はじめにJavaScriptはオブジェクト指向言語です。しかし、そのオブジェクトの性質は、他に良く知られているオブジェクト指向言語のJavaやC++と大きく異なっています。 そこでこの記事では、なぜそのような違いがあるのか、JavaScriptにおけるオブジェクト指向の言語思想を見ていくと共に、その違いの根幹であるプロトタイプについて解説していきたいと思います。 なお、この記事はJavaScriptの解説ですが、その内容は、標準仕様のECMAScriptで扱われる範囲に基づいています。従って、同じくECMAScriptを元にしている言語(JScript、ActionScript)でも通じる内容になっています。 対象読者 プログラミングの基本的な知識、ならびにオブジェクトやメソッドと言った基礎的な概念については、ここでは解説しません。最低限、オブジェクト指向プログラミングについて
同じ事をやるにも、いろんな書き方があるわけでいかにして短くてわかりやすいコードを書くかというノウハウを紹介します。 例として"abcde"を80回繰り返した文字列を作るとして実際に自分のコーディングスタイルがどんな風に変化していったのか、という。 短くなるのは確かなんだけどわかりやすいかというと、人によるかもしれない。 グローバル関数を定義2年前なら、多分こういう具合だった。 //ふつうに関数として定義する function x(str,num){ var tmp = ""; for(var i=0;i<num;i++){ tmp += str; } return tmp; } x("abcde",80) Stringのメソッドとして定義1年前だとこんな感じ。 //Stringのメソッドとして定義する String.prototype.x = function(num){ var tmp
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