webpackは複数ファイルのJavaScriptファイルやCSS、画像ファイルをモジュールとして取り扱う為の人気のツールです。2018年7月時点の最新バージョンは4.16(いちろく、ではなくじゅうろく)です。 ▲webpackの公式サイトwebpackはJavaScriptのモジュールの取り扱いに特に便利で、機能ごとに分割したJavaScriptをimport()やrequire()を使って読み込めるようになります。ビルドツールGulpと組み合わせれば、大規模なプロジェクトでも見通しのよいタスクを定義可能です。webpack 4をGulpで使用するには一工夫が必要なので、本エントリーで紹介します。 なお、webpackについて詳しくは記事「最新版で学ぶwebpack 4.8入門 -JavaScriptのモジュールバンドラ - ICS MEDIA」を参照ください。 環境準備 Gul

相変わらず仕事ではデザインやりつつJavaScript書いている。 タスクランナーとしてGrunt.jsを使っていたけれども、使ううちに段々不満がでてきた。遅かったり、記述が冗長になりがちでつらかったので最近になってgulpに乗り換えた。gulpは良い。タスクは自動的に並列に実行され、かつストリームで処理されるので速いし、タスクの記述もストリームベースの書き方のおかげでGrunt.jsに比べるとだいぶ短くなる。 ただ、そこらにあるgulpをちょっと試しただけの日本語の記事やドキュメントをみてても実際のプロジェクトで使えるレベルまでの知識を得られず学習に一日かかった。 この記事では、gulpをまともに使えるようになるまでに必要な知識を書く。 導入とHelloWorld まずは導入。npmからgulpをインストールする。 $ npm installgulp -g $gulp -v [gu

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