足立氏:最初にバイドゥから打診を受けて、今年(2011年)の9月末頃から連絡を取り合うようになりました。当時はアメリカで働いていたので(編集部注:足立氏は当時サイバーエージェントアメリカに所属)基本的に電子メールやスカイプを使っていましたね。SimejiやAndroidについて企業と意見を交換する機会はこれまでにも沢山ありました。今回もいつもと同じように気軽な気持ちで話し合いを始めたのです。私が伝えたのは、私たちがどのような考えでSimejiを開発しているか、私自身がどんな経歴を持つエンジニアなのかということでした。バイドゥは私の話をじっくりと聞き、彼らがSimejiをどう評価しているかを丁寧に説明してくれました。そうするうちに「Simejiに対する私たちの考えを、バイドゥはちゃんと理解してくれているな」と感じるようになりました。 矢野氏:私がバイドゥのオフィスを訪問した時は、もっと強烈
バイドゥは12月13日、Android向け日本語入力システム「Simeji(シメジ)」に関する事業の権利を取得した。Simejiの開発者である足立昌彦氏とデザイナーの矢野りん氏はバイドゥに入社して、Simejiの企画や開発を続ける。 バイドゥはSimejiと約180万人が利用している日本語入力システム「Baidu IME」の製品企画や開発、事業計画、マーケティングを一元化し、ユーザーにとって利便性のあるサービスを提供していくと説明している。足立氏は「バイドゥという新しい大きな場所でSimejiは必ずさらなる大きな成長と成果を収めることができると信じている」とコメントしている。SimejiはAndroid Marketでダウンロード数が最も多いといわれるAndroid向け日本語入力システム。「マッシュルーム」というプラグインシステムや「Skin」というキーボードをデコレーションできる機能を
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