FREDDYの利用方法 「第2回:JSONPとFREDDY(http://www.thinkit.co.jp/article/116/2/)」で、FREDDYのデータフォーマットについて説明した。今回は、実際にJavaScriptからFREDDYデータを読み込む手法、およびその裏でFREDDYのライブラリが行っている、WebサーバーとWebブラウザ間の通信手法を解説する。 FREDDYのプロトタイプ実装やマニュアルはFREDDYのWebサイト(http://freddy.yokoyama.ac/)で公開している。ここにあるxml2freddy.php(http://freddy.yokoyama.ac/index.php/Docs/xml2freddy.php/Usage)というツールを使えば、任意のXML文書をFREDDYフォーマットへ変換し、またそのデータをFREDDYで読み込むWeb
JSONPによるクロスドメイン通信 今回から、静岡大学情報学部で筆者らの研究室が取り組んでいる「FREDDY」という手法の説明に入る。その前に、まずは「第1回:JSONとFREDDY、変貌するWeb技術(http://www.thinkit.co.jp/article/116/1/)」で触れることのできなかったJSONPについて、少し説明しておこうと思う。 「第1回:JSONとFREDDY、変貌するWeb技術(http://www.thinkit.co.jp/article/116/1/)」の最後でJSONデータをAjaxにより読み込む手法を説明した。しかしながらAjaxにはクロスドメイン制約があり、HTMLファイルを取得したサーバーとしか通信することができない。 これは「不便」ではあるが「セキュリティー」上の理由で、Webブラウザはそういう実装になっている。ところがDynamic Scr
Web 2.0が引き起こしたパラダイムシフト 読者の皆さんはWebと親和性の高いデータフォーマットと聞いて、何を思い浮かべるだろうか。もしこの問いを数年前に発したのなら、おそらくほとんどの人がXMLと答えただろう。今年で誕生から10年を迎えたXMLは、データ交換のための最も重要なフォーマットとして、利用機会が高くさまざまな分野で用いられている。しかしながら、今日では、Webと親和性の高いデータフォーマットは「JSON」と答える人も多いのではないだろうか。 Web 2.0というキーワードとともに、ここ数年でWebを取り巻く環境は劇的に変化した。もちろんWeb 2.0という用語自体は単なるバズワードであり、意味のない宣伝用語として使われることも多く、筆者自身あまり好きな言葉ではない。Tim O'Reilly氏のWeb 2.0の定義(http://www.oreillynet.com/pub/a
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く