新世代ウェブ標準に対する関心の急激な高まりに急いで対応しようとしているAdobe Systemsは米国時間10月3日、ウェブデザインソフトウェア「Adobe Edge」に重要な新機能を追加する。それは、インタラクティビティだ。 同機能を備えたEdgeの3度目のパブリックプレビュー版は、3日に「Adobe Labs」でリリースされる予定だ。3日から開発者およびデザイナー向けの同社カンファレンス「Adobe MAX」が始まるが、今回のパブリックプレビュー版はそれにタイミングを合わせてリリースされる。 Edgeプロジェクトを率いるAdobeのフェローであるMark Anders氏は、「インタラクティビティは現時点で最も要望の多い機能だ」と述べた。同機能を追加することで、Edgeはページが読み込まれるにしたがってページを整えていくという基本機能を持つツールから、ユーザーの操作に応じてページを変化さ
同様のパターンは、インターネット上でも見られる。その典型的な例は、一連の「Flash」技術だろう。 インターネット上で閲覧可能なコンテンツを作成する主流技術はFlashではなく、当然HTMLがその座にいる。しかし、HTMLだけでは表現力が不十分なため、色やレイアウトを指定する「CSS」、プログラミングを行うための「JavaScript(ECMAScript)」、拡大してもジャギーのないベクターグラフィックを実現する「SVG」などの技術も生まれている。 これらを組み合わせれば、音や動き、対話性などを持つかなりリッチなコンテンツを作成できるだろう。しかし、関係する各種企業や団体の足並みは揃わず、このような技術が本当の意味で主流となったとはいい難い。たとえばマイクロソフトは自社のWebブラウザにSVGを実装していないし、オープンソース陣営はFirefoxがリリースされるまでは、強力かつ安定したW
5月11日に発表された、米Adobe Systemsの Ajax向けフレームワーク「Spry framework for Ajax」が早くもバージョンアップ、PreRelease1から1.1となった。現在、同社の技術者向けサイト「Adobe Labs」で公開されている。バージョン番号からすると、マイナーバージョンアップと思いきや、バグフィックスや若干の変更ではなく、かなりの機能強化をしてのバージョンアップとなっている。以下、主な変更点を中心に紹介する。 PreRelease1.1ではバグフィックスはもちろんだが、特にXML処理関連部分で、いくつかの機能が加わっている。まずは、新しい拡張属性の追加だ。次の4種類が追加されている。 ds_CurrentRowNumber ds_CurrentRowID ds_SortOrder ds_SortColumn ds_CurrentRowNumbe
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