本記事は、Microsoftの本社副社長であり、ASP.NETやSilverlightなどの開発チームを率いるScott Guthrie氏のブログを翻訳したものです。氏の許可を得て転載しています。 今日(2009年9月15日)の早い時間に、ASP.NETチームがAJAXライブラリ(jQueryやASP.NET AJAXなど)に対してキャッシュのサポートを提供する新しいMicrosoft AJAX CDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)サービスを公開しました。このサービスは無償で、登録など何も必要なく、商業用としても非商業用としても使用可能です。 CDNが提供するものは? コンテンツ・デリバリ・ネットワーク(CDN)は、世界中の主要なインターネットのネットワーク・ポイントに戦略的に設置された“エッジ・キャッシュ(edge cache)”で成り立っています。これらの“エッジ・キャッシュ”
Yahooは米国時間9月29日、「Yahoo User Interface(YUI)」ライブラリのバージョン3をリリースした。同ライブラリは、JavaScriptやCSS(Cascading Style Sheet)で記述された装飾的なユーザーインターフェースエレメントをウェブサイトに付加することのできる、プログラマ向けのソフトウェアコレクションである。YahooのEric Miraglia氏は29日付のブログ投稿で、「YUI 3のコアインフラとそのユーティリティスイートは、今日リリースされたバージョンでプロダクションレディの状態になったと考えている」と述べた。「われわれが今日、バージョン3.0.0としてリリースしたコードは、新しいYahooのホームページで使用されているものと同じコードであり、積極的にかつ広範囲にすでに利用されており、自信をもって提供できる」(Miraglia氏のブログ
「Webサイトを作るときに本当によく使う機能を、自分で作らずにさくっと実装したい」――。そんなワガママな願望をかなえてくれるJavaScriptライブラリが登場した。ミツエーリンクスが今月オープンソースとして公開した「MJL(MITSUE-LINKSJavaScript Library)」は、Webサイト制作に必須の“最小限の機能”に絞ったJavaScriptライブラリだ。 昨今相次いで公開されている、リッチなUIを実現するJavaScript/Ajaxライブラリとは異なり、MJLの機能はとてもシンプルだ。もともとWeb制作会社であるミツエーリンクスが「自社標準ライブラリ」として作成したものだけあって、汎用性・実用性を重視したライブラリになっている。 具体的な機能は以下の6つ。確かにどれもよく使いそうなものばかりだ。 画像のロールオーバー Flashオブジェクト埋め込みの機能拡張 新規
GoogleからGoogle AJAXAPIを拡張する新しいサービス「The AJAX LibrariesAPI」が公開された。The AJAX LibrariesAPIはGoogleのサイトで人気のある有益なJavaScriptライブラリを提供しようというもの。これまでYUIであればYahoo!、DojoであればAOLなどが同類のサービスを提供していたが、特定のJavaScriptライブラリに限定することなく有益であれば配布に追加するというポリシーをもっている点が新しい。JavaScriptライブラリを活用するタイプのWebアプリケーションは数多くある。結果として、何度も似たようなJavaScriptライブラリをダウンロードしていることになり、このままいけば今後ライブラリ自体のサイズの巨大化や多くのサービスの登場でライブラリダウンロード総量は増加することになる。 The AJAX
前回(「JavaScriptの動作を軽くするための工夫」)は,JavaScriptの体感速度を上げるために開発されている様々な工夫についてみてきました。今回も引き続き,JavaScriptとサービスの使い勝手について考えてみます。今回取り上げるのは,ほかのサイトに埋め込まれて利用されるJavaScriptに関する話題です。 「ほかのサイトに埋め込まれて利用されるJavaScript」というのは,例えばブログパーツやウィジェットなどで使われている,「ページにこのJavaScriptを埋め込めば,この機能が簡単に貼り付けられますよ」というタイプのものです。 前回紹介したRead/WriteWebの記事「JavaScriptがウェブを遅くする--今できる緩和策を考える」でも,主に触れられているのは,ウィジェットに関するものでした。 ここで述べられていることは,JavaScriptを使ったブログパ
印刷する メールで送る テキストHTML電子書籍PDF ダウンロード テキスト電子書籍PDF クリップした記事をMyページから読むことができますYahoo!は12月4日(米国時間)、Yahoo! User Interface Library(YUI)の最新版「YUI 2.4.0」をリリースした。ブログ「Yahoo! User InterfaceBlog」で明らかにされたもの。 YUIはリッチインターネットアプリケーションを開発するためのJavaScriptライブラリ。今回のリリースでは、Selector Utilityを初めとして、チャートコントロール、Get Utility、プロファイラ、JSONユーティリティのアップデートが実施された。 また、本リリースの注目点としては、ボタン部品、埋め込み型のカレンダー部品が追加されたほか、Drag & Drop UtilityAPI
JavaScript-XPath とはJavaScript-XPath は、 DOM 3XPath を実装していないブラウザに対して、実用的な速度で動作する DOM 3XPath のエンジンを追加します。 一言で乱暴に言ってしまえば、どのブラウザでも document.evaluate って関数でXPath 使えるようになるよ!ってことです。 以下が公式サイトになります。 http://coderepos.org/share/wiki/JavaScript-XPath DOM 3XPath ってなんなの!? めっちゃ簡単(で、ちょっとだけ適当)なDOM 3XPath の説明をします><。JavaScript でよく使う document.getElementById や document.getElementsByTagName って関数ありますよね? DOM 3XPath
印刷する メールで送る テキストHTML電子書籍PDF ダウンロード テキスト電子書籍PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Prototypeプロジェクトは11月7日、JavaScriptフレームワーク「Prototype」の新バージョン「Prototype 1.6.0」をリリースした。 Prototypeは、Ajaxアプリケーションの開発を支援するJavaScriptフレームワーク。Prototypeを用いることで、非同期のリクエストやDOMに関わる典型的な操作を簡潔に記述することが可能となる。また、JavaScriptでのオブジェクト指向プログラミングや、関数型プログラミングを支援する機能も用意されている。 今回リリースされた新バージョンでは、JSONへの対応が強化されたほか、クラスを定義する際のAPIが変更され、より直感的かつ柔軟に記述できるようになっ
(2007.7.20 記事更新) 誰かがそろそろExtについて詳しい事を書いてくれるのではとか、甘い期待をしていたけど、ぜんぜん出てこないって事は人気がないって事なんでしょうか。 でもこれ、相当すごいものだと思うんです。 例えば、このページ(hello worldをクリック)だけをとっても良い動きをしてくれるのが確認できると思います。 なので今回はJavaスプリクト+Ajaxなオープンソース『Ext』をご紹介しておきます。 概要 非常に簡単なコードで、高度な動作を要求することが出来る。 それがJavaScriptフレームワーク『Ext』です。 フレームワークについてはウィキ等で見てもらえればわかると思いますが、私の絵心のない簡略図でよければ、以下のようなイメージがフレームワークですね。 基本的に商用は有料。 個人利用や、企業内でも、閉鎖されたネットワークでの使用はOKだそうです。 ライセン
The qooxdoo projectは5日(米国時間)、qooxdooの最新版となるqooxdoo 0.7を公開した。qooxdooはJavaScriptで開発されたAjaxフレームワーク。GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1およびEclipse Public License - v 1.0のデュアルライセンスのもとオープンソースソフトウェアとして公開されている。 0.7はqooxdooのメジャーリリースという位置づけ。以前のバージョンと互換性を確保しつつも、主要な部分の再実装や新しいコンセプトの導入などが行われている。多くの機能が追加された点も大きな特徴といえる。 0.7における主な変更点は次のとおり。 新しいクラス宣言シンタックスの導入 アドバンスドオブジェクト指向機能の導入Java風インタフェースの導入Ruby風ミックスイン
「第6回:決定的勝者のいないAjax」では、Ajax戦略を推し進めるライバル4社の関係が、従来のライバルの形とは大きく異なる点について解説した。さらにWebAPIの持つ特性についても紹介した。 最終回の今回は、ライブラリを使用する際の特性を紹介し、Ajaxがこれから目指していく先について考察する。 WebAPIの使い過ぎがよくないのと同様に、プログラムを構成するための部品を集めた「ライブラリ」も、使いすぎるとよくない結果を招く。 Webブラウザ上で動作するAjaxのプログラムがライブラリを使うということは、ページ本体の他に別のJavaScriptファイルを外部から読み込むことを意味する。より多くのライブラリ、より大きなライブラリを使うと、そのための転送量が増え、素早くページが稼働しないといった問題が生じる可能性がある。 しかし、Ajax固有の問題はそこにはない。実は、JavaScrip
PrototypeJavascript Framework Prototype is aJavaScript Framework thataims to ease development of dynamic web applications. After almost two months of testing through four release candidates, the final version of 1.5.1 is here. The core team and dozens of contributors have fixed 30 bugs and introduced a slew of features and performance optimizations since 1.5.0. Here’s a look at the highlights o
「Prototype.js 1.5.1」正式版が、1日リリースされた。Prototype.jsのWebサイトより無償でダウンロードすることができる。 Prototype.js 1.5.1正式版では、Selectorの動作スピードが向上し、CSS3を完全にサポートした。また、JSON形式のエンコードとデコードにも完全に対応。ほかにも、Element#get/setStyleメソッドにおけるブラウザ互換性とスピードのアップ、Form#requestメソッドの実装など、多くの機能追加・改善がなされている。 なお、APIドキュメントも更新されており、新しく追加されたAPIにはバージョンタグ「1.5.1」が付加されている。 Prototype: Prototype 1.5.1 released(リリースノート) Download Prototype(ダウンロードサイト) CHANG
via del.icio.us/popular S5 ReloadedHTMLとCSS、Javascriptだけでプレゼンテーションを作るS5というツールがあって、できるプレゼンテーションファイルも軽量だし、テキストエディタ派の自分としては好んで使っている。 S5にscript.aculo.usというエフェクト系のJavascriptライブラリを適用したのがpresentacularで、プレゼンテーションの各要素に視覚的な効果を簡単に追加できる。 presentacularについてはこのブログをはじめた2005年に紹介していた。HTMLのclassを追加するだけで動くプレゼンテーションが作れるところがいい。 今回あらたに、S5をベースに別の人が作ったS5 Reloadedは、最近登場したいろいろなJavascriptライブラリを組み込むなどして、S5を積極的に改造したHTMLプレゼンテー
皆さんは、「Ext」というJavaScriptフレームワークをご存知だろうか。Extは、4月1日にバージョン1.0がリリースされたばかりの新鋭のフレームワークである。 Extの前身は、「Yahoo!UI Library(YUI)」の拡張版として開発された「yui-ext」というライブラリである。しかし、yui-extでは、リッチなUIを実現できるものの、決してサイズが小さいとは言えないYUIを導入する必要がある。そこで、yui-extの作者であるJack Slocum氏は、YUI以外のライブラリとも併せて使えるようにyui-extを刷新。その成果物をExtという名前で(頭文字の「yui」を外して)リリースした。 Ext 1.0で対応している外部のフレームワークはPrototype.js(scriptaculousも併せて利用可)、jQuery、そしてYUIである。現在のところExt単体で
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