2010年4月23日 夕刻頃(日本時間)より、正規Webサイトを改ざんし、不正なプログラムが自動でダウンロードされるようにする「Webからの攻撃」に分類される脅威が相次いで確認されています。今回は、その中から一例をとりあげ、現在の脅威動向について分析してみます。 我々の不正サイトクローリングシステムによれば、4月23日に「gr<省略>ad.com」が「This URL is currently listed as malicious.」(不正サイト)として評価が行われていることを確認しています。
セキュリティ企業のScanSafeは現地時間5月28日、ウェブサイトを攻撃する「Gumblar」が新しいドメイン名を複数追加しているとして、注意を呼びかけた。ScanSafeによると、Gumblarはこれらドメインから無防備なコンピュータにマルウェアをダウンロードさせ、より多くのサイトを攻撃するためにFTP認証情報を盗み、ウェブトラフィックを改ざんするという。 Gumblarの攻撃は2009年3月に開始され、ウェブサイトがセキュリティ侵害を受け、攻撃コードがサイト内に埋め込まれた。ウェブサイトに埋め込まれたマルウェアは、ロシアとラトビアのIPアドレスを持つ中国のドメイン「gumblar.cn」から配布されており、ScanSafeは5月中旬、これらのIPアドレスは英国にあるサーバからコードを配信していることを報告していた。 ウェブサイトの運営者がマルウェアの除去を開始したことを受け、攻撃者は
セキュリティ調査会社のFinjanから今月中旬に出されたプレスリリースにて、ある一群のWebサーバに何らかの不正操作を施された結果、そこにアクセスする多数のWindowsマシンが連日マルウェアに感染させられ続けており、こうして汚染されたマシンは未だ正体のつかめぬ犯罪組織の意図するボットとして活動するようになっているという警告が報じられている。この問題の発覚後、セキュリティ企業のScanSafeおよびSecureWorksもこの件に取り組んではいるが、感染されたサイト数の正確な数は未だ把握しかねているとのことだ。ただし今のところ、被害にあったサーバはLinuxおよびApacheの組み合わせという点において、すべてのレポートが一致している。 ServerTune.comの掲載記事にある説明では、今回の手口では不正操作を受けたサーバにルートキットの一種がインストールされており、それが正規のシステ
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