動作原理を説明する前に、クラシックWebアプリケーション(本連載では旧来のWebアプリケーションを示す)とAjaxアプリケーションの構造上の違いを説明する。この両者の違いは以下に示すようにAjaxエンジンの有無にある(図1)。 このAjaxエンジンはAjaxアプリケーションのコアであり、JavaScriptで記述される。Ajaxエンジンは、任意のタイミングでWebサーバからダウンロードされた後、ブラウザ内で動作する。 Ajaxエンジンをうまく開発すれば、次項より説明する待機時間を減らすことなどができるため、ユーザビリティを飛躍的に向上することができるということだ。 ただし、Ajaxエンジンは1つではない。特定のアプリケーションに特化したAjaxエンジンもあれば、汎用的なAjaxエンジンもある。またAjaxエンジンにもいくつかの実装方法があり、各々の特性がある。これについては後の回で解説する
インタラクティブなウェブサイトが人気を博していることを受け、ソフトウェア企業間の競争が促進されている。各社とも現在、独自の開発ツールキットを市場に投入し始めている。 Sun Microsystemsもこうした企業の1社である。同社は米国時間1月24日にAJAXスタイルの開発の高速化を約束するウェブアプリケーション開発ツール「Java StudioCreator 2」を発表した。IBMもこの競争に仲間入りしようとしており、来週にはAJAX用ツールの販売およびAJAX関連の開発者コミュニティを構築する計画を発表するとみられている。 AJAXという言葉は2005年2月、JavaScript、XMLなどのウェブ技術の組み合わせを表現するために作られた。ますます多くの開発者が、ウェブサイトに双方向性を加え、初代のブラウザの制限を排除するために、このようなグループ化されたツールを利用するようになって
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