは、Microsoftと結んでいた広告販売契約を、契約期間の終了まで1年以上残して解消する。Diggは今後、独占的広告パートナーとしてMicrosoftに頼る代わりに、最近組織した社内の営業部隊を主に利用する。Microsoftは残った広告枠の担当を継続する。 「7月1日より、Microsoftは『Microsoft MediaNetwork』を通じてDigg向けのネットワーク広告枠を販売する。Microsoft MediaNetworkはこの1年半、順調に広告を運用してきた」とMicrosoftは声明文で述べている。「Diggは社内に営業部隊を結成した。Microsoftは、Diggが直接的に広告枠を所有および運用し、企業としての成長をさらに加速させるという決断を尊重する」とMicrosoftは記している。 DiggとMicrosoftは2007年中
Diggはユーザーとメディアの批判的なフィードバックに応えて、URL短縮/ウェブページフレームサービス「DiggBar」に変更を加える計画だ。 Diggは数週間以内に、登録していないユーザーに対してはDiggBar機能の提供をオフにする。これにより、DiggBarが登場する前のように、DiggBarや短縮リンクなしで各サイトのページに行くことになる。さらに、Diggに登録したユーザー向けには、DiggBarを恒常的にオン、オフするオプションも提供するという。 DiggBarに対する非難の声が上がる中、Diggの開発担当バイスプレジデントJohn Quinn氏はDiggBarについて、Diggとそのリンク先サイトにメリットをもたらしていると主張している。今回のDiggBarサービス変更を発表したブログで、Quinn氏は、「ざっと45%のDiggアクティビティがDiggBarで行われるようにな
USAirways旅客機のハドソン川への不時着事故とBarack Obama氏の大統領就任式という奇妙な組み合わせにより、Twitterがついに突き抜けて、幅広い注目を集めることになるのだろうか。 インターネット分析会社Hitwiseが米国時間1月20日にリリースした統計を見る限り、その可能性も十分ありうる。 Hitwiseは、人気マイクロブロギングサービスのTwitterが20日現在、訪問者数ベースの市場シェアで初めてヒットコンテンツ集約サイトのDiggを上回ったとレポートしている。 Hitwiseによると、Twitterは現在、コンピュータおよびインターネット部門の市場シェアランキングで第84位に付けており、Diggによりも順位が1つ上だという。 両サービスのシェア動向を示したグラフを見ると、Twitterはこの数カ月間にゆっくりだが着実にDiggに迫り、先週ついにDiggに追いつい
Hewlett-Packard(HP)のSocial Computing Labでディレクターを務めるBernardo Huberman氏と、同僚で研究者のGabor Szabo氏は、「Predicting the popularity of online content」(オンラインコンテンツの人気の予測)という非常に詳細な報告書(PDF)を発表した。人気の高いソーシャルサイトであるdigg.comとGoogleのYouTubeに投稿されて広まったコンテンツに注目した2人は、投稿(ビデオ)が最初に人気が出た後に受け取るトラフィック、ユーザーとの全体的なやりとりを予測する方法を3つも考えた。 これに当たり、2人は2007年7月1日から2007年12月18日まで、YouTubeに最近追加されたセクションからの7146本のビデオと、Digg登録ユーザーからのすべての票に注目した。このデータから
−フェースブック、トゥイッター、ニン……金融危機の衝撃波で「お気楽IT企業」に終焉の危機− まるで夢からさめたかのように、シリコンバレーも突然、経済の崩壊がIT企業へ悪影響を及ぼすことに気がついた。とくに危険なのは、01年のITバブル崩壊後に登場した新興企業だ。 ウェブ2.0と呼ばれるこれらの企業の特徴は、かわい子ぶったロゴと「トゥイッター」「ディグ」「ニン」「ループト」といった変わった響きの名前。無料サイトに何百万という利用者を引きつけ、いつの日か広告収入を得るという、あいまいな発想に基づく薄っぺらなビジネスプランも共通している。 ほとんどが赤字をかかえている。いくつかは1年かそこら生き延びるのに十分な投資資金を調達した。面倒な条件つきでさらに資金を調達できるところもあるかもしれない。だが多くは消え去るだろう。 もう手遅れだ。この2年間で、いくつかの新興企業の株式評価額はとんでも
“アルゴリズム”は、もっとも非人間的なものの代表だともいえる。ソーシャルメディアにとって、そのアルゴリズムが不可欠だというのは、実に皮肉めいている。 僕はこの間、グーグルがどうやってユーザーデータを集めているかについて書いた記事を掲載した(前編、後編)。今回は、著名なソーシャルメディアサイトが、ユーザーデータを活用する上でどのようにアルゴリズムを用いているのか、白日の下にさらそう。 ソーシャルメディアを成り立たせているのは人間の力だが、ユーザーが入力したデータを利用できる状態にする仕組みは、アルゴリズムによって作られている。現在活動している無数のソーシャルメディアサイトで実証済みのことだが、ユーザーの関与とアルゴリズムによる処理ルールの上手いバランスを見出すことは、とても難しくなりがちだ。これから紹介するアルゴリズムは、悪意のないユーザーと結びついて初めてうまくいくものだ。 人気ソーシャル
Adrian Pike氏はGoogleで検索をしていた。そのとき、幸運にも、検索結果にちょっと変わったものを見つけた。DiggやStumbleUponによく似た、リンクに投票するボタンがあったのだ。そのときのスクリーンショットを同氏はTechCrunchに送信している。Googleのこの機能は、現在「バケツテスト」中だ。バケツテストというのは利用者から無作為に選んだ少数の人だけを対象とするテストという意味らしい。Googleがこうしたリンクへの投票を実験するのは、TechCrunchが指摘するように、これが初めてではない。Googleは今回のテストについて公式説明を掲示している。「この実験では、ユーザーが検索結果を追加したり順位を変えたり削除したりすることによって、検索エクスペリエンスを変えることができる。この変更は、次回同じキーワードで検索したときに継承される」。つまり、利用者は検索
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く