はじめに 2010 年 9 月 15 日を持ちまして、サイボウズ・ラボを退職いたしたました。 報告も兼ねて、久しぶりにブログを書いてみたいと思います。 (写真はゆうすけべーさんです) この会社に入って、たくさんの学びと思い出がありました。 その一つ一つをまとめていければ、素晴らしい記事になるのかもしれませんが、僕は文章が苦手です。 ですので、うまく退職のエントリを書き上げることができません。 言葉にできない。そんな感じです。 なので、このエントリはサイボウズ・ラボやサイボウズ本社の仲間たちへのありがとうの気持ちをこめて、自分らしく最後までJavaScript のことを書きたいと思います。 サイボウズでの最後の仕事 僕にとって、サイボウズでの最後の仕事は「JavaScript で新しいユーザーインタフェースを作ること」でした。 そして、その中で始めて複数人による大規模なJavaScrip
デブサミ2008・13日の最終セッションにはサイボウズの天野仁史氏が登壇。「amachang」というハンドルネームで知られる彼が思う「JavaScript言語」について語った。 天野氏はJavaScriptという言語について、「初心者向け言語」「オブジェクト指向言語」「プロトタイプベース言語」「関数指向言語」という特徴があると思うと述べ、初心者向け言語という点については「だからといって、上級者に向かないという意味ではないが」とした上で、 ほとんどのPCで実行環境が整っているためすぐに始められる点 無料のブログサービスなどを利用することで、作成してすぐに公開できる点 alertによるダイアログボックスの表示など、動作が見た目でわかりやすい点 Firebugをはじめとする開発環境が整っている点 などをあげた。 オブジェクト指向言語という点については、「オブジェクト指向の言語は多数あ
経緯 今まで色々なプレゼン資料を usrb.in ドメイン以下に置かせていただいていたのですが、そのマシンを別の用途に使うことになったらしいので、すべての資料を移動させることになりました。 対象の URL http://usrb.in/amachang/static 以下の URL は基本的にすべてですが、主な URL は以下のものです。 http://usrb.in/amachang/static/gaiax01/ http://usrb.in/amachang/static/cssstudy/200701/ http://usrb.in/amachang/static/cssstudy/200701/haihu.html http://usrb.in/amachang/static/shibuyaes/ http://usrb.in/amachang/static/devsum/ ht
12 月中にプレゼンテーションツール S6 を公開しようと考えていますが、ライセンスは MIT ライセンスにしようと考えています。 ということで、今まで作った以下のプレゼンにから読み込まれている s6.js ファイルのライセンスはすべて MIT ライセンスということにします。 http://amachang.art-code.org/pr/ http://amachang.art-code.org/shibuyajs24/ http://amachang.art-code.org/ejohn/ これから、たくさんの人が S6 に参加しやすいようにコードのリファクタリングや、テストの自動化などを行っていく予定です。 よろしくお願いします。
2007/09/15 に行われたイベント「出張 Shibuya.JS 24」での amachang の発表資料です。次世代ブラウザの新機能を一気にお見せします。10 年。 世界がJavaScript の真の実力を発見するのに要した時間である。 1995 年、Netscape 社の Brendan Eich により開発・設計されたJavaScript は、「世界で最も誤解されたプログラミング言語」などと呼ばれもした、 ともすれば不遇とすらいい得る歳月を経て、あたりのそこここに満ち充ちていた「Web の旧来的なインタラクションの窮屈さを革命したい」という思いによって、ふたたび表舞台に招来された。JavaScript は、Web の「あちら側」と「こちら側」とを取り結ぶ、もっとも古くてもっとも新しい、そして、もっとも重要な技術だ。次の 10 年を自らの手で創り出すために、我々は Shibu
地道な高速化 1 // style も new 時にプロパティにいれておく s6.Constructor = function(element) { this.element = element; this.style = element.style; }; 地道な高速化 2 // コールバックを受ける関数では this // や引数を受けるようにしとく s6.hoge = function() { var shift = Array.prototype.shift; // ↓ Opera ではバグるので回避しなきゃダメ var f = shift.apply(arguments); f.apply(shift.apply(arguments), arguments); }; DOM の空きプロパティ // DOM の要素の空きプロパティの // アクセス速度は普通のハッシュとほとんど変
小飼弾のアルファギークに逢いたい♥ #6IT戦士 天野 仁史/こんにちはこんにちは! Hamachiya2(後編) Webアプリ開発でもっとも重要なこと 天野 仁史さん、Hamachiya2さん(はまちちゃん)との対談の後編です。 編集部注)本対談は2007年3月に行われたものです。 撮影:武田康宏 優れたエンジニアって 弾:毎度おなじみの質問です。優れたエンジニアとして重要なのはどんなことでしょうか。タグは綴じようとか(笑)。 天:俺は自分1人でどこまで作れるかっていうことだと思います。上から下まで自分でどのくらい作れるか。そういう意味では、自分はまだまだかなぁと思うんですけど。 は:そういう人がそばにいたら、何でもお願いしたくなっちゃうかも。アイディアが湧いたら「こんなの作って」とかって。この人に言ったら、上から下まで全部できちゃうみたいな。 弾:いやでも何でもやら
これまでの説明では、小さな例ばかりを紹介してきました。しかし、それだけではPrototype.jsをすぐ使うというのは、難しいかもしれません。 というわけで、今までの復習の意味も込めて最後に実用的な大きな例をひとつ紹介します(リスト26)。 リスト26:要素をドラッグ可能にするクラス <html> <head> <script type="text/javascript" src="prototype.js"></script> <script type="text/javascript"> // <![CDATA[ // Draggable クラス var Draggable = Class.create(); Draggable.prototype = { // コンストラクタ initialize: function(elem, opts) { // 要素の設定 this.elem
Prototype.jsには、HTML要素(以下、単に要素)を取得するための2つの関数があります。それは、$関数と$$関数です。ここでは、この2つの関数を中心に話を進めていきます。 $関数は、idから要素を取得する関数です。一般的にJavaScriptで要素を取得するには、document.getElementByIdを使います。このメソッドは非常によく使われるわりに名前が長いため、コードが繁雑になってしまう傾向があります。そこで、Prototype.jsでは$関数を使います。$関数によってコードは、非常にシンプルになります。 例えば、ある要素の内容を書き換えるだけのコードならば、リスト19のように書くことができます。 リスト19:$関数でDOMの要素を書き換える <div id="target"></div> <script type="text/javascript"> var ele
筆者がPrototype.jsに初めて出会ったのは、2005年9月ごろだったと思います。この頃、オブジェクト指向JavaScriptはまだまだ黎明期で、オブジェクト指向の書き方もさまざまな我流が存在していたことを覚えています。 もちろん、筆者も我流のオブジェクト指向で書いていました。しかし、すべてのエンジニアが我流の書き方をしていては、JavaScriptのオブジェクト指向は普及しません。 そんな時にさまざまなブログで取り上げられ始めたのがPrototype.jsでした。Prototype.jsにはクラスを定義するという機能があり、すべてのエンジニアが同じ方法でクラスを定義できるのです。それは、大きなインパクトでした。しかし、その当時Prototype.jsにはまとまったドキュメントが無く、目利きのJavaScripterたちはこぞってソースを読んでいました。 そして、そのことが図らずとも
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